札幌・円山生活日記

さくらんぼ狩り〜八紘学園果樹園〜

#福住

#八紘学園

#北海道農業専門学校

観光

2021-07-03 07:06:19

「学校法人八紘学園（はっこうがくえん）北海道農業専門学校」は札幌市豊平区月寒の市街地に隣接する63haの敷地を持つ2年制・全寮制の農業専門学校。農業の未来を担うリーダーを育てる1930年設立の歴史のある学校です。キャンパス内の「果樹園」では「さくらんぼ狩り」など季節の果物の収穫体験が楽しめます。園内で採れた農産物等の「野菜直売所」や搾りたて牛乳を使った「ツキサップソフトクリーム」も人気です。

本日は先般「八紘学園農産物直売所」を訪問した際に案内を見て帰宅後すぐに予約した「さくらんぼ狩り」の当日です。午前の部は9時～11時なので一般的には通勤ラッシュにかかる時間に地下鉄東西線「円山公園駅」から出発です。コロナ対策のテレワーク推奨もあるのかそれ程混み合わない中で「大通駅」で東豊線に乗り換え「福住駅」で下車し「果樹園」まで歩きました。今日は気温低めで良かったのですが日差しが強い日には（特に小さな子供には）徒歩は少し辛いかも知れません。

「八紘学園」の「構内案内図」。「農産物直売所」から見て「果樹園」は最奥部です。

まずは「農産物直売所」に平行して伸びるポプラと白樺の並木へ。

日陰と木の香りでポプラと白樺の並木は気持ちが良いです。

まずは「北野通り」に到達。

「北野通り」を超え更にポプラ並木を「じんぎすかんクラブ」方向へ向かいます。

途中「牛舎」が見えます。こちらで搾乳された生乳が「ツキサップソフトクリーム」になるのでしょうか。

更に白樺並木を歩いていくと・・。

一般公開中止の「花菖蒲園」と「東屋」。

公開中止理由は「園内整備および株養成作業等のため」だったのですが確かに土壌整備中の様子で花菖蒲が少し残っているだけでした。

「菖蒲橋」を渡りしばらく歩くと花苗の実習所があり生徒が作業中でした。

「ツキサップじんぎすかんクラブ」。北海道ジンギスカンのルーツは「八紘学園」の創立者である栗林元二郎氏が満州から「ジンギスカン」を北海道に持ち帰り、1953年に「ツキサップじんぎすかんクラブ」の前身となる「成吉思汗クラブ」を設立したことがきっかけだとか（店舗情報）。

漸く「果樹園」の入口へ到着。「福住駅」から20分ほどは歩いたでしょうか。

「さくらんぼ狩り」等の受付。料金を払い持ち帰り用のプラスチックトレーと食べたさくらんぼの種を入れるゴミ袋を受け取ります。

料金は60分食べ放題で大人1人税込み1,000円。持ち帰り分は別途計量し100グラム当り200円。

「さくらんぼ園」に案内していただきます。リンゴ畑を抜けて行きます。

程無く「さくらんぼ園」に到着。まだ果実が成らないものも含め約20種のさくらんぼが植えられているそうです。

「さくらんぼ園」の一角では学園の生徒が摘み取り作業中でした。

受付の方から「先生」と呼ばれていた方からオリエンテーションです。「園内のさくらんぼは大体が食べごろです、品種は木の表示で確認できます、気に入った品種は持ち帰り用トレーに入れて後程計量します、時間は大体1時間くらいです、脚立は自由に使ってください・・等々」。本日の参加者は幼稚園児グループと女性2人組と我が家。

こんなのが木に掲示されています。

さてそれでは「さくらんぼ狩り」開始です。

お馴染みの「佐藤錦」。甘みと酸味のバランスが良い人気品種。

「紅さやか」。色が濃く甘味が強めなのが特徴。

「紅秀峰」。甘味がすっきりした味わい。

「南陽」。実が大きくしっかりした肉質。『さくらんぼの王様』。

他にも「水門」や「グレート南陽」など複数の品種があったのですが特に気に入ったのがこちらの木のさくらんぼ。

濃い赤色で皮も果肉も軟らかく甘い！品種標識がなく「先生」に聞くと「最初は“佐藤錦”だと思っていたのですが“少し違うぞ”ということで現在確認中です。 “謎の品種”です」だそうです。この品種を中心に1年分くらいのさくらんぼを食べました! 受付に戻り持ち帰り用のさくらんぼを計量いただき料金を支払いました。