新年最初の投稿は、キューバ料理について。
年末年始と日本で慌ただしく仕事をしていたのですが、職業柄(自称調理師)お正月らしい料理にだけは縁がありました。今日も職場でお雑煮をいただき、当然ながらプロの味を堪能してきました。
そこで、少し心を海外に馳せたいと思います。
カリブ海に浮かぶキューバ共和国。実際に行ったことはありませんが、キューバと聞いて思い出すのは有名な革命家のチェ・ゲバラと冷戦時代のキューバ危機でしょうか。
アメリカに行くまでキューバ料理とは無縁でしたが、ワシントンD.C.にBFの仕事の関係で行った際に宿泊したホテルの近くにあったのがキューバンレストランでした。
所在地はワシントンD.C.ではなくメリーランド州になります。
いかにもカリブ海という雰囲気の店内。店員さんはみんなラテン系でノリノリ。
まずこちらは、前菜代わりの一皿(正式名称失念)とトストーネス(中南米原産の甘みの少ないバナナの一種であるプランテンを揚げたチップス)、エンパナーダ(スペイン発祥なので日本でも知られている揚げパン)。
トストーネス(画像左下)に添えられているのが、キューバ料理の代表料理ロパ・ビエハ。牛すじと野菜の煮込み料理で、日本でいうところの「おふくろの味」のような存在です。
そしてこちらがメインディッシュの二皿。
私がオーダーしたチキンとBFがオーダーしたビーフステーキ。
右側の白い器に入っているのがキューバ料理のひとつ黒豆の煮込みです。新年とは無縁の投稿をしていますが、唯一『黒豆』がお正月らしいかもしれません。(笑)
キューバ料理は中南米ならはでの食材が多く使われており、スペインの影響を強く受けています。BFはメキシカン派ですが、私はキューバンもお気に入り。
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ところで、ワシントンD.C.方面へ行くとトラブルに見舞われることの多い私たち。フライトのキャンセルなんて数え切れないほどです。
搭乗したものの、そのまま再び降ろされてしまったり。
そのようなときは仕方なく次のフライトを待ったり、諦めて近くにもう一泊したり、 BFの都合でどうしてもニューヨークに戻らなければならないときは電車に切り替えたり…。
こちらはワシントンD.C.のAmtrakの駅です。
さすが首都の駅だけのことはあり立派です。
せっかくだからワシントンD.C.らしい場所をいくつか。
まずは、Lincoln Memorial(リンカーン記念堂)
トム・ハンクス主演の映画『フォレスト・ガンプ』で大人になったヒッピー姿の幼馴染の女性が軍服姿のフォレストの名前を呼びながら走っていたプール。
そしてこちらが The White House (ホワイトハウス)
観光客も多いですが、ポリスも沢山います。
ポリスといえば、こちらがJ. Edgar Hoover F B I Building (FBI本部)
ドラマ『Xファイル』を思い出します。日曜日なので人通りはほとんどありませんでした。
そしてこちらがThe Pentagon(国防総省)
上から見ると五角形になっています。
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話はキューバに戻りまして、アメリカから厳しい経済制裁を長年受けていたキューバ。オバマ政権で国交が正常化されましたが、トランプ政権で『テロ支援国家』に認定され、再び経済危機に。バイデン政権、再度トランプ政権になるわけですが、この先はどのようになっていくのでしょう。
私がもしキューバに渡航することがあれば、アメリカ入国の際にESTA(ビザ免除)が使えなくなってしまいます。何故なら『テロ支援国家』への渡航歴があるとESTAが却下されてしまうのです。
そのようなことからも大国の力を思い知らされます。政治的なことはよくわかりませんが、日本とキューバは友好的なはずです…
(*'▽'*)
新年早々最後が重くなってしまったので、それでもラテン的で明るいキューバのレストランのエントランスがこちら。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。