本日は「余市・小樽1泊2日旅」の2日目(最終回その5)です。小樽運河沿いの宿「ホテルソニア小樽」をチェックアウトして小樽運河はじめ市街を散策しJR小樽駅の隣にある築約50年の駅前第一ビル1階に入る「鮨たくつ」でランチです。カウンター6席の小さなお店でご主人独自の仕事を施した美味しい鮨をいただき今回小旅行の有終の美を飾ることができました。
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「ホテルソニア小樽」をチェックアウトした後は「小樽運河」の散策です。中央橋たもとから発着するクルーズ船は内外の観光客で満席です。
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クルーズ船と同じく浅草橋でUターンして中央橋方向へ。
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明治27年(1894年)に完成した「旧小樽倉庫」を活用した歴史的観光施設だった「旧運河プラザ」。10月11日(金)の「ルタオ運河プラザ店」グランドオープンに向けた改装工事が進んでいます。
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「ルタオ」の看板を背にする「消防犬ぶん公」像。
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「ルタオ運河プラザ店」ではスイーツの販売とともに夜22時まで営業するルタオ初のバーをオープン。アルコール飲料とともに限定パルフェなども提供するそうです。
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「手宮線跡地」。明治13年(1880年)に北海道で初めて開通した鉄道「官営幌内鉄道」の一部で昭和50年(1985年)に廃線となったものの使っていた線路や踏切、遮断機を残して約1.6kmの散策路として生まれ変わったもの。人気の写真撮影スポットです。
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さて小樽市街の散策も終わりJR小樽駅隣に建つ築約50年の「駅前第一ビル」にやってきました。目当てはビル1階に入る「鮨たくつ」です。
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同店は『読売新聞』の飲食店紹介コーナー「彩食主義」(2024年4月11日)に掲載された店で是非一度!とBMしていました。小樽に一泊する丁度良い機会だと1週間ほど前に前夜の予約をお願いしたのですが満席とのこと。カウンター6席の小さな人気店なので仕方ありません。聞くと翌日のランチは空きがあるとのことでやってきました。
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ご主人の山崎さんは札幌の寿司店で18年修業を重ね「違う世界を見たい」とオーストラリアへ。ここでも13年寿司を握りながら異なる文化を謳歌し帰国後はニセコの有名フランス料理店でも働いた経験をお持ちだそうです(「彩食主義」より)。ご主人独自の仕事を施した美味しい鮨はそんなご経験からでしょう。
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この店の魅力の一つはは昼夜ともにお好みメニューがあり、3貫、5貫、8貫、12貫の「おまかせ寿司盛り合わせ」も選べる点。しかも嬉しいお手頃価格です!夜には1品料理もあり予約でコース料理にも対応するそうです。
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またワインや日本酒も揃っています。本日は体調もあり遠慮してしまったのですが後客が頼んだグランスワインにとても魅力的な「突き出し」が出てきたので少し後悔しました。
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さて本日の注文は「おまかせ寿司盛り合わせ」の「8貫」と「炙り3貫」。
まずは「ソイ」。同店では多くの握り鮨にご主人独自の仕事が施され提供されます。ソイには煮切りにライムと塩。
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「平目(ヒラメ)昆布締め」。シャリとの間に大葉が挟まれています。
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サロマ湖の「帆立(ホタテ)」。
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小樽の「鰊(ニシン)」は小口切りを重ね生姜と小葱おろしで。
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道東の「本鱒(マス)」。ニラと粒マスタード。
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コリコリの食感の「つぶ貝」。
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「鯵(アジ)」は生姜とネギオイル。
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「真烏賊(イカ)」は無農薬レモンと塩。あれ?注文は「8貫」なのに9貫目が来たよ?でも美味しいから良いか・・と食べていると・・。
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10貫目の「鰯(イワシ)」は生姜に赤タマネギ。ご主人も気付いたようで『多かったようでね。以上で8貫終了です!』とのこと。
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「炙り3貫」の準備に入るご主人。多かった分はお支払いしますよと言ったのですが・・。笑顔です。
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「炙り3貫」は「根室の秋刀魚(サンマ)」「サロマ湖の帆立(ホタテ)」、そして「本鮪(マグロ)中トロ」です。
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「本鮪(マグロ)中トロ」の炙りには大根おろしと小葱。以上も含めいずれも大変美味しくいただきました。
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ネタ箱に入った「キンキ」や「八角」も炙りにしたら旨いだろうな!と気になったのですが今回は遠慮し次回の楽しみとしました。ご馳走様でした。
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食後は「駅前第一ビル」内の「小樽新倉屋駅前店」で『ゴールデンカムイ』にも登場した名物「花園だんご」を土産に購入しJR小樽駅前のバスターミナルから高速バスで円山へ帰りました。以上で今回の「余市・小樽1泊2日旅」は終了です。ありがとうございました。
「鮨たくつ」
小樽市稲穂2の22の8 駅前第一ビル1階
電話:0134・61・6707
営業時間:午前11時30分~午後3時、午後5時30分~同8時45分
定休日:月・火定休
(2024.10.10)