北海道屈指の美しい大自然の姿を見ることのできる「支笏湖」。透明度の高い湖面を持ち恵庭岳や樽前山などの山々に囲まれた景観で晴れた日には様々なレジャー/アクティビティが楽しめます。湖畔の温泉宿も自然と調和した落ち着いた雰囲気でゆったりと過ごせます。
今日は「支笏湖」に遠出です。連日の暑さの中で娘/孫孝行で少し疲れたので湖畔でのんびり避暑がてらと出かけてまいりました。加えて前回【湖畔めぐり〜支笏湖~】として来た際にアイヌ民芸品店の方に言われた「湖の碧さが際立って美しく見えるのは朝夕の日が高くなる前」を鑑賞すべく温泉宿に一泊することにします。結果的には気温は札幌市内よりも格段に涼しく十分に避暑にはなったのですが曇りがちの天気で風もあり支笏湖ブルー鑑賞は少し残念でした。それでも自然の静かな環境でのんびりと過ごすことが出来ました。アクセスは地下鉄東西線「円山公園駅」から「新さっぽろ駅/JR新札幌駅」経由で快速エアポートを利用し「JR千歳駅」に到着。駅からは宿泊宿の送迎バスを利用させていただきました。
今日は「支笏湖」に遠出です。連日の暑さの中で娘/孫孝行で少し疲れたので湖畔でのんびり避暑がてらと出かけてまいりました。加えて前回【湖畔めぐり〜支笏湖~】として来た際にアイヌ民芸品店の方に言われた「湖の碧さが際立って美しく見えるのは朝夕の日が高くなる前」を鑑賞すべく温泉宿に一泊することにします。結果的には気温は札幌市内よりも格段に涼しく十分に避暑にはなったのですが曇りがちの天気で風もあり支笏湖ブルー鑑賞は少し残念でした。それでも自然の静かな環境でのんびりと過ごすことが出来ました。アクセスは地下鉄東西線「円山公園駅」から「新さっぽろ駅/JR新札幌駅」経由で快速エアポートを利用し「JR千歳駅」に到着。駅からは宿泊宿の送迎バスを利用させていただきました。
「JR千歳駅」から送迎バスで30分ほどで宿に到着。同乗は我が家の他は3組の1人客でした。宿でチェックイン手続きを済ませ早速に支笏湖畔へ向かいます。当日の天気予想は前日までの「曇り一時雨」→「曇り」に変わったのです湖畔から見た正面の恵庭岳も雲に覆われています。
先ずは「支笏湖観光船だ!」と意気込んできたのですが・・何と欠航!強風のためだそうです。翌日に一縷の望みを託します。
「観光船」のほかにもスワンボート等も全て使用中止でした。残念ですが安全第一ですから。
それではと湖畔を散歩することにします。先ずは「山線鉄橋」から「親水公園」方向へ向かいます。
支笏湖のシンボルと言われる「山線鉄橋」は支笏湖温泉の脇から流れ出す千歳川に架かる歩道橋で、支笏湖周辺の木材を製紙工場へと運ぶための軽便鉄道が引かれていた時の名残りだそうです。
趣ある橋は明治の北海道開発の遺産として平成19年(2007年)11月に経済産業省より製紙業の歩みを物語る近代化産業遺産群として認定を受けています。
あずまやのある「親水公園」へ到着。支笏湖の景色を眺めながら水遊びもできるのですが波もあり皆さん湖畔までです。
天候は時折陽も差すのですが雲がたちこめ湖の色もあまり青くは見えません。
こちら側を見ても同様です。
次に「親水公園」から坂を上って「野鳥の森」と「展望台」へ。
坂を上り切った高台に右「野鳥の森」、左「展望台」の表示があります。
「支笏湖展望台」に到着。
展望台からは晴れていると正面にくっきりと「恵庭岳」が見えるのですが残念な景色になっています。手すりには松浦武四郎がアイヌの人たちの案内で支笏湖畔で一夜を過ごすとエゾオオカミの鳴き声が聞こえたという逸話が記されていました。
次に「野鳥の森」へ。
自然散策路を歩いていくと野鳥観察舎がありました。
支笏湖周辺で見られる野鳥。シマエナガも見られるそうです。
「山線鉄橋」を渡って温泉街の方へ戻ります。
「山線鉄橋」近くの湖面ではアクティビティ実施中。
インストラクターに先導されたスタンドアップパドルボードでしょうか。
橋上から「千歳川」を見るとこちらにも何組かの人達がいました。
子供連れでカヌー体験でしょうか。楽しそうでした。
「山線鉄橋」を渡り湖畔から少し高台の「支笏湖神社」へ。その前の展望台から「支笏湖」を眺めたところ。湖面に少し青みが出ています。
「支笏湖神社」。山をつかさどる「山の神」と海上・航海安全をつかさどる「海の神」を祭る支笏湖地域の鎮守。隠れたパワースポットでもあるそうです。
「王子軽便鉄道ミュージアム 山線湖畔驛」へ。
「山線鉄橋」を走った「王子軽便鉄道」の歴史・模型・ジオラマなどが展示されています。
先ほど渡ってきた「山線鉄橋」に鉄道が走っていた時代の再現ジオラマです。線路の幅の解説を見ると現在の新幹線の軌道の半分ほどでした。
隣の「支笏湖ビジターセンター」へ。
壁に「苔の回廊」の写真が飾られた休憩スペース。
大きく開かれた窓からは支笏湖が眺められるようになっています。
ビジターセンターのテラスから眺める支笏湖。
センター内には支笏湖形成の歴史をジオラマやビデオを通じてわかりやすく伝える展示があります。
マスクをしたヒグマ剥製。
先ほどのカヌーツアーを実施していた「支笏ガイドハウスかのあ」。
本日も明日のプログラムも全て満席でした。人気です。
散歩を終わり宿に戻ってきました。「支笏湖 㐧一寶亭留 翠山亭」。夕食と温泉です(詳細は後日)。
翌日です。天候の回復を期待したのですが曇りがちです。
「支笏湖観光船」は桟橋にも来ていません。
本日も欠航でした。残念です。紅葉の季節にでもリベンジします。
スワンボート等も陸にあがったままでした。
「支笏湖ビジターセンター」/「王子軽便鉄道ミュージアム 山線湖畔驛」
千歳市支笏湖温泉番外地 TEL: 0123-25-2404
開館時間 9:00~17:30(4月~11月)/9:30~16:30(12月~3月)
休館 12月~3月は火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
「支笏湖観光船」
千歳市支笏湖温泉 支笏湖観光船レストハウス
電話番号:0123-25-2031
(水中遊覧船)通常料金
大人:1,650円/小学生:830円
運航時間 始発:8時40分~終発:17時10分
※30分毎の出航、時季により変更有
(2022.8.3訪問)