私のたまにトラブルなトラベル

そんな旅は愉快!爽快!我慢!忍耐!
トラブルが襲ってもめげずリュックを背負って世界を旅する大和撫子!

キューバの聖地・・・グランマ号上陸地へ・・・

2013-08-11 16:07:03 | キューバ
キューバのバヤモという町からタクシーで2時半!
1956年、革命戦士・・・フィデル・カストロ、ラウル・カストロ、チェ・ゲバラ等・・・が、
プレジャー・ボートGranma(グランマ)号に乗り、メキシコを出発し、
キューバで上陸した海岸に行った。

戦闘用の武器、食料を積み込み、82名の乗るとギューギューづめ、
6日間の航海は大変だったそうだ。



(レプリカ 本物はハバナの軍事博物館に展示)

上陸時の激しい戦闘で生き残ったのは18名!
山に逃げ込みゲリラ活動を続け、1559年に当時のバティスタ大統領は国外逃亡し、
革命は成功する。

是非とも、革命が成功する起点を見たくて、あいつとタクシー代6400円もはたいて、いったのである。

今は、公園も整備され、海岸までは歩きやすいように桟橋が続き、
ガイドの説明を受けながら1kmほど歩いて行った。
まわりはマングローブの樹林帯の沼地で、
爪が一つしかない赤いカニが無数にいた・・・ちょっと不気味。





激しい銃撃戦の中、重い銃器を担いで体が沈むこの沼地を1km行軍するのに6時間もかかり、
フィデル・カストロ、ラウル・カストロ、チェ・ゲバラや女性戦士等が、
強固な意志を抱いているとはいえ、空爆の下、その困難さは想像に絶する思いがした。



(藁葺の簡素な家があり、内部は質素)

小さな博物館には、当時の写真や、銃等が展示されていた。












あいつも私も、彼らたちの困難さや、革命の思い等を噛みしめていた。

・・・なのに・・・タクシーの運ちゃんのお陰で、すべてが搔き消されたのである。
40歳のマッチョな黒人の男性で、車の中でもタバコは吸うし、女の子を見かけるとクラクションはならすし、
食べながら運転するし、えんじ色の古い大きなアメ車なので、エンジンの調子が悪く、
何回も停まって車体の下を修理するし、挙句の意果ては、夜6時になったので夕飯を食べるという!
あいつがノー!私もノー!
するとカフェを飲もうと車から降りようとする!
二人が一斉にノー!ノ~!ノ~~~!
渋々、ダラダラと運転する。



(故障中)


60クック(6400円)やけど40クックでよいのと違う?
6400円も払うのバカらしいわ!
でも・・・あいつは決めたことやからといい、支払っていた。

「あんたはアホや!態度も悪いし、ムカムカするわ!」
「日本人をバカにせんといて!アホちゃうの?アホ、アホ、アホ!!!」


あいつにあんたも言い!!!
「バカたれが!!!」
それだけかいな???まぁ~ええわ!


最後に思い切り憂さ晴らししちゃっいました。






イエローストーンの温泉の色合いは極彩色。

2013-08-09 00:11:58 | USA&カナダ
マウント・ラッシュモアとイエローストーンを含む6日間のバスツアーにネット予約。

待ち合わせ場所(デンバー飛行場)にいくと、えぇ~????中国人ツアー???
ガイドの背中には『海鴎暇日』の文字が!英語だと、Seagull Holiday

中国語と英語のバイリンガルのガイドになると、あいつのパソコンにメールが来てたらしい。
言ってよ!!! いつもものだんまりやぁ!!!

アメリカのツアーなのに、中国人ばかりの中にはいるのには違和感を覚えた。
他には、タイ、韓国、スリランカ、イギリス、台湾、マレーシア人だったけれど、
ほとんどがアメリカに住んでいる人、留学生とその家族だった。

バスが出発・・・ガイド、ドライバーの紹介があり、日程の説明が終わると、
『皆さんも、自己紹介をして下さい』
えぇ??? 英語も拙いのに、中国語なんか「ニーハオ」しか言えないやん。
ヒヤヒヤドキドキしていたら・・・あいつが流暢な英語で私の事も紹介してくれた。
こんな時は、役に立つ男なんだ!と頼もしくなった(褒めすぎたかな)

West Thumbでバスを降りると、あちこちに温泉が湧いていた。

釣り人が釣った魚を誤って、温泉(熱湯)に落としたら、程よく茹で上がり食べると美味しかったことから、
この丸い穴の温泉が大人気!でも今は危ないので禁止になっていた。






温泉の色は極彩色・・・美しい・・・










坊主地獄もあった。




川から温泉が湧き、豪快に流れていた





トルコのパムッカレ?中国の黄龍?のような石灰岩でできた棚田風の温泉





世界の間欠泉の役3分の2がイエローストーンにある。

Old Faithful(忠実)が有名!忠実の名の通り、平均92分間隔で30~55mの高さに熱水を噴射する。
観光客は息を呑んで見守っている。





吹き上がると見ている人達が同時にうぉ~と叫び、声が四方に木霊する

他にも沢山の間欠泉があった。









熱水現象には4種類ある。
� 温泉 � 間欠泉 � 噴気孔 � マッドポット(坊主地獄)
それぞれ、地下のマグマの呼吸、マグマが怒り出すと、熱水現象だけじゃ済まず、
噴火、地震へとつながるかもしれない恐怖と表裏一体なのだ



1872年世界で最初に国立公園に指定され、
1978年に世界遺産登録、その面積は四国の半分にも当たり広大!

そんな間欠泉が一杯のイエローストン国立公園を満喫しました。













うぅぅぅぅ・・・ぃぃ痛い~ぃ~こむら返りがぁぁぁぁ

2013-08-08 07:33:28 | 南米
ガイアナは元イギリスの植民地。
その為に公用語は南米唯一の英語。
1996年にイギリスから独立した若い国です。

ガイアナはインド系の人口が51%も占めている。
ヒンズー教徒が多く、牛も、ノロノロと歩いていた。
まだまだ貧しい国だけど、元イギリス領だったせいか、



木造の美しい建物が建ち、道路脇にはデッカい木々が並んでいた。

♪この~木何の木、気になる気になる♪
ねむの木かな?



風にさわさわと揺れていた。アァ~気持ちがいい!

でも、川というよりドブが碁盤の目にあるので、
めちゃくちゃ臭い! ドブ臭ささが木々のそよぎで、少しマシになる。
昨夜の徹夜も忘れ、ひたすらテクテク歩いた。


ロンりープラネットお薦めのホテル、………Florentenes Hotel………
木造3階建ての2階と3階がホテルだった。
インド系の人の良さそうなおじさんが経営していた。



1泊1部屋が、3,000ガイアナドルとか・・・
聞いて、キョトンとしていたら、US$17と言ってくれた。
円に換算すると¥1,800位かな。



小さな部屋が一つ! ベッドと椅子があるだけ!



奥には洗面台、左はトイレ、右はシャワールーム、ただしトイレにはドア無し!
シャワーも、水!だけど、日中の暑さで水がお湯になっていた
ヤッパ!シャワーはお湯に限る!

深夜にこむら返りが、右足、左足と、交互に3回くらい襲った!
痛いんだけど、痛いと声に出ず!唸るばかり!
あいつは全く動じず、グウグウ寝ている(≧∇≦)
右足が治ると、ホッとする間も無く左足………又唸るぅぅぅ………
交互にこむら返りが起きるなんて、初めてやぁ。
やっと気がついたあいつ!!!
何唸ってるんや?
歯を食いしばり………こ、こ、こむら返り………
塩、塩、塩水を持って来て!
塩なんかないぞ!
あるぅぅぅ、私のベストのポケットにぃぃぃ!
はよ!早よ!はよ!うぅぅぅ痛い!…………
悪夢の深夜だった!

朝、あいつが『顔が歪み、まるで鬼婆の様で怖かったぞ!』と言う。
なぬ?あの痛みでは、鬼婆はまだましやわ!
今度は夜叉になって首締めたるわ!

そんな事言うとまたなるぞ!……………これが一番怖いぃぃぃ






あいつは肉離れで・・痛ててのスリランカ・・・

2013-08-06 11:29:33 | 東南アジア
2011年10月からスリランカ、モルジブ、インドの旅に出た。

関空で待っていると、あいつらしい男性が、足を引きずりながら歩いてきた。
えぇ???何で???
出発2日前にテニスの試合中に右足のふくらはぎに激痛!
救急病院に運ばれたらしい。
『肉離れ』と診断!
もちろん、テニスもダメ、山登りもダメで松葉杖で歩きなさいと言われたらしい。

以前足の小指の骨折でも旅した『あいつ』
今回も諦めず、9kのリュックを背負いながらヨタヨタと関空に来たのだ。

スリランカへは、タイ航空でバンコク経由。
バンコクで5時間ほどの待ち時間があった。
あいつはず~と寝ている。
ゲートが変更したので、起こそうとしても起きないし、
挙句の果て、煩いと文句を言う!
寝てたらいいやん!遅れても知らんわ!と私だけ変更されたゲートに移動。

飛行機に乗っても、あいつは来ない!
全員乗って、さぁ~出発時間になっても来ない!
腹が立つけど、その腹立ちが心配に変わって行く。
どうしよう・・・アテンダントさんに言わないと・・・ドンドン不安が高まる。
だいぶん経ったのでもうアカン!と思ったときに、
足を引きずりながら乗って来たのである。

顔を見た瞬間、ホッと!としてそのすぐ後に腹がたった。

「何してたん?起してあげたのに、怒るんやもん」

「目が覚めたら、誰もいなくてびっくりした、ゲートが変更されてたので、
 必死に歩いてきた。移動距離が長くて乗り遅れるかと心配した」

「私はもっと心配したわ」

「無言・・・・」


無事スリランカに着いたが・・・リュックがビチャビチャだった。
そういえばバンコクのスワンナプーム国際空港で待っているとき、
雷と稲光が発生し、雨がドンドン強くなり怖いほどだった。
そんな中、荷物をスリランカ行きに乗せるのに、
きっと雨の中に放置されていたんだ!!!

深夜に着いたスリランカのネゴロンボのホテルで、
ビチャビチャになったリュック、服や下着をアチコチに干した。
まさかリュックの中までビチャビチャになっていたとは!!!



あぁ~リュックカバーをいつもしなくっちゃと反省。

あいつは???
なんとグウグウ鼾をかいて爆睡していた。

豪快な男なのか?無神経な男なのか?
無神経に決まっているわ

泣きっ面に蜂の1日でした。






インドネシアに行ってないのか?ついでに東ティモールも行こうか?

2013-08-05 22:15:21 | 東南アジア
あいつから、そう言われて・・・
『アッ!!!行ってないわ!!!バリ島なんて、メチャクチャメジャーやん!
 デンパサールはリゾート地、それにウブドも有名な観光地やん!』
そんなインドネシアを旅して無かった。

そんなら行こうか?ついでに東ティモールにも行こうか?
そんなら行くわ!と2012年3月27日出発した。

インドネシアは入国ビザ30US$、出国時に40000rp(1400円)をふんだくる

ちょっとあくどいやん!
そんな規則だから仕方ないけどと・・・あいつとぼやく。

インドネシアは2人ッ子政策を推進!
リング、ピル等の避妊法を普及させ、コンドームはイマイチ人気が無いそうです。
つまり・・・男優先!男が推進させると、こんな状態になるんや!と腹立たしかった。


初めて乗るメルパチ航空。
東ティモールはインドネシア列島の東の端にある国。
首都はディリ。
2002年に国際法上ポルトガルから、
そして実質的にはインドネシアから独立した若い国である。

インドネシア占領下、殺戮、飢餓、拷問等で20万人が尊い命を失っている。
いまだ、町にはUNマークの国連の自動車が多く走っていた。

物品をほとんど輸入に頼っているので物価高!
米・トウモロコシ・コーヒー豆を主とする農業が占め、
商業や工業が遅れている。

キリスト教徒が99.1%を占め、町の大聖堂では、町中の人が、
正装で集まり、手に手に大きな葉っぱを編んだ物を持っていた。






大聖堂に入る為に長蛇の列、まだ政情不安な貧しい国なので、
信仰心が強くなり、祈る姿も真剣だった。



東ティモールは入国ビザ30US$、出国時10US$をふんだくる

インドネシアよりあくどいと思ったけれど・・・
発展途上国なので、大きな気持ちで、仕方ないかぁ~とあいつと微妙に納得した。


丘の上に立つキリスト像、
高さは27m(インドネシアで27番目の州にちなんで)
地球儀の上に立っていたが・・・悲しいかな日本列島が無かった。






夕陽が海に沈む光景は美しかった。





ここの魚屋さんは、面白い!
台にのせずに、釣って商いをしていた。





天秤棒に担ぎ、商売している人もいた。





あいつと治安はどうかな?ガイドブックもないし!色々と不安要素があったけれど、
長閑なゆっくりしたペースの暮らしがあり、二人とも満足な旅になった


トラブルは無かったの?と聞かれれば・・・有ったけど・・・
ここのコーヒーはコーヒーの粉が沈殿するまで待たないといけない。
トラブルもコーヒーの粉と一緒に沈殿しちゃいました(^_-)


『すき家』ってご存知ですか?
ここで東ティモールのコーヒーが飲めますよ。
沈殿するコーヒーじゃないのでご安心を!
お値段の割には美味しいで~す。
是非、一度試してください。
東ティモールに清き寄付を!!!