それよりも、あんな時代にこのような事を書いたり言ったりしていたんだから、すごく大変だったと思う。
奇跡のりんご」の木村秋則さんの本を昨日おっかあに読み聞かせてやったら、読んでいたこの僕が声が震えるほど涙ながしながら読むという醜態いや、奇態を誰が想像できようか。
なぬ、そのものが奇態、醜態だと~
今の時代でさえも常識からあまりにも離れた話しになると、ほとんど周りの人たちが相手にしなくなるのだが、ことりんごでは済まないほど医学の常識の世界で、よくもこれだけの大胆な論を書いて世間に公開したものだ。
で、やはり予想どおり、あまりにも当時(今でもあまり変わりない)の一般人には見向きもされず、浄霊の効果を直に体験した人たちの間にだけ通用した論文も、死後は相当隠されてお蔵入りしてしまったと聞く。
今の時代になったらこれは信者さん向けの論文では無い、一般人に対する真実の挑戦状だと気づいたのだが・・・
果たして、これを受け止められるほどあれから数十年たった日本人のどれだけ成長進歩できたかのバロメーターになるかと思い、いらぬオセッカイ話など入れながらご紹介するわけだ。
もちろん、いつも言っているように鵜呑みしないで取捨選択はセルフサービスと決まっているが。
「薬をやめると病気は治る」
「薬で病気は治らない」
これは現役の医師達が書いた本の題名だが、
岡田茂吉は「現代医学で病気は治るか?」というより、
「現代医学は病気を造り出す『造病医学』である」と書いた論文まであるのだから、
いつもびっくり顔でakyoonしている僕に習って、以下の論文であなたもびっくり顔であきょ~~~~んと叫んでみてはいかがだろうか?
ーーーーーーーーーー以下引用ーーーーーーー
<title>現代医学で病気は治るか</title><style type="text/css" media="screen"></style>
現代医学で病気は治るか
右の様な標題は、大胆を通り越して気狂いかと思われるかも知れないが、最後までこの所説を読むに於て、何人と雖も異存を唱える事は出来ない。
近来医学の進歩によって、若干寿命が延びたといって喜んでいるが、それ等は一時的であって、将来は逆効果になる時が来るのは知れ切った事で、之は予言しても決して誤りはないのである。それ等に就て以下説明してみよう。
(中略)
医学では病気は治らない事と、或期間寿命が延びるという事と密接な関係がある事を気附かないので、此の根本を神医学からの解釈を加えてみよう。
吾等が常にいう如く、
病気とは人間保有毒素の排除作用の苦痛を名付けたものである
事を知らない
医学は、苦痛を悪い意味に解し、それを緩和させるのを可とする。
その手段として唯一のものが薬剤である。
勿論
薬剤の本質は毒物で、
それによって毒素排泄の力を弱らしめて苦痛を緩和させる。
それを病気治癒の方法と錯覚するのである。
従而、
折角排除されようとする毒素を押えて、一時的苦痛緩和を図るのが医療の使命と思うのだから如何に誤っているかである。
故に本当を言えば
医療とは苦痛緩和法であって治病方法ではないのである。
標題の如く「医学では病気は治らない」 というのは、此の文を熟読玩味すれば明らかに判る筈である。
此理によって
医学の進歩とは苦痛緩和の進歩で、
言い換えれば、
毒素排除を延す方法の進歩である。
事実余病や再発や慢性の原因はその為であるから、
医学と反対に毒素排除を促進させ、体内を清浄化する方法こそ、真の医術であり、真の健康者を作る手段である。
勿論伝染病菌にも感染されない完全健康者となる以上、消毒も全然必要がなく、現代人通有の黴菌恐怖症などは消滅するのである。
そうして
毒素とは勿論薬毒が主なるものであるから
一言にして言えば
病気を治そうとする手段そのものが病気を作る結果となるのである。
事実、現代人が罹病するや直ちに医療を求めるのは常識である。処が前述の如く医療は薬毒其他の方法で苦痛緩和手段を繰返えす結果、浄化は延期し、終に半健康者となるのである。そうして此半健康者は如何なる経路を辿るかを説明してみよう。
茲で、一つの重要なる事を書かねばならない。
曩に述べた如き、
毒素排除作用発生は何が為かというと、
健康であるからで、
健康者程新陳代謝が旺盛の為、
吾等が言う
浄化作用が起り易いのである。
特に伝染病は最も旺盛なる浄化作用であるから、年少者に多いにみても明かである。
又結核の青少年に多い事も同様の理である。処が、医学の病理は之と反対であるから、伝
染病や結核は抵抗力が弱い為とする。もしそうであるとすれば、老年期になる程抵抗力が弱るから、伝染病や結核に犯され易い事になる。又結核が長年月に捗るのは浄化発生を極力抑圧し引延ばすからである。
右の理を考える時、
現代医学が進歩する程真健康者は漸減し、半健康者が増加するのは当然である。
半健康者とは青年にして老人の如き中間性体質となるから、浄化力が微弱である以上、罹病の機会が減少する。偶偶発生しても、浄化停止によって一時緩和する。
(中略)
特に言いたい事は、近来、予防接種の問題である。
前述の如く、
伝染病は浄化力旺盛の為であるから、
予防接種するや浄化力微弱となり、
発病の機会が減少するというのを
錯覚した訳である。
処が、無毒である真健康者なら勿論病気発生はないが、こういう健康者は現在皆無といってもいい程で、
一般人は毒素保有の半健康人であるから、浄化発生即ち病気に罹り易いが又一時的緩和もする。
勿論発病するや、医療は極力浄化停止を行うが、浄化力は反撥する結果摩擦を生ずる。
その摩擦が強烈である程衰弱を増し死の転機を招く。
例えば、肺炎の場合がそうである。元来、肺炎とは、猛烈なる浄化であるから、その治療剤を使用する場合、医家は此の薬なら速かに治るか、さもなければ死ぬかのどっちかだという。
それは強烈なる浄化に対するに強烈なる薬毒でなければならないからである。
此の理は幼児にも当飲まる。
幼児の死亡率の多いのは幼児は最も浄化旺盛である。それを停止する薬剤も普通薬でも幼児には強烈となるから、摩擦し死亡するという訳である。
以上の如く、一々事実の説明によって大体は理解されたであろう。
とすれば、
半健康人が漸次殖える以上、
発病の機会が減少する事と、
発病の場合も浄化微弱であるから、
薬毒による強烈な摩擦を生じない訳で、
一先ず死を免れるというのが、
近来寿命の延びた真の原因である。
然し乍ら此の半健康人は長命は出来ない。
何となれば老年期に入るや多量の保有毒素が老衰を早めるからで、彼の動脈硬化症も脳溢血も萎縮腎も此の為である。
右は事実が示している。近年平均年令が延長したに関はらず、最長は変らないのである。即ち依然として八十歳以上は従来通りを統計が示している。
之によってみても、真の健康増進による寿命延長でない事が知らるるのである。
(中略)
(昭和二五年四月二十日 地上天国 一五号)掲載発表
ーーーーーーーーーーーー引用終わりーーーーーーーーーー
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