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札幌・円山生活日記

カフェ「ガトーショコラと。 」

北海道の自然素材を生かしたチーズリゾットとカレーと、ガトーショコラを味わう円山の路地裏にある隠れ家カフェ「ガトーショコラと」。“できる限り余分なものは使用せず、安全安心な北海道の自然素材を生かし、まっすぐな思いを隠し味に、ひとつひとつ丁寧につくります”がモットーです。木の温もりを感じる店内には絵本が並べられ非日常的な穏やかな時間を過ごせます。

本日は満を持しての「ガトーショコラと。」訪問です。地下鉄東西線「円山公園駅」から南の住宅街に入ったところにある「森彦」の斜め前の路地を入った奥に建つ「もみの木SO」という建物の1階で隣は「円麦」です。自宅近くですので当然ながら以前より存在は知っていて窓外から店内の様子を伺ったことも何度かあり「いずれ機会を見て」と思っていました。そんな折、先週末からの雪で足元が悪いのに加え午前中には時折吹雪くような降雪なので近場でランチをと考え、丁度よい機会なので初訪問することにしました。結果は大変良い店でした。

 
南円山の住宅街の小径。奥が「森彦」です。道端に置かれたブロックに「CAFE→ガトーショコラと。」の表示が出ています。
表示方向の路地を入るとこんな感じ。奥の突き当りにあるのが「円麦」。
「円麦」の店頭右側に「もみの木SO」の入り口があります。

えんじ色の扉を開けて入ると左側に「ガトーショコラと。 」の入り口があります。ここから靴を脱いであがります。2階には北欧の生活雑貨やファブリックで人気の「presse」等が入っています。

店内。壁と家具はもみの木製、床は素焼きタイル貼りとナチュラル感あふれる雰囲気です。
店奥から入り口方向を見たところ。大きな木のテーブルはイベントなどにも使わこともあるそうです。とても素敵な空間です。

壁にずらりと並んだ絵本。昔に子供用に購入した人気タイトルもあり懐かしい気分にもなりました。待ち時間に読むのも楽しいです。

店内の一角には店の紹介記事を掲載した雑誌も並べられていました。


メニューの表紙。

リゾットとカレーのメニュー。組み合わせが多彩で選択に悩みます。
スイーツとドリンク等のメニュー。アルコール類もあります。

先ずは看板メニューの一つ「こくみチーズリゾット卵黄」税込み1,400円。

“輸入飼料・遺伝子組み換え飼料・薬品を一切与えず空知の豊かな自然で育てた平飼い卵の卵黄、安心安全な北海道の豚肉を塩漬けにし乾燥・熟成させたオリジナルパンナチェッタとななつぼし、十勝のナチュラルチーズ、フルーティな香りが特徴であるイタリアのエキストラバージンオリーブオイル、北海道の原料で製造した良質のバターと牛乳を使用し、しっかりとしたコクのある味わいに仕上げたチーズリゾットです。注文ごとに削るイタリアチーズの王様パルミジャーノ・レッジャーノとブラックペッパーの新鮮で芳醇なアロマに包まれます。”・・というメニューの書かれた解説文の通りでした。

テーブルに運ばれた時から香高く「これは美味いぞ!」と思わせる存在感です。特にゴロゴロを入ったオリジナルパンナチェッタの食べ応えとブラックペッパーのパンチが効いた看板メニューに相応しい1品です。実は店の存在を知ってから訪問に時間がかかったのは「チーズリゾットで1,400円?!」と若干抵抗があったのですが素材の拘りと深い味わいを体験すると納得感で一杯です。なお、提供される器も拘りで“北海道の陶芸家が丹精こめて仕上げた器に飾ることなく素のまま盛り付けます”とのこと。

「うまみチキンカレースパイシー」卵黄トッピングで同1,100円。

“安全安心な北海道産鶏肉とななつぼし、函館のがごめ昆布、サロマのかぼちゃ、北海道の原料で製造した味噌と醤油とバター、たまねぎ、トマト、10数種類のオリジナルスパイスを使用しバランスよく仕上げたチキンカレーです。自然素材のうまみととろみを積み重ねました。”という通りです。

特に、素材のがごめ昆布、味噌、醤油からくる「和」のテイストが気に入りました。とろみのあるルーカレー風でもあり日本人なら誰もが好きになる納得の味わいでしょう。チキンの食べ応えも十分でした。

「紫キャベツのラぺ」同150円。

“安全安心の北海道の紫キャベツ、北海道産原料で製造した米油、国産リンゴ果汁で製造したアップルビネガー、栄養価の高いにがり塩、フランスの上質のマスタードを使用し、風味豊かに色鮮やかに仕上げたマリネサラダです。”しゃっきりとした爽やかな味わいで良い付け合わせになりました。

「ふかみガトーショコラ・生クリームカカオ」同950円と「オーガニックレモンサイダー」同750円。
「ふかみガトーショコラ・生クリームカカオ」は“チョコレート本来の深い苦みと香りが特徴であるフランスの世界最高クラスのクーベルチュールチョコレート、輸入飼料・遺伝子組み換え飼料・薬品を一切与えず空知の豊かな自然で育てた平飼い卵、北海道の原料で製造した上質のバター、天然のミネラルやオリゴ糖が豊富に含まれる琥珀色のてんさい糖を使用し、限りなく深く焼き上げた野生味あふれるガトーショコラです。深淵なるチョコレートの世界に引き込まれます。生クリームカカオは、注文ごとに泡立てる北海道の濃厚な生クリームをこんもり盛り、フランスの上質なカカオパウダーをたっぷり振りかけています。”だそうです。
まるでチョコレートそのものを食べてるような濃厚な食感と深い香りで、さすがは店名になっているだけのことはあると同品にも大いに納得しました。
生クリームカカオ無しだとこんな感じ。ガトーショコラがストレート勝負でガンガンと攻めてくる迫力味です。生クリームカカオで味わいを分散し多彩に楽しんだ方が良い感じでした。


「インドモンスーンコーヒー/カフェオレ」同650円。“「ふかみガトーショコララ」に合わせて深い苦みと木の香りが特徴の力強いコーヒーを選びました”とか。クリームでまろやかになった丁度良い感じの飲みやすさでした。


なお「ふかみガトーショコラ」は1本でテイクアウトもできます。約10カット分で税込み5,000円。完全予約制/店頭受付限定/代金前払いでキャンセル不可だそうです。そうでしょう!


会計後2階の「presse」を訪問。妻が布製バッグ約3,000円を購入しました。品の良いアイテムが揃っていました。

「マルヤマクラス」へ至る通りに出たところ。雪山が一段と高くなりました。幹線道路でもないので除雪が仲々進みません。まあ仕方ないでしょう。

満を持しての「ガトーショコラと。 」訪問は大正解でした。訪問前は価格設定に若干の抵抗があったのですが今や納得です。北海道の自然素材をはじめとして食材にとことん拘るとこの価格なのでしょう。それで安心安全で味わい深い料理を楽しめるなら了解します。店のロケーションや店内の雰囲気も含め十分に堪能させていたきだきました。ご馳走様でした。

「ガトーショコラと。 」
住所 | 札幌市中央区南3条西26丁目2-23 もみの木SO 1F 
電話番号 | 090-2817-2001 
営業時間 | 11:00-18:00 LO. 19:00 CLOSE.
□当面の間は、上記の営業時間です。
定休日 | 火曜日  他不定休 
オープン日 | 2020年1月11日
ホームページ | https://gateauchocolatto.jimdosite.com 
(2022.2.23訪問)

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