秋津蛉のモンスターリスト

モンスターの生態に関する情報に特化したブログです。
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甲殻種の書 鎧裂ショウグンギザミ

2024-01-05 12:49:10 | 甲殻種










「鎧裂」
鎧裂ショウグンギザミ
Rustrazor Ceanataur
甲殻種
十脚目 短尾下目 鎌蟹上科 ギザミ科
全高約654.02〜791.71cm
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1673327184327368708?s=19
・狩猟地
沼地、遺群嶺、火山、溶岩島



・概要、特徴
特異な生態と異様な形状の爪を持つ、鎌蟹ショウグンギザミの特殊な個体。
爪はその特異な形状によって通常個体を上回る殺傷能力を有し、その刃は鋼をも切り裂き、狩人の身を守る鎧も意味を成さないことから、対峙した狩人達の間で誰言うとなく「鎧裂」の二つ名で呼ばれるようになった。
外見面での特徴はやはり異様な形状の爪であり、通常個体とは異なり、爪の外側にも幅広の刃が発生しているのが大きな特徴である。
通常個体では細かった脚も、鎧裂の場合は巨大なヤドを支えるために筋肉が発達したのか、やや膨らんだ太い形状になっている。
二つ名持ちの例に漏れず、ギルドではこの個体について特別措置を設けており、ギルドから特別な許可を得なければ狩猟に向かうことは許されない。
・生態
鎌蟹は巨大な貝やモンスターの頭骨を背負うが、鎧裂と呼ばれる個体はヤドとする頭骨の種類に合わせ、生前にそのモンスターが用いていた戦法に沿った行動を多用する傾向がある。
そして、鎧裂ショウグンギザミは他の個体とは異なり、斬竜ディノバルドの頭骨をヤドとして活用する


ディノバルドは「尻尾の刃に噛み付き、牙を用いて研ぎ澄ます」習性を持つが、鎧裂もこれに倣い、頭骨に残る牙を使い鎌を研ぐ行動を取る。
研磨の果てに、その刃はディノバルドの頭骨に付着する様々な鉱石が混ざり合い、摩擦熱によって虹色の光沢を放つようになった。
これにより爪の硬度と形状が著しく変化、ただでさえ強力な殺傷能力を誇っていた爪が更なる威力を獲得するに至っている。
普段はその虹色の輝きは酸化によって生じた錆に隠されているが、臨戦態勢をとった鎧裂が爪を研磨することで再び濃紺に虹色が浮かぶ。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1480468656362455041?s=19






・危険度、戦闘能力
普段は通常個体と同様、爪を振るって連続で斬りつけたり、水流を用いて攻撃を行うが、怒りが頂点に達すると斬竜のように頭骨に鎌を噛ませた後、居合切りの如く必殺の一閃を放ってくることもある。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1480454552612605956?s=19

この一撃を喰らえば最後、いかに頑丈な鎧を着込んでいようとも悉く切り裂かれ、防具はその強度を損なってしまう。



また、ディノバルドだけでなくグラビモスの頭骨をヤドとした際にも、通常個体と比べ排尿による水流を多用する傾向がみられ、その威力は大地を穿つとも言われる。

通常個体には見られない習性として、外敵との戦闘の最中に地中に潜り、背負っているヤドの種類を意図的に変更、別のヤドを纏うことがある。
これによりヤドを用いた戦法を切り替える二面性を持ち、技巧を尽くして狩人を襲う。
また、通常個体より強靭に発達した脚は高い跳躍力を誇り、見上げるほどの高さまで跳躍して盾蟹のそれを思わせるボディプレスを繰り出す事もある。
・特殊個体化した経緯
なぜ鎧裂がこのような特殊な生態を獲得するに至ったかというと、鎧裂は幼体ガミザミだった頃に毒腺が上手く発達せず、鋏だけを武器に生存競争を勝ち残ってきた稀有な個体であるという。
唯一の武器である爪を常に鋭く、常に臨戦状態にする為、ヤドを身につけることでいつでも利用できる研磨剤として使えるディノバルドの頭骨を背負うようになったとされる。




・利用
鎧裂の素材を用いた鎧裂の名を冠する防具は鎧裂の魂が宿るとされ、鍛えることで特別な性能を発揮するというが、無論特殊許可クエストを制した者しか着用は許されない。
また、その剛爪を用いた武器は極めて継戦能力に長けた、脅威的な斬れ味を誇る業物となる事で知られ、狩猟を許されている1部の凄腕ハンターの間では垂涎の的となっている。
・ソース
MHXX
モンスターハンター発想の法則2 禁忌の書




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