昨今のニュースなどを見ていると「物を盗った」「人を殺した」「人を騙した」「人を犯した」などと物騒な世の中になったものだと痛感する。
みなさんもご承知の通りこれらは「我が国(日本)で起きた事」であり、また、いつ自分がその該当者になるかわからない状況でもあるわけだ。
一体何が狂ってこういう世の中になってしまったのか?
仏教の教えでは「騙すな、盗るな、犯すな、殺すな」というものがあるが、まさにその逆を行っているのが今である。
いや、ここで仏教の教えをとく気はサラサラないのだが、むしろこれらの事は人と人とのコミュニケーションを保つ世界共通の約束事だと思うのだが。
自分本意で物事を考え行動することは否定しないが、それはあくまでも自分を理解してくれている人が周りにいる場合のみ通用することで信頼関係がない人には理解されない事象でもある。
他人を認めない限りコミュニケーションはほど遠い絵空事になるだろうね。
それだけ追い込まれるほど辛い世の中なんだとは理解できるが、いざ蓋を開けてみれば「犯罪者」のレッテルを貼られて誰も助けてくれない状況になってしまうワケだ。
また、「トモダチ」は大事と言う若い子が多いが、友達だって最終的には自分を守らねばならないワケで正直巻き込まれたくない感情はあるだろう。
結論的にはやはり「自分がしっかりする」ことしか無いのだ。
自分の許容範囲を超える問題を抱えたならやはり他人に相談するしかないし、それで手に余るならプロに頼むしかもない。
一番悪いのは自分だけで抱え込むことで流されてしまう事だ。
いろいろな状況があり全てに当てはまる事ではないかもしれないが追い詰められないように余裕を持ってほしいね。
まずは自己分析をしてみることが肝要であるとオジサンは思うよ。
合わせて相談された大人たちはちゃんと大人的判断をしてあげるのは言うまでもないかな。
できるなら今後はこの手のニュースが少なくなる事を祈ります。