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「鏖魔」
鏖魔ディアブロス
Bloodbath Diablos
飛竜種
竜盤目 竜脚亜目 重殻竜下目 角竜上科 ブロス科
全長約2288.88〜2770.75cm
・狩猟地
砂漠、旧砂漠、溶岩島
・概要、特徴
砂漠に伝わる伝承の中に存在が語られる、何らかの要因によって異形の角を持つに至った角竜ディアブロスの特殊な個体。
本能的にハンターを敵とみなし襲いかかる苛烈な性格と、狂奔の末ことごとくを駆逐する様から、「鏖魔」の二つ名を冠するところとなった。
伝承ではあまりの暴虐さ故に、大国や組織により数多の歴戦の勇士や討伐部隊が送り込まれるも、その誰もを砂に還し、絶望を振り撒いたと語られ、その伝承に英雄は登場せず、故に幸せな結末などは語られていない。
通常の個体とは異なる特性と強大な戦闘力から二つ名を与えられ、ギルドから特別措置を取られるモンスターの中でも鏖魔はとりわけ危険性が高く、ギルドでは多くの二つ名持ちモンスターの狩猟に成功した最高クラスの実力を持つハンターにのみ、特例という形でクエストを提示している。
鏖魔の特徴として、頭部や翼、脚部や尻尾などが部分的に黒ずみ、濃紺色に染まっている点が挙げられる。
これは苛烈な争いを繰り返す中で戦闘によく使う部位が相手の体液や返り血を浴び続けた結果によるものであり、通常個体のものでさえ極めて頑強だった背甲は歴戦の勇士を討ち倒すうち、極限まで鍛え上げられている。
しかし、鏖魔ディアブロス最大の特徴は、角竜の象徴たる二本の角である。
通常ディアブロスの角は左右対称だが、鏖魔は左角が若干小さく、そしてその先端部が三叉に分かれた地獄の業火や悪魔の手を思わせる形状となっており、興奮時は血流によって赤い模様が浮かび上がる事から”悪魔の冠”として恐れられている。
これは、過去に何らかの理由で左角が折れ、その断面が歪に変形しながら再生していったためと推測されている。
また、右角も通常個体と比べ明らかに太く、加えて非常に硬質化しているが、これは折れた左角を補うために立ち回ってきた結果、強く発達したという説が有力である。
そして度重なる争いで両角の先端は削れて白くなっており、結果として高い貫通力を誇る極めて鋭利な凶器となっている。
尻尾も左側が歪な形状に発達し、左右非対称になっている他、脚も通常種以上に強靭に発達しており、ずば抜けた脚力を誇る。
・特殊個体化した経緯
特筆すべき性質として、ヒトに対して非常に強い敵意を示す様子が確認されており、ハンターが接近すると、それだけで尋常ならざる猛烈な怒気と共に襲い掛かってくる。
ディアブロスの角は素材としての価値が高い事で知られるが、鏖魔ディアブロスの左角が異様な形状と化したのはかつてハンターと交戦した際に角を折り取られたからであり、その復讐心とトラウマからハンターに強い憎しみを向けている、と推測されている。
片角を折られているという角竜にとってこれ以上ないハンデを背負ってなお立ち直る素質を持ち合わせ、数多の命の危機に遭いながら生き残ってきた鏖魔だからこそ強大に成長し、通常個体をはるかに凌ぐ、圧倒的な戦闘能力を獲得したものとされる。
・食性
通常個体同様、サボテンを食す。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1522893195910123521?s=19
・危険度、戦闘能力
角を用いた肉弾戦や地中からの奇襲を得意とする点は通常のディアブロスと同様だが、鏖魔の場合は各行動がより荒々しさと激しさを増しており、回り込んでくる相手に対しては尻尾を地面に叩きつけて複数の大岩を打ち上げるという、通常個体には見られない技を見せる。
角を用いる攻撃も、地面に角が突き刺さるほどの勢いで頭突きを繰り出すほか、砂中に潜行する際も空へ飛び上がってからドリルの如く回転して標的に突撃、そのまま砂中へ潜る等の姿も確認されている。
特に恐るべきは大音量の咆哮を放ち、立て続けに突進に移行する攻撃である。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1522895783158157312?s=19
ディアブロスの咆哮は近くで聞けば思わず耳を抑えて立ち竦んでしまうほどの音量があるが、これによって人間が動きを止めてしまう事を鏖魔は理解しており、咆哮と突進を連携させた恐るべき攻撃を行う。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1522897083119796225?s=19
準備を怠り、油断すれば地を舐める事となろう。
https://x.com/gagieru_seltas/status/1800129212067762456?t=LZwSMo-r85cwnXnZgcONdg&s=19
相手の反撃によって追い詰められ始めると興奮と共に循環機能が活発化、全身の血流が増し、秘めた怒りを表すように赤い体液が表皮に滲み、炎のような赤い光の条が体表に浮かび上がるようになる。
この姿はその危険性から手が付けられないために「暴走状態」と呼ばれ、こうなった鏖魔はより激しく暴れ狂い、まさに悪魔的な容赦のなさを見せる。
この形態変化は素早い臨戦態勢から相手より長く戦うために臓器が発達、高い血液の循環能力を得た結果とされる。
それでもなお敵からの反撃が続くと、遂に鏖魔の憤怒と興奮は頂点に達し、禍々しいほどの咆哮を放ち、命の炎を燃やして全力をもってハンターを仕留めにかかる。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1522895070051004417?s=19
そうなると更に血液を大量に循環、活発化させ、運動能力を限界まで引き上げる事でより鋭い突進や切り返しを行うようになる。
血液循環の大きな活発化により、頭部や翼に広がる血流はさながら激憤を表す炎のように赤々と浮かび上がり始め、体温も急激に上昇する。その極度の体温上昇を抑えるために全身から分泌される体液は体温によって蒸発し、周囲には水蒸気が立ち込めるようになる。
この姿を「狂暴走状態」と呼ぶ。
この状態となると地面に角を突き刺したまま繰り出す回転攻撃など一挙手一投足が熾烈さを極め、全ての攻撃の威力は壊滅的な破壊力を誇る。
また、全身から噴き出す水蒸気突進や飛び上がりといった激しい運動を伴う攻撃の際には、その体液が高温の甲殻に触れることで一気に蒸発、特大規模の水蒸気爆発を引き起こし、周囲の者を駆逐する。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1522894274517295104?s=19
・利用
歴戦の勇士を幾度となく返り討ちにする中で外殻や背甲といった素材は極限まで鍛え上げられており、それらの素材を用いて作成された武具には鏖魔の魂が宿り、他の武具とは一線を画す性能を発揮するとされるが、無論、鏖魔を制した者でなければ、その武具を生産する事は適わない。
・ソース
MHXX
モンスターハンター発想の法則2 禁忌の書pg 178〜185、191
https://www.famitsu.com/news/amp/201612/08122559.php
https://s.famitsu.com/news/201611/07118961.html?s=09
https://www.monsterhunter.com/xx/3ds/sp/monster/main/02.html
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