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札幌・円山生活日記

2025年正月の「森彦(café MORIHICO.)」

本日は順不同ですが正月の「森彦(café MORIHICO.)」創業店です。同店は大晦日を含め年末3日間は休みでしたが新年は正月1日から営業です。そこで2025年『初』カフェは『やはり森彦だろう!』ということで「北海道神宮」への初詣に早めに行って開店の9時前を目指して出かけてきました。店の場所は地下鉄東西線「円山公園駅」から徒歩5分ほど、住宅地の中の細い路地裏です(地図)。 

円山の露地裏に佇む「森彦(café MORIHICO.)」。タクシーで乗り付ける外国人観光客も少なくないinternationalに人気のカフェです。『珈琲好きの聖地』とも呼ばれているとか。

「森彦」と書かれた入口の暖簾は春、夏、秋、冬でそれぞれ4色に染めわけたものが用意されているそうです。
木彫りの看板。「茶房森彦」という字はグループCEOの市川草介氏が自分でしたため栗の1枚板にノミで掘ったものだそうです。 

『木造民家珈琲の店』は築80年ほどの小さな2階建て古民家。

店内に入ると右手に薪ストーブが置かれ冬季は赤い炎が燃えています。
2階への急な階段。古い民家は皆このような階段だったそうです。
2階ではゼンマイ式の古時計がカチリコチリと時を刻んでいます。
2階中央の吹き抜けに面して2人掛け丸テーブル1卓、窓に面した2人掛けテーブル1卓、奥に4人掛けテーブル1卓と2人掛けテーブル1卓の合計4卓しかありません。
2階の吹き抜けから見た1階の厨房付近。「森彦」を代表する景色です。注文を受けて淹れる珈琲の香りが二階まで立ち昇ってきます。
1階席。入り口左奥には古い傷ついたテーブルを使った4人掛けテーブル席。
中央にはおばあちゃんの家にあったという足踏みミシン。市川CEOのコレクションだそうです。他の森彦系列店にも同氏のアンティーク・コレクションが多く配置され必見です。
そして1階の壁に面した足踏みミシンの脚部を使ったカウンター席。「森彦」の席数は以上のみ。店頭での待ち客が途切れない訳です。
カウンター上にも市川CEOのコレクションと珈琲本。
年始メニューです。「円麦」が休みなのでトースト等はありません。
期間限定の「二〇二五新春ブレンド」の入った新春福袋も販売していました。

傷ついた古木のカウンターテーブルに並ぶ本日の注文品。

妻の好物の冬季限定の「玄米餅の白いしるこ」と「デカフェ」。
「タルとフランボワーズショコラ」と中深煎りの「二〇二五新春ブレンド」。とっても美味しくいただきました。森彦で飲むコーヒーはとても旨く感じるのは地元贔屓のせいだけではないと思います?ご馳走さまでした。

カウンター脇では「水出し珈琲< Dutch Coffee >」がポトリポトリと抽出されていました。『とっても不思議なアイスコーヒー。抽出に10時間かけて純良成分のみを取りだします。苦みが少なく、ちょっとお酒が入っている?と思わせる特別な口当たり』だそうです。次回のお楽しみとします。

「森彦(café MORIHICO.)」
札幌市中央区南2条西26丁目2–18 011–622–8880
営業時間 9:00-20:00(L.O.19:00)
定休日 : なし *年末休あり
https://www.morihico.com/
(2024.1.5)

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