歴史のある「狸小路商店街」の穴場的スポット「狸小路市場」の「蕎麦とお料理 ごん」。隠れ家的な空間で九州の食材はじめ上質なお料理と〆の蕎麦がいただけます。予約必須の大変な人気店です。
今日は古い友人と狸小路市場の「蕎麦とお料理 ごん」で飲み会です。この店は札幌転居前に北海道旅行の際に利用して以来です。その時はジンギスカンもラーメンも食べたので“海鮮物も含め和食系の料理を食べて蕎麦で〆る”という食事がしたくてネットで調べて出かけました。札幌転居後も一度行こうと夕刻電話を入れると「今日は予約で一杯です」と断られてしまったこともあり今回は早めに予約しました。その際も「長くなるとお席を譲っていただくこともあります」と言われたので余程の人気店なのでしょう。そもそも長居するつもりは無くどんどん食べてさっと蕎麦で〆るつもりで出かけました。
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「狸小路市場」の入口付近。「狸小路商店街」6丁目から「南3条通り」へ抜ける路地街です。いかにも穴場スポットの感じです。
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「狸小路市場」の店舗一覧。青果店があるのも“市場”ならではなのでしょう。
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市場の中は“昭和”な横丁風です。この雰囲気に気分は高まります。
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「蕎麦とお料理 ごん」の入口は市場の通路から奥まったところにあります。
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しかも暖簾をくぐった後に階段を2階に上ります。すごく隠れ家的な雰囲気です。
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階段途中には狸の置物がありました。「商売繁盛?」。
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階段を上ると趣ある店内が登場。カウンター席が12席と窓際の2~3人用テーブル席が3卓ほど。5時30分過ぎに店に着きましたので先客は1人のみ。カウンターの中程に案内されました。
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こちらは手描きのメニュー。他にグランドメニューの冊子があり、刺身、天ぷら、一品料理、珍味、鶏鍋、鴨鍋、馬刺しに蕎麦までと幅広く揃っています。どれも美味しそうで選択に困る内容。
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こちらは日本酒。別冊子には豊富な焼酎のラインアップがありました。
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それではどんどんと頼んでいきます。まずは「真たちポン酢」900円。
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珍しい「自家製からすみ」900円。ねっとりしたコク味です。
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「造り盛合せ」。上から時計回りに「あおりいか」、「こしながまぐろ」、「さわら焼霜」。造りは各1,000円~で単品だと4切のようなのでこれで1,500円くらいでしょうか。「こしながまぐろ」も「さわら焼霜」も北海道ではあまり見ない魚です。豪快な切り身で出てきます。
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「クエ」。高級魚なので1,500円くらいでしょうか。九州産だそうです。こちらも豪快に厚めで4切です。他のメニューも見て漸く気が付いたのですがご店主か誰かが九州の方なのでしょう。焼酎も含め九州グルメです。
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飲物は「生ビール」620円でスタートし次は山形「山川光男ふゆ2021」1合850円。
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「空豆」600円。もう「空豆」が出ているのかと注文したのですが聞くと九州産だとか。
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「原木椎茸」550円。
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メニューに見当たらなかったのですが隣の人が頼んでいたので同じく注文した白ワインのグラス。800円。南仏のシャルドネでした。
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こちらも九州の食材の「雲仙ハムカツ」900円。コクのある美味しいハムです。人気商品のようです。
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いよいよ佳境で石川「手取川にごり」750円。
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そして「比内地鶏もも焼き」1,200円。噛みしめる鶏肉の味わいです。
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「そろそろお蕎麦はいかがですか?」と勧められて蕎麦を注文しました。蕎麦が量られ蕎麦釜が準備万端です。なおこの頃から店は混み始め電話に「本日は予約で一杯です」と断る会話を何度も聞きました。出かける時は予約を忘れずにと思いました。
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蕎麦に併せて「ゆり根かき揚げ」800円。
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「もり蕎麦」750円。コシのある喉ごし良い〆蕎麦でした。
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会計を済ます頃には店は満席でした。なお前回来た際は2020年4月の改正健康増進法施行前で居酒屋系では当たり前だったので気にならなかったのですが店は全席喫煙可能店でした。ただ喫煙者は皆さん加熱式たばこ使用で長時間滞留しなければ強く臭いが気になる程ではありませんでした。ただタバコが苦手な人は気になるでしょう。
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「狸小路商店街」を歩いて地下鉄「大通駅」経由で帰路に着きました。
久しぶりの狸小路市場の「蕎麦とお料理 ごん」での飲み会を楽しませていただきました。狸小路商店街にあって穴場的な狸小路市場で更に隠れ家的な2階にある貴重な雰囲気です。九州産の食材をはじめとする料理も美味しく人気が出るのも納得の店でした。また何かの機会で友人を案内する際には是非使ってみたい店です。その際には間違いなく電話予約して参りたいと思います。ご馳走様でした。
狸小路市場「蕎麦とお料理 ごん」
札幌市中央区南3条西6 狸小路市場 011-232-3545
営業時間 17:00~翌2:00(L.O.翌1:00)
定休日 日曜
(2022.1.8訪問)