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札幌・円山生活日記

市制100周年記念水道記念館秋まつり2022~札幌市水道記念館~

藻岩山の麓で水と遊び水を学べるミュージアム「札幌市水道記念館」。館内には、参加・体験型のアトラクションが多くあり、人と水との関わりや自然環境保護の大切さについて楽しみながら学ぶことが出来ます。また施設は伏見の高台に位置するため屋外広場からは札幌の街並みを望める絶好のビューポイントともなっています。10月1日(土曜日)、2日(日曜日)の両日は3年ぶりに「市制100周年記念水道記念館秋まつり2022」が開催され多くの人出で賑わいました。

今日は「札幌市水道記念館」で「市制100周年記念水道記念館秋まつり2022」です。同館は「藻岩山」の麓(中央区伏見4丁目)に所在し我が家から自転車でアクセス可能な位置関係にあるのですが機会が無く未訪問でした。今般、同館を会場に3年ぶりとなる「市制100周年記念水道記念館秋まつり2022」が開催されることを知り丁度良い機会と秋晴れの中出かけてきました。アクセスは公共交通機関利用の場合、地下鉄東西線「円山公園駅」バスターミナルからJR北海道バス「循環円10/11番」に10分ほど乗りバス停「伏見町高台」で下車し徒歩ですが「秋まつり2022」期間中は同ターミナルより20分間隔でシャトルバスが運行されていました(地図)。


「札幌市水道記念館」は札幌市中央区に水道水を供給する藻岩浄水場にあります。

【噴水広場】
「水道記念館」前の配水池上面を活用した広場が噴水広場として開放されています。

周囲には水道管などのモニュメントが展示されています。写真は「サルベージアート」。ろ過池洗浄用に使用されていたものを展示用に組み合わせたとか。 
「水道記念館」の人気は水遊びだそうで本日も子供連れ客が多く噴水広場を楽しんでいました。
昭和10年(1935年)製造の仕切り弁。
口径約3mの大きな水道管。札幌市水道局で使用されている最大の水道管と同じ口径だそうです。

【カナール広場】
「噴水広場」から敷地内の車道を挟んで反対側の「カナール広場」。
背景は旭山記念公園から藻岩山へ連なる山。

【グラニットボール】
「水道記念館」建物の1階外部の「グラニットボール」。約1トンの石の玉が水圧によって浮き子供の手でも触れると回転します。水の力を実感できる設備です。
「グラニットボール」のデッキから見た札幌市街。
JRタワーやプリンスホテルなどの中心部が近くに見えます。

同じく「水道記念館」建物の1階外部の古い水道管等の展示。

昭和9年(1934年)製造の横型仕切弁等。昭和57年(1982年)まで浄水施設で使用されていたそうです。
昭和11年(1936年)製造のウシオバルブ。

駐車場脇のオブジェ。いろいろな太さの水道管を輪切りにしたものでしょうか。 

【室内設備】
「札幌市水道記念館」の建物は平成21年(2009年)3月札幌市「札幌景観資産」指定 。
館内に入ったところ。B1階になります。

札幌市水道局公式キャラクター「ウォッピー」がお出迎えです。 「ウォッピー」のお腹部分から水道水を汲む事ができます。

両サイドを水が流れるB1から1階に上るエスカレーター。
1階の「ウォッピー」のフォトスポット。

【アクアミュージアム】
アクアミュージアムは「豊かな水の恵みを訪ねる旅」をテーマとした展示スペースです 。
最初は水道水ができる工程を体験できる「水工場」。ガラス張りの床下には地中に埋められている水道管がどの様になっているのか目視できます。
世界の水事情紹介やアニメを上映するミニ映画館などの「アクアタウン」。
水と親しみ遊びながら水の不思議や素晴らしさを感じてもらう「サイエンスパーク」。登ってくぐって楽しめるアスレチックジムや大きな水鉄砲が大人気。 

特に長い列が出来ていたのがシャボン玉の中に入れる「ヘキシャボン」。

【水道記念室】
同じくB1階の「水道記念室」には札幌の水道事業の歩みを後世に伝えるため水道局が所蔵する水道にまつわる実物の資料や収蔵品を展示しています。
明治初期に使用されていた木で作られた木樋(もくひ)水道と展示物。
1930年代後半から60年代ころまでメーター検針、水道料金の集金、施設の修理等に使用されていた自転車。スコップ等の必要資材が積み込まれています。
1960年頃~1970年中ごろまで水道料金の集金に利用されていたオートバイ。


「市制100周年記念水道記念館秋まつり2022」のチラシ。
“このイベントは、クイズやゲームなどを通じ、楽しみながら水道について学んでいただき、水道事業を身近に感じていただくことを目的としています。
3年ぶりの開催となる今回は、デジタルウォーターアトラクションやクイズラリー、水道のお仕事体験コーナーやミニゲームランドなど盛りだくさん”

ゲームの参加申し込みテントには多くの親子連れが並んでいました。

水道管を使ったゲーム。
山に囲まれた爽やかな環境の下で多くの人がゲームを楽しんでいました。

ステージプログラム。
札幌学園大学チームによるYOSAKOI。


緑の妖精やまちゃんによるマジックショー。

館内1階の「デジタルウォーターアトラクション」。
館内2階で開催されていた「きき水チャレンジ」。札幌に来て水道水が美味しいことに驚きました。

館内2階から見た広場の様子。奥に札幌市の中心部を一望できます。
テレビ塔などの札幌市中心部を一望できる見晴らしの良い高台にある「札幌市水道記念館」でした。「市制100周年記念水道記念館秋まつり2022」等のイベントが無くとも無料で公開しています。水道の仕組みや大切さを学べる見応えのある施設でした。


帰路に「藻岩山麓通」から見た「円山」。

「札幌市水道記念館」
札幌市 中央区伏見4丁目 011-561-8928
開館期間 4月第2土曜日~11月15日
休館日 月曜日(月曜が祝日の場合は翌日)
開館時間 9時30分~16時30分
(2022.10.2訪問)

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