約25.4haという広大な敷地を持ち6,400種類ほどの花や植物が育てられている「百合が原公園」。園内には世界中から集められた約100種のユリを観賞できる「世界の百合広場」や札幌の姉妹都市である4都市の造園家が協力した「世界の庭園」などが広がる札幌市を代表するフラワーパークです。今は「緑のセンター」温室で【市民ラン展~市民参加のランの展示会~】が開催されています。
今日は「百合が原公園」です。同公園の「緑のセンター」では1月24日(火)から29日(日)の予定で「市民ラン展~市民参加のランの展示~」が開催されています。東京「皇居東御苑」では屋外で寒桜や梅などが咲いていたのですが札幌の屋外は白一色の景色です。そんな中で温室内ではありますが新年初めての展示会ですので色とりどりの花々の鑑賞に出かけてきました。アクセスは本日も地下鉄東豊線「栄町駅」から中央バスです。
温室のある「百合が原緑のセンター」。
【市民ラン展~市民参加のランの展示会~】は温室に入って右奥です。
今回の展示会では「札幌オーキッド・ユウ・アーク」の会員のみなさんの作品を中心に「恵庭オーキッド倶楽部」のみなさん、一般公募による市民の方が育てた洋ラン等、100種類以上120鉢もの作品が展示されているそうです。
表彰作品の展示コーナー。
表彰作品の一覧です。
「グランプリ/会長賞」の本間幹夫さんの作品《パフィオペディラム ジャイアント ストーン ビック×ハンギアナム ジャイアント ベイ》。おめでとうございます。
花が手の平ほどの大きさもあるこちらの《パフィオペディラム》は仲々お目にかかれないのでは?と驚くほどのものだそうです。
「準グランプリ」の《レリオカトレア トエンティ ファーストセンチュリー ニュージェネレーション》。
パフィオの部「部門賞」《パフィオ エレクサー》。
《パフィオ エレクサー》。
カトレアの部「部門賞」《リンコレリアカトレア パネラフィニー》。
「エレビア賞」《セディレア ジャポニカ(和名ナゴラン)》。
《セディレア ジャポニカ(和名ナゴラン)》。
ミニランの部「部門賞」《ポチナラ アビリティーレッド‘サンセットメモリー’》。
その他の洋ランの部「部門賞」《デイネマ ポリブルボン》。
極小型の洋ランの花がたくさん咲いています。
これほど大きくボール状に仕上げるにはかなりの技術を要するとのこと。大いに関心させられた美しい作品でした。
大温室です。開花を始めたツバキの種類が随分と増えてきたそうです。
《参平椿》。
《昭和侘助》。
《姫侘助》。
《ビタールツバキ》。
《太郎冠者》。ツバキはこれからさらに咲き進み250種類ものツバキを楽しめる展示会「ツバキ展~古典園芸、道内最大級のコレクション~」が2月21日(火)から開催予定だそうです。
大温室に地植えされているミモザは公園のシンボルの一つ。少し蕾が黄色くなり始めています。例年であれば2月中旬から3月上旬にかけて見頃をむかえるミモザは今年は少し見頃が早まりそうな気配だそうです。これも楽しみです。
手前の鉢物のミモザは見頃です。
《ギンヨウアカシア『ミモザ』》。
温室奥では《コウテイダリア》が開花していました。
《コウテイダリア》。以上で温室の鑑賞終了です。
温室周辺の園路は除雪されているところは散歩道として利用されていました。それ以外の場所では歩くスキーのコースとして愛好家に開放されています。
最後に「百合が原公園」のシンボルのサイロを眺めて帰路に着きました。彩色の世界を楽しませていただきました。ありがとうございます。1月31日(火)からは一足早い春の訪れを告げる「福寿草と雪割草展~春を告げる雪国の妖精たち~」が開催されます。会期中には是非来ることにします。
【市民ラン展~市民参加のランの展示会~】
開催期間:2023年1月24日火曜日から1月29日日曜日まで
開催時間:8時45分から17時15分※最終日は15時までとなります。
開催会場:百合が原緑のセンター小温室
観覧料:高校生以上130円※中学生以下、65歳以上、障がいのある方は証明書等提示で無料
休館日:毎週月曜(月曜祝日の場合は翌平日)
※本展示会期間中は、休館日なし
【百合が原公園】
札幌市北区百合が原公園210番地
「百合が原緑のセンター」
[営業時間]8:45~17:15
[Tel]011-772-3511
[休館日]月曜(月曜が祝日の場合は 次の平日)
札幌市北区百合が原公園210番地
「百合が原緑のセンター」
[営業時間]8:45~17:15
[Tel]011-772-3511
[休館日]月曜(月曜が祝日の場合は 次の平日)
(2023.1.27)