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札幌・円山生活日記

厳選素材の身体に優しい味噌ラーメン専門店~「狼スープ (オオカミスープ)」~

札幌でも珍しい味噌ラーメン専門店「狼スープ(オオカミスープ)」 。「中島公園」近くの行列人気店です。札幌ラーメン界の一大系流“純すみ系”のルーツ「すみれ」で修行した店主が北海道産を中心とする厳選素材に拘って作る究極の味噌ラーメンがいただけます。“疲れた体や例えば風邪を引いた時に欲するようなラーメン”を目指しているそうです。

本日はほのかな秋の気配と貸しボートと花手水と。~中島公園周辺~】訪問の際の「狼スープ(オオカミスープ)」でのラーメンランチです。「中島公園」近くの店で公園に来るたびにランチ候補に考えていました。ただ店のブログやグルメサイトの口コミなどを見ていると行列必至で特に“週末、繁忙期のお昼は通常30分〜1時間待ち”だとか。待つのがあまり得意ではなく特に夏や冬の盛りは行列待ちはつらいだろうと躊躇していました。本日は気温も穏やかで“この時期に行かずしていつ行くのだ!”と気合を入れて11時の開店時刻を目指してやってきました。店の場所は地下鉄南北線「中島公園駅」から徒歩5分ぐらい、「札幌パークホテル」東側の道を渡って「ホテルライフォート札幌」横の細い道を入っていったところの「北海道柔道連盟」の隣です(地図)。

味噌らーめん専門店「狼スープ(オオカミスープ)」の店頭。11時少し前に到着。店のシャッターは半開きですが店内には既に2組ほどの客が入っており店前には6人ほどの待ち客がいます。これなら長い待ち時間にはならないものと最後尾に並びます。

狼マークの看板。店のウェブサイトで味の傾向が紹介されています。
“狼スープというワイルドな店名から強い味の主張をイメージされるかもしれません。創業21年、屋号に込めた力強いスープのイメージは変わませんが、現在は安易に化学調味料や既製品に頼りません。
味噌ラーメンを突き詰めた結果、疲れた体や例えば風邪を引いた時に欲するようなラーメンを目指しています。ワイルドなイメージの狼から一転、自然本来の神秘的な味の狼へと想いが変わりました”
だそうです。
11時15分頃にシャッターがフルオープンになり前の待ち客6人が店内に案内され行列の先頭になりました。案内看板のすぐ前です。
メニューです。らーめんは「味噌らーめん」と「味噌卵らーめん」の2種類。「味噌」専門店ですので「醤油」や「塩」はありません。ほどなく開店早々に入店したと思われる客が退店し11時20分ころに店内に案内されました。

店内に入ったところ(写真は退店時のもの)。奥が厨房でその前にカウンター席が5席ほど。

その左側に2人用テーブル席×3と4人用×1がありました。

店内のメニュー表示を確認。「味噌卵らーめん(税込み1,050円)」、「味噌チャーシューらーめん」に「ライス(同150円)」を注文。「味噌チャーシューらーめん」は「味噌らーめん(同900円)」に「チャーシューのトッピング(同300円)」です。注文と同時に会計します。時間の節約になり良いシステムだと思います。
らーめんを待つ間も「暫くの間、会話は控えめにお願いします」です。

周囲を観察。天井を中心に有名人のサイン色紙で一杯です。判読できたのは「藤井フミヤ」さんぐらいでした。スピーカーからは1960年~80年代ぐらいの昭和の歌謡曲・フォークソングが流れていました。
こちらの天井もサイン色紙で埋められていました。

注文後10分ほどで登場。「味噌チャーシューらーめん」に「ライス」のセット。
「味噌チャーシューらーめん」は丼からはみ出たチャーシューが迫力です。
チャーシューは“北海道産の生バラ肉使用”と出ているのですが追加の「チャーシュー」はバラ肉のすが「味噌らーめん」デフォルトのチャーシューはもも肉のようです。バラ肉チャーシューは醤油ダレの煮豚が厚めにカットされています。ほろほろ崩れるような柔らかさで豚肉と脂の旨味を感じる美味しいチャーシューです。


「味噌卵らーめん」。こちらのチャーシューはバラ肉です。卵以外の具材は同じでねぎ、キャベツ、もやし、玉ねぎに煎り胡麻がアクセントとしてトッピング。 

煮卵。“卵は全て深川 増田農場の平飼い自然卵を使用。薄いレモンイエローの黄身と円やかで甘みのある白身が特徴”との解説のとおり黄身がレモン色です。とろとろ煮卵でした。

スープは“純すみ系”の定番通りで表面をラードが覆います。“ニンニク、生姜、ジャガイモなどの根野菜とスパイスを効かせたスープは身体(内臓)の芯から熱くなります”という自慢のスープ。香ばしい味噌の風味に生姜を強く感じますがジャガイモがまろやかさを加え全体的に優しい味です。しかも生姜味が何とも身体にも良さそうです。確かに“ワイルドな狼”ではなく“神秘的な味の狼”です。

麺は“狼スープ専用麺。西山製麺と共同開発 コシの強い道産小麦をブレンドし、札幌らしいプリプリのちぢれ麺に仕上げております。当店独自の原料を使い生麺特有の強いアルコール臭やアンモニア臭があまりしません”ということでスープとともに一気にズルズルといただきした。完成された味わい深い味噌ラーメンでした。

「ライス」(ご飯茶碗の半ライス)には沢庵も2切れ付いてます。
もちろん“おじや”にしてスープを最後まで美味しくいただきました。満足です。


退店時(12時頃)には店前の行列が消えて店内待ち席の1組のみ。本日の昼は我が家が入店する頃が一番混んでいたようでした。

大変結構なラーメンランチでした。行列人気にも納得の素性正しき美味しい味噌らーめんです。「純連」や「すみれ」も含め札幌ラーメン店の多くが味噌以外も出す中で味噌らーめん一本勝負の「狼スープ」には正統派の自信と潔さを感じました。しかも北海道産を中心とする国産厳選素材で作る“身体が欲する/身体がよろこぶ”優しい一杯はリピーター量産でしょう。ご馳走さまでした。

「狼スープ (オオカミスープ)」
■住所  札幌市中央区南11条西1丁目5-1
■営業時間  
*営業時間、臨時休業等は店内掲示板と公式blogにて毎月発信しています。
お手数ですがご確認の上ご来店お待ちします。
*9月の営業時間  AM11:00~PM3:00/PM5:00~PM7:30
 ※スープが無くなり次第終了することがございます。
※TEL番号の記載について
お客様の料理や提供時間を優先させていただく為、電話番号の記載はしておりません。ご了承くださいませ。
■定休日 水曜 火曜不定休
(2022.9.3訪問)

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