秋津蛉のモンスターリスト

モンスターの生態に関する情報に特化したブログです。
モンスターの生態を写真、動画を交えて紹介します。

甲殻種の書 盾蟹 ダイミョウザザミ

2024-01-04 15:34:05 | 甲殻種















「盾蟹」
ダイミョウザザミ
Daimyo Hermitaur
甲殻種
十脚目 短尾下目 盾蟹上科 ザザミ科
全長約440.55〜618.75cm
(ヤド有り 約968cm)
全高約248cm(ヤド有り 約668cm)
鋏の大きさ約403cm
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1670593301731504128?s=19
・狩猟地
密林、原生林、水没林、未知の樹海、孤島、大社跡、遺群嶺、砂漠、旧砂漠、砂原など
・概要、特徴
高温多湿を好み、海辺の砂浜、砂漠のオアシスなど、主に水辺が近い砂地に生息する大型の甲殻種。ヤオザミが長い年月をかけて大きく成長した姿。
立派な長い触角と先が尖った複眼、層状になったキチン質の堅牢な赤い外骨格が特徴で、腹部の保護のために巨大な飛竜の頭骨を背負っている
巨大な平たい爪は平均して約4mもあり、非常に分厚く、頑丈に発達している。
岩をも砕くその爪は金属のような堅牢さから城壁に喩えられ、また挟む力も強靭であるが、触角の手入れを行う時などは器用に力を加減してハサミを動かす様子が見られる。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1545645005292724224?s=19
なお、食性によって体色が変化する性質を持っており、体色が紫色に変色した個体は亜種として区別される。




・生態
ヤオザミの頃に引き続き、腹部の保護のためにヤドを背負う習性を持つが、ヤオザミの頃と異なってヤドの種類は選り好みする傾向を見せるようになり、発見される個体は例外無く、角竜類の頭骨を背負っている。
角竜の頭骨は大型竜の頭骨の中でも特に強固であるため腹部の保護には最適であり、また背後の外敵や獲物に対する武器としても利用できるために好む。
大型モンスターとしては大人しい性質で、普段は触角をハサミで手入れしたり、砂中にある餌を摘んでは口に運ぶ様子がよく観察される。

食欲旺盛で、水産物の生育場所を荒らす事で被害を齎した事例もある。
なお、人間も捕食対象の例外ではなく、地中から奇襲を仕掛けるようにしてハサミで捕らえられ、捕食攻撃を受けたというハンターの報告もある。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1545644487505915904?s=19
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1480019075757600769?s=19
危険を感じると身を縮めて力を込め、前面に頑丈な両爪を構えた防御姿勢をとる。
背部は飛竜の頭骨により保護されているため、この体勢を取ったダイミョウザザミはまさに鉄壁であり、実際に刃を弾かれて狩猟を諦めた者も少なくない。
この事から、ギルドでは本種を「盾蟹」の通称で呼ぶ。





しかし、この防御姿勢では視界が塞がってしまうため、しばらくすると爪の間から眼を覗かせて辺りの様子を窺う。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1670614226094936064?s=19
また、防御姿勢をとっている際に高周波や爆音を周囲で立てられれると音が爪の内側で反響し、驚いて大きく姿勢を崩してしまう。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1637368010251075584?s=19


身体を休める際には安全な地中へ潜ることが多く、一見何も無い砂地でも、盾蟹が潜っていれば呼吸によって砂が吹き上がるため、注意深く観察すればその存在を知ることが出来る。
ヤオザミは地中に浅く潜る程度だが、ダイミョウザザミは長距離を移動する際は爪で地面を掘り、地下を移動する事も多い。
移動能力・適応能力は数あるモンスターの中でもかなり高く、殆どの個体が砂漠に生息する一角竜の頭骨を背負っているにも関わらず、砂漠は勿論、一角竜の生息域から程遠い原生林や孤島、果ては遺群嶺のような高地でも生息が確認されている。
また、近年では海を越えて本来の生息域ではないカムラの里周辺にまで出現した事例もあり、同地ではヤオザミも多数確認されていることから、王域生物の影響か、個体群単位で大移動してきた可能性があると考えられる。
・食性
雑食性。虫などの小動物やその死骸、植物、ミネラルやカルシウムを含んだ鉱物などを爪でちぎりとって食べる。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1545643681591410689?s=19
・危険度、戦闘能力
大型モンスターとしては大人しい性質の持ち主であり、危害を加えられたり縄張りを守る目的以外には積極的に襲いかかってくる事はないことから、危険度はさほど高くないと看做されていることが多く、多くの場合は鬼蛙や水獣と同程度とされる(例外的にカムラの里周辺においては、つい最近になって初めて大社跡に出現した種であり、かつ屈強な個体のみ確認されているために危険度は高く見積もられている)。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1545643210063548416?s=19







しかし、一度外敵と判断した相手は巨大な鋏を掲げて威嚇、爪を振るったり、口から高圧縮した泡をブレスのように噴き出して攻撃を仕掛ける。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1480029921732747271?s=19
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1480062429195546625?s=19
戦闘中は時折爪を構えて防御の姿勢を取ることで外敵の攻撃を防ぐが、長年生きた屈強な個体は、この時に相手の攻撃を弾くとすかさずブレスで反撃してくる知能の高さを持つ。




また、細い長い脚には驚くほど強い力を持っており、時には見上げるほどの高さまで跳躍し、外敵を押し潰しにかかる事もある。
運動能力は極めて高く、巨大なヤドを背負っているにもかかわらず、非常に軽快かつ俊敏に動いて外敵と戦闘を繰り広げる。
華麗な跳躍から岩盤を砕き割る勢いで爪を一気に振り下ろす、地中へ潜ってからいきなりヤドの角を突き上げてくるなど、大人しいモンスターでありながらかなりの戦上手であり、大角を備えた一角竜の頭骨はまさに攻守一体の城として機能する。
外敵を奇襲する際には地中から突然ヤドを突き上げてくる事も多く、砂中からの奇襲攻撃の危険性はヤオザミのそれを大きく上回る。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1670623231655677955?s=19
怒ると口から泡を漏らしながら一層苛烈に爪を振るい、ヤドの深紅の角を突き出して攻撃を仕掛けてくる。
なお、弱ると吐き出す泡に体液が混ざり、青黒い泡を吹くようになる。







・利用
分厚く頑丈に発達した爪をはじめ、盾蟹の素材は耐久性に優れる。
武具の素材として利用すれば、極めて頑強な防具を仕立てることが可能であり、その上見た目以上に軽くて動きやすい。
隙間のない精密な構造の防具は、どんな衝撃も吸収する防御力と機動力を兼ね備えた品として高く評価されている。
また、岩をも砕く爪は武器の刃として加工すれば、飛竜の甲殻をも食い破る威力を発揮するとして評価されている。
甲殻種に共通して食材としての利用価値も高く、爪下や棒肉は食べ応え満点。特に甲羅に詰まったザザミソは絶品として珍重される


また、近年とある宝飾店がダイミョウザザミの素材を用いたアクセサリーを開発、販売を開始したところ、素材不足によって生産が追い付かなくなりかけるほどとなるなど、多方面で需要が高い。


また、ヤドの内部に生成される真珠はその美しさから人々に珍重されるが、毒怪鳥ゲリョスもこれを見ると尋常ではない興奮ぶりを見せて奪おうとしてくることから、毒怪鳥にとっても価値の高いものであるらしい。
このように多方面から様々な形で需要があり、各素材は高額で取引されている。


また、「ザザミ愛好会」や「ザザミ教」という、ダイミョウザザミの愛好会も存在する。
・ソース
MH4G
MHXX
MHR:S
復刻ハンター大全
HAUNTING OF THE SUN モンスターハンターライズ:サンブレイク 公式設定資料集




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