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札幌・円山生活日記

コーヒーを通してちょっと感動する自家焙煎珈琲店!~「RITARU COFFEE(りたる珈琲)」~

北円山の自家焙煎コーヒー店「RITARU COFFEE(りたる珈琲)」。「RITA(利他の心)」と「TARU(足るを知る)」をかけ合わせた造語「RITARU」を店名に“お客様の日常のなかに、コーヒーを通してちょっとした感動を提供する”をコンセプトとします。北円山の住宅街に佇む地元の常連客に愛される名店です。

本日は北円山の拘りの自家焙煎珈琲店「RITARU COFFEE(りたる珈琲)」です。“お客様の日常のなかに、コーヒーを通してちょっとした感動を提供したいという思いで、世界中から厳選した豆を、熟練の技術で丁寧に丁寧に時間を重ねて焙煎し、提供する自家焙煎珈琲店です”がコンセプトの店。今回が初めての利用ですが“こんな良い店に何故今まで来なかったんだ!”というのが感想でちょっと“感動”しました。店の場所は地下鉄東西線「西28丁目駅」が最寄駅で「北5条・手稲通」 から「円山茶寮 (まるやまさりょう)」の角を曲がって南へ少し歩いたところで駅から徒歩5分弱、「円山公園駅」からは北へ向かい徒歩7~8分ほどでしょうか。地下には和フレンチの人気店「Restaurant MiYa-Vie」が、隣のビル1階には「十割そば ひまわりの種」が入ります(地図)。

「RITARU COFFEE(りたる珈琲)」の外観。1階はテイクアウトコーヒー及びコーヒー豆の販売、2階がカフェスペースです。 
「RITARU COFFEE」のエントランス。
駐車場奥の案内版。
“利他の心でもてなす至福の時間をすべての人へ。
りたる珈琲は、お客様の日常のなかに、
コーヒーを通してちょっとした感動を提供したいという思いで、
世界中から厳選した豆を、熟練の技術で丁寧に丁寧に
時間を重ねて焙煎し、提供する自家焙煎珈琲店です。”
とのコンセプトの下、 2010年(平成22年)3月開店。以来、地元の北円山の名店として人気を博しているそうです。近くの「宮の森スポーツ倶楽部 宮の森校」のテニス仲間のお勧めです。ちなみに店名の「RITARU」は、「RITA(利他の心)」と「TARU(足るを知る)」をかけ合わせた造語だそうです。
営業は8時30分から20時。11時30分まではドリンクオーダーでハーフトーストとゆで卵がサービスです。

店内に入ると1階はテイクアウトコーヒー及びコーヒー豆の販売カウンターがあり、その奥では世界中から厳選したという珈琲豆が焙煎されています。 
焙煎機。

カフェスペースは2階です。階段を上がると各種雑誌が綺麗に並べられています。地元の常連客に愛されるという昔ながらのサービスですが品の良さが現れています。

2階は広めのスペースで総席数は40席ほどあるそうです。中央のカウンター席とテーブル席(奥)。
カウンター上に飾られる水出しコーヒー器。
窓際の4人用テーブル席(手前)とカウンター席(奥)。
飾られている生花は北三条西22丁目の「Jaz flower shop」によるもの。こんな空間造りにも拘りが感じられます。
テーブル席からは北円山の住宅街が見えます。
1人でも落ち着いて時間を過ごせそうなカウンター席。
ディスプレイ。


メニューを拝見すると看板の“年輪”に込められて想いが書かれています。
「ドリンク」と「モーニング」のメニュー。
「スィーツ」に「フード」メニュー。
そして平日数量限定の「おかめやコッペパンセット」。
滞在時間の制限は2時間。長居したくなる気持ちが判りました。

注文品。店の構造から1階で先に注文と清算を済ませるのかと思いましたが入店するとお冷が運ばれ“ご注文がお決まりの頃にお伺いします”とオーダー取りに1階から来てくれます。こんな所も気持ちが良いです。

11時30分までのサービスの「ハーフトーストとゆで卵」。オーダー取りの際に“この時間はサービスですがお持ちして宜しいですか?”と奥ゆかしく聞かれました。もちろん"お願いします!”です。「おかめや」のパン使用のバタートーストはしっかり美味しいです。このセットがサービスされるのは得した気分です。
ゆで卵は北海道栗山町の「酒井農場」の卵。茹でたてでまだ温かいゆで卵は岩塩でいただきます。ちなみに店内使用の牛乳は余市郡赤井川村の「山中牧場」牛乳と食材も道産に拘っているそうです。

本日のキッシュは「ポテトとコーンのキッシュ」。税込み330円です。
名物のミルクレープ「リタルロール」。ドリンクとセットで1,040円。
"年輪をイメージしたリタルロールは珈琲と合わさることでさらに引き立つ。珈琲は時に名脇役になる”という自慢の1品。宮の森にあるミルクレープの専門店「Atelier Cielion(アトリエシエリオン)」製だそうです。 
店のロゴマークである年輪を模した印象深い「リタルロール」。ココア生地のクレープと甘さ控えめクリームが織りなすしっとりとした良い味わいです。上の小さな一片は‟ロールが少し小さめだったのでお付けしました”とのこと。常連でも無いので判りはしないと思うのです“利他の心でのもてなし”がスタッフに浸透しているものとちょっと感動しました。

コーヒーは「ストロング」。深煎りが好きなんですが・・と聞くと‟「リタルブレンド」→「ダークロースト」→「ストロング」と深くなり深煎りが好きな人は「ストロング」しか頼まないほどです!”とか。そんな濃厚深み味の珈琲でした。
カップも拘りで“毎日服を着替えるように、カップも着替える。それは目に見えないお客様との対話でもある”とか。本日はフィンランドの陶器ブランド「
アラビア(Arabia)」でした。以上で2階でのカフェは終了。

1階で会計後にコーヒー豆を物色します。自宅のコーヒー豆が無くなりつつあるので「ストロング」か「燻製珈琲」かで悩んでいたとところ“「燻製珈琲」は手間もかかったお勧めですがお値段がそれなりなので宜しければドリップパックで試しを!”と勧められました。「燻製珈琲」は「リタルブレンド」を北海道の広葉樹(タモ、エンジュ)で燻製したものだそうです。試させていただきます。ありがとうございます。
最後に焙煎現場を見ながら店を後にしました。“お客様の日常のなかに、コーヒーを通してちょっとした感動を提供したい”という想いが店の隅々から、そしてスタッフの皆さんから感じられた大変良い店でした。円山エリアの貴重でうれしい店です。ご馳走さまでした。

店前の通りから南方向を眺めます。奥が「藻岩山」。住宅街に佇む名店でした。

「RITARU COFFEE(りたる珈琲)」
札幌市中央区北3条西26-3-8
電話番号:011-676-8190
営業時間:8:30~20:30
定休日:無休、不定休
 https://www.facebook.com/RITARUCOFFEE/
https://twitter.com/ritaru326
https://www.instagram.com/ritarucoffee
(2023.1.29) 

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