題名は逆説的ですね。
病源とされるウイルスや細菌が働くにはそれなりの環境が必要だということです。
環境が整っていないと、発病しない。
つまり、ウイルスや細菌が活動できない、居ても繁殖できないわけでして。
もっとも、岡田茂吉の医学論によると
「伝染病(感染症)とは体内浄化作用の手助けを微生物が行う急速な浄化作用である」
と。
要らない細胞(毒素の溜まった様な腐敗型)は早く片付けないと体全体の健康が保たれないので、そこに微生物が加勢して急速に要らない細胞(毒素にまみれている)を分解掃除するというのです。
だから、伝染病はじつは有難いものだと。 (アナタ信じられますか?)
きれいなものには相応の微生物が
汚いモノには相応の微生物が
だから、早く感染症にかかりたかったら、体の中身を汚くすれば良し!
これが病気にかかりやすくする秘訣でしょうかねえ。
それには、どうするか?
日々の生活をできるだけ自堕落にして(おい、オレのことかい)
さらに食は肉食中心、乳製品、卵等をたくさん食べ、加工食品ばかり食べること。
それでも足りない場合、なんでもいいから薬を多用し、できるだけ予防接種などを受けること。
これで大部、体内の環境条件は整ったはずです。
さて、これを上回る決定堕としまして。
精神的にまいることですかね。
感情を抑え、自分を卑しめたりすること。
そう、自己否定が一番ですよ。マッタク・・
やはり引き金になる精神面はかなり上位のスイッチになっているようです。
それも体内環境が整っていないとなかなかでしょうけどね。
そこで、ようやく微生物たちが病源とされるような活躍をしてくれるのでしょうね。
(しょうねって・・)
病源はウイルスや細菌ではない。
自分だ
と言うと反感を喰らうだろうが。
先回のつづき
『治す医者か、ごまかす医者か」
絶対あきらめない患者学
医師・小澤博樹 著 三五館・出版
より
ーーーーーーーーーー以下引用ーーーーーーー
人体の発病は、微生物のバランスを破壊したとき
感染症を防ぎ健康を維持していくためには常に免疫力を高めておく必要性がある。
免疫力を向上させるには、人体内や体表面に生息する常在菌叢の状態を健常に保っていく必要がある。
皮膚及び鼻腔には表皮ブドウ球菌、口内には、乳酸桿菌、のどの粘膜には緑色レンサ球菌などが存在し、外からの病原微生物の侵入を防いでいる。
したがって、かぜをひいたとき、消毒液を使ってうがいをすれば、これらの常在菌(有用微生物)は死滅し、その防御能力は、より低下する。
常在菌叢を保ちながら、のどの炎症を減少させるには、塩水か塩番茶でうがいをするだけでよい。
胃内は通常無菌であるが、腸管内には百兆もの微生物が生息している。
その種類は、四〇〇から五〇〇にものぼり、その99%以上の微生物が人間との共生関係にある。
特にビフィズス菌の役割は重要で、糖類を発酵させ、乳酸や酢酸を産生することによって腸内を酸性にし、病原菌の増殖を抑制し、腸のぜん動運動を正常化し、整腸作用を促進する。
またこの菌はビタミンB群、ビタミンK、二コチン酸、葉酸など人体に有益な成分を産生し、人体の免疫力を高め、ニトロソアミンなどの発ガン物質を分解する能力もある。
乳酸菌のほかにも大腸菌や腸球菌、カンジダなども生息しているが、乳酸菌やビフィズス菌が優勢であれば、これら日和見菌は人間にとって無害である。
尿道にも表皮ブドウ球菌は多く存在し、外からの病原微生物の侵入を防いでいる。
女性の膣には、デーデルライン桿菌が存在し、単糖類を発酵させ乳酸を産生して、これもほかの病原微生物の侵入を防いでいる。
乳児期の子どもや老人は腸内細菌叢が安定せず、感染症にかかりやすい状態にある。
乳児期の子どもの免疫能は未熟であるが、これを補うために母乳が存在している。
母乳には免疫体が含まれており乳児期の感染防御に役立つ。
母乳を材料にして乳児の腸内細菌叢は発達していくことになる。
(粉)ミルクによる人工栄養では、これらの機能はなく、むしろ乳児に対してアレルギー反応をおこさせ、腸内細菌叢を不安定な状態にし、感染症がおきやすくなる。
戦後、日本ではミルク(牛乳)のほうが栄養価が高いということから、乳児にわざと母乳を飲ませず、ミルクを与えていた時期があった。
このような、自然に反したことをすれば、何らかの形で子どもに悪影響を及ぼすことは必至である。
また現代の母親たちは母乳さえも満足に出せなくなってしまっている。
これは母乳の材料となる母親たちの食生活が間違っているからである。
このままでは、ますます人間のミュータント化がすすむことになる。
人体に生息する共生微生物たちの働きがあり、そして微生物たちのバランスのとれた抗酸化的な社会が人体内に維持されていれば、人間が感染症をおこしたり、発ガンすることはない。
もし、人間がこれらの微生物を破壊するような行為にでれば、それは即、発病へとつながっていく。
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人体に共生している微生物をもっとも効率よく維持していくには、無農薬無化学肥料有機栽培され、食物繊維の豊富な炭水化物、つまり玄米、野菜、海藻類を人間が日々食していればそれだけでよい。
これらの食物は、体内微生物にとっても有用無害な食物であるからだ。
そして塩分の摂取も人間の健康維持や病気治療上、非常に重要な要素となる。
現代医学では、塩は血圧を上げるから、またはガンの原因になるからという間違った考え方から、減塩食をすすめるが、肉や魚などの動物性の食物を食すから血圧が上がるのであって、野菜や穀物に自然塩を加えて調理しても血圧は上がらない。
むしろ玄米菜食では自然塩が必要になってくる。
塩抜きの玄米菜食では疲れやすく、体も冷えてしまう(ただし陽性過多の体質であれば塩気を少なくした調理を行なう)。
梅干や漬物が腐敗せず発酵するのは、塩を加えているからであり、塩が病原微生物を寄せつけないからだ。
したがって人体に塩を入れることによって、病原微生物の人体内への侵入を防ぐことができる。
味噌や醤油などの発酵食品(添加物の含まれないもの)も玄米・野菜・海藻類と同様、抗酸化力があり、これらを摂取することによって、病原微生物の人体内での増殖を阻止し、共生微生物にとっては格好の餌となる。
今後は鳥インフルエンザや新型インフルエンザなどの流行も懸念されるところであるが、夕ミフルなどの抗ウィルス剤や抗生物質では前述したごとく、人体の免疫力を低下させ、感染症をより重症化させるだけである。
人間がそのライフスタイルや食生活を改善することによってーー実際にはこれしか適切な予防法や治療法はないのであるがーー免疫力や自然治癒力を維持向上させていれば、たとえ、伝染病が発生し感染したとしても、あるいは、わざわざ危険で効くか効かないか分からないような予防接種などもすることなしに、その病原微生物に対しての「自然抗体」が人体内につくられ、致命的な状況に陥らずにすむ。
人間が進化した肉体をもち、その免疫機能を発揮させて、未来に生き残ろうとするのであれば、日常の生活様式、特に食生活の改善が必要である。
玄米菜食はその意味では人間にとって理想的な食事法であり、これなくして道はひらけない。
病原微生物は人間にとって真の敵ではなく、もし人間に対し敵がいるとしたら、それは人間自身のエゴにもとづく、間違った考え方と行動である。
ーーーーーーーーーーーー引用終わりーーーーーーーーーー
と紹介記事に書いても、ワタシ、玄米菜食などしておりません が。
まあ、あまり玄米にこだわってもイカンかなどと言い訳して・・・・
いちおう、5分か3分くらいで我慢しようかなと・・・歩いてもちょうど良い時間だし・・・
ところで、92歳でまだまだ自分でちゃんと歩いてシャンとしているおばあさん。
昨日、お伺いしたとき、読書の本が書斎にひろげられていた・・
食事は?
どうやらずっと白米だったようだ。
どうも人間の個人差は意外にも大きく、食だけに左右される人も居ればあまり関係ない人もいるようだな・・・
それは自分の体に聞いてやるしか判別できないのがミソだろう。
まあ魔毒ナルドなどハンバカーバッカり食べている人はどうか分からないし、
ジャンクフードばっかりもどうかな?
という事くらいは正しいだろうね。
昔の人間は強し、今の人間は弱し。
ヘタリ牛ならぬ、ヘタリ人間が増えたのも食にあるのかも。きっと。
そのうち、本当のインフルエンザが大流行するかも。
もっとも風邪の大流行をインフルエンザと言ったのが、ウイルスの形の違いでまったく別ものの様にされて(∋_∈)シマッタのですが。
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