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札幌・円山生活日記

チカホで1年間の出来事を写真で振り返ります。~「第40回北海道報道写真展」@札幌駅前通地下歩行空間(チカホ)「憩いの空間」~

1年間の出来事を写真で振り返る「第40回北海道報道写真展」。北海道内外の新聞社、通信社など21社が加盟する北海道写真協会が主催する写真展が12月16日(土)~12月20日(水)の会期で札幌駅前通地下歩行空間(チカホ)「憩いの空間」で開催中です。昨年11月から今年10月までに新聞に掲載されたニュース写真等計70点が展示され北海道で起きたこの1年の出来事を振り返ることができます。

今日は札幌駅前通地下歩行空間(チカホ)の「憩いの空間」で開催されている「第40回北海道報道写真展」の鑑賞です。12月16日(土)から20日(水)までの会期の初日にやってきました。この1年間に北海道で起きた災害、事件、自然現象、スポーツなどを中心に北海道写真記者協会に所属する写真記者(カメラマン)の皆さんによる労作・カ作を鑑賞させていただきました。写真展のようすを取材する写真記者の皆さんも何組か取材に来ていました。
会場の「札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)」。
会場では多くの人が足を止めて熱心に写真作品に見入っています。
「第40回北海道報道写真展」ごあいさつ。
北海道写真記者協会は、新聞/通信社などの21社(道内18社、道外3社)に所属する写真記者(カメラマン)73名で構成されています。
写真記者たちは「時代の目撃者」として、さまざまなニュース現場などで膨大な写真を撮影してきました。今回も2022年11月から2023年10月までの1年間、北海道で起きた災害や事件、社会現象、スポーツなどを中心に70点を厳選して展示しました。紙面に掲載された写真のほか、今年からはインターネット上のテジタルメディアに掲載された作品12点も含まれています。
この展示を通して1年間の出来事を振り返り、ニュースの背景が浮かび上がる報道写真の意義、シャッターボタンが押されて瞬間を切り取った写真の魅力を感じていただければ幸いです。   北海道写真記者協会

写真展では応募された写真381点から選ばれた入賞7点と入選63点の合計70点が展示されています。

【協会賞】

最高賞の「協会賞」に選ばれた「失われた5人の命」。北海道新聞社函館報道部写真映像課・中本翔記者が2023年6月18日に渡島管内八雲町の国道で5人が死亡したバスとトラックの正面衝突事故を撮影したもの。

【一般部門賞】

北海道新聞社写真映像部・富田茂樹記者と伊丹恒記者の「多!雪虫」。10月23日の「大通公園」と「藻岩山」。

【スポーツ部門賞】

北海道新聞社写真映像部・村本典之記者の「大海 炎の投球」。5月9日の熊本市での試合で滑り止めを多用する伊藤投手の投げた白球の軌跡。

【企画部門賞】

北海道新聞社写真映像部・知床と生きる取材班の「知床と生きる」。

【優秀賞(一般)】

「魚はどこ?」(朝日新聞社・角野貴之)=2023年9月19日、羅臼町。

【優秀賞(スポーツ)】

「やりきったぜ!!」(共同通信社・大森裕太)=2023年8月23日札幌厚別競技場。

【入選作品】
「いい湯だな」(北海道新聞社=2022年12月1日、函館市)。以下入選作品63点の中から勝手な好みで紹介させていただきます。
「優勝者の歓喜」(北海道新聞社=2022年11月20日、札幌市)。
「エメラルドアイスバブル」(北海道新聞社=2022年12月6日、足寄町)。
「極寒 虹色の滝」(読売新聞社=2023年1月28日、上川町)。
「ボールパーク 2年9カ月の軌跡」(北海道新聞社=北広島市)。

「小樽雪あかり復活」(北海道新聞社=2023年2月11日、小樽市)。

「犬ぞり駆ける」(北海道新聞社=2月25日、稚内市)。
「エゾモモンガより愛を込めて」(毎日新聞社=2月28日、オホーツク管内)。
「侍JAPAN好救援」(北海道新聞社、3月16日、東京ドーム)。

「ついに開幕、新球場」(共同通信社=3月30日、北広島市)。

「巨大クルーズ船来港」(北海道新聞社=5月9日、函館市)。
「ふわふわ衣装の舞 きつねダンス1周年」(毎日新聞社=5月23日、エスコンフィールド北海道)。
「ケロリンアザラシ」(毎日新聞社=6月15日、市立室蘭水族館)。
「快晴の日に傘並ぶ」(十勝毎日新聞社=6月1日、幕別町)。
「珍客乱入」(北海道新聞社=7月16日、旭川市)。
「暑かったですね、夏」(朝日新聞社=8月23日、札幌市)。
「世界中で猛暑」(読売新聞社=8月1日、札幌市)。

「エスタ 再開発へ別れ」(北海道新聞社=8月31日、札幌市)。
「赤ちゃんゾウ誕生」(共同通信社=9月15日、円山動物園)。

「天皇皇后両陛下、北海道へ」(北海道新聞社=9月17日、厚岸町)。

「ナキウサギせっせと冬支度」(共同通信社=10月12日、鹿追町)。


以上で鑑賞終了。今年1年を振り返って印象的だったのは猛暑の夏とそれに伴う雪虫の大発生でしょうか。報道写真は「大通公園」と「藻岩山」でしたが「円山公園」と自宅周辺も大変なものがあり外出時にはビニール傘使用でした。猛暑の年の冬は貯まった水蒸気で大雪になると聞きますが交通に支障がないことを祈ります。また明るい話題は何と言っても「円山動物園」の赤ちゃんゾウの誕生でしょう。元気に育っているようで近いうちに近況を見にいきたいと思います。大変見応えのある写真展でした。ありがとうございます。

「第40回北海道報道写真展」
日時:2023年12月16日(土)~2023年12月20日(水)
時間:10:00~20:00  ※最終日は19:00
場所:札幌駅前通地下歩行空間(チカホ)「憩いの空間」
主催:北海道写真記者協会
お問い合わせ先:協会事務局 電話011-210-5644
(北海道新聞社写真映像部内) 
後援:日本新聞協会 北海道映放記者協会
協力:北海道 札幌市 東川町 音更町 (株)ニコンイメージングジャパン
 キヤノンマーケティングジャッパン(株) 五稜郭タワー(株)
(2023.12.17)

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