観光を推したいなら

政府や各自治体が観光事業を推進して外国人観光客を呼び込んでいるわけだが、昨今はオーバーツーリズムによる問題が出ていてにっちもさっちもいかない状態になっている。

しかし、これは観光事業を推す時にわかっていた事だろう。

観光客を呼び込めば地域住民との摩擦が起きるのは当然の成り行きになる。

だからといって観光客を締め出すのは何のための観光なのか？

もちろん地域にカネを落としてくれる観光客をこれからも呼び込むのなら「地域住民との軋轢を生まない観光ができる場所を準備する」のが政府や自治体の最優先事項だと思うのだが？

観光客に対して「観光ができないように規制する」のは日本という国のイメージがかなり悪くなる要因になるのでは？

これからも観光事業を推していくなら、まずは安心安全に観光できる場所を作るべきだ。

いや、観光客はいらないというのであれば話は別なのだが。

もう少し政府や自治体は頭を使って考えたらいいのでは？と感じるね。

攻撃しないと言い分が成立しないのは？

他陣営の選挙演説を妨害するような行為をしていたと警察から警告を受けていた「つばさの党」の代表や候補者がいるらしい。

まあ、当人たちは警察からの警告を受けたものの反省などせずこのまま続けて行くそうだが、いやはやこれが今の政治活動なのかと苦笑してしまうね。

他人を攻撃しないと自分たちの言い分が成立しないのがこの手の方々なのだろうが、もう少し平和的にできないものかと思ってしまう。

また「言論の自由」とは他人を攻撃するものではない。

こういう事も国民の「政治不信」に結びつくとは考えないのかな？

しかし、攻撃対象を抜きにしたら一体何を訴えているのか演説を聞いてみたいが、私にとっては正直どうでもいいかな？

まあ、政治をやりたいなら政党として国民が納得できるやり方をした方がいいんじゃないかな？

個人情報を集めたがる？

かなり前にも書いた事があるが「ネットアンケート」で執拗に個人情報を打ち込ませるのが回答者の不安材料になっているのだが、「どこまで回答するのが正解」なのか？

以前は「住所や郵便番号」を打ち込ませたり「口座のある銀行名や支店名」まで回答させたりとやりたい放題だったが、最近では少しマシになったのだろうか？

だが、オレオレ詐欺などのターゲットを絞るのに情報収集でアンケートがあるのではと不安な回答者はいるわけで、特に「海外のアンケート」なんて危険すぎると躊躇してしまう。

そもそも1円2円程度でどこまで自分の個人情報を回答するかって話だが、それを許しているウェブの運営管理会社も当然責任があるだろう。

「アンケートに答えるとポイントがもらえる」というのが当たり前になりつつあるのだが、どこまで回答するか？は自己責任だけじゃなくちゃんとフィルターをかけるのも掲載している運営会社の責任になるのではないのかな？ってオジサンは感じるのだが。

秒読み？

自民党は本気で政治資金規正法を改正する気があるのだろうか？

ここ近々の岸田総理の発言を聞いていると「世間の裏金問題のピークは過ぎたから緩い改正案を提示してお茶を濁そう」という雰囲気がプンプンと臭ってくる。

真面目に政治をやっている政党や議員からすると呆れてしまっているのでは？

国民の目からすると「何やってるんだ自民党」から「もうダメだ自民党」に意識が変わるのは早いだろうね。

自民党がもたらした政治不信は自民党ではもう拭えなくなっているのかもしれない。

自民党の崩壊の秒読みが聞こえてくるようだ。

さて、この後の日本の政治を考えるのが残された今の国会議員と政党の責務だと思うね。

勘違いはダメ

小林製薬の「紅麹」サプリによる健康被害が広がっているが、勘違いしてほしく無いのは「紅麹」自体が身体に悪いワケではないことだ。

紅麹は昔から様々な食品に使われてきたもので今現在の話ではない。

ニュースなどで「紅麹サプリの健康被害」と言っているため「さも紅麹自体に健康被害の要素がある」と勘違いさせられるのはマスコミの落ち度だろう。

万が一「紅麹」に問題があるとすればはるか昔にとっくに問題提起されているに違いない。

まだはっきりと原因究明されていないが、おそらくは製造途中に有毒な雑菌が入り込んだのではと予想はつく。

だから「紅麹が悪い」というのは勘違いになる。

さて、蛇足だがこう言った身体にいい菌を使った食品は数あるのだが、最近流行りの「自宅で醗酵させる」食品を作るのは下手をするとかなり危ないと認識した方がいい。

例えば「天然酵母でパンを作る」とか「自宅で納豆を作る」とかだ。

ちゃんと手順を踏んで作るのは大丈夫だとは思うが、製造途中で雑菌が紛れ込むのは否定できない。

また、他人からもらった酵母菌などは雑菌の温床になっているかもしれない。

体にいいからとせっかく作った食品で健康被害が出てからでは目も当てられないのでご同輩は気をつけていただきたいものだ。