アメリカから3泊5日で帰国しているBF。彼のお父様は伊豆半島の伊東市にあるお寺の境内に眠っています。私は彼の代理で2度ほどお墓参りに伺ったことがありましたが、本人はおよそ20年ぶりくらいの訪問なったようです。
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前日の午後、鎌倉から伊豆半島に移動して、翌朝早々に花と線香をもってお墓に伺いました。
立派なお寺です。
彼の代理で初めてお墓参りに訪れたとき、同じ苗字のお墓が多く困り果てて本人に電話したことがあります。そうしたらBF本人も記憶が曖昧というか、説明が曖昧というか。結局、たまたまお墓参りに来ていた見ず知らずの親切なご婦人が一緒に探してくれ、やっと見つけられたという始末。
こちらの階段の上には『曽我兄弟の墓』があるそうです。
なんとなく一人では怖くて行ったことがありません。今回はBFが一緒だったのですが、時間の都合上断念。
こちらは境内のお地蔵さん。
コロナ禍ではマスク姿でした。
そのお姿がこちら。
ちょっと可愛い。
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こちらのお寺、東林寺は伊東祐親が息子のために建てたそうです。ちなみに伊東祐親とは、平清盛により伊豆に流された源頼朝を預かっていた人です。
やはり伊東祐親のお墓も怖くて行ったことがありませんでした。道が細く、どことなくうっそうとしているのです。
今回はBFと一緒なので行ってみることにしたのですが、暗いのは最初だけで、あとは明るく緩やかな坂の続く気持ちの良い道でした。
伊東祐親のお墓がこちら。
看板にこう書いてありました。
『祐親は流罪にされた頼朝を伊東で預かるが、自分の娘との間に生まれた頼朝の一子を平家への忠義のために殺害してしまう悲劇的な人物である。養和二年(一ー八二)には、頻朝から許されたものの受け入れずに自害している』
これを読み、「悲劇の人って言うのかなぁ」と私が言った瞬間に激しい風がゴオーッ!「やばい!祐親が怒った!」と慌てて手を合わせて「ごめんなさいごめんなさい」と謝罪。怖い怖い。
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こちらは近くにある葛見神社。
この神社には天然記念物の大楠があり、パワースポットとされています。
見上げてみると、
楠木シャワーでパワー全開!
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歴史のある伊東の街。
BFのお祖母様が以前に住んでいた街です。やはり彼にとっては思い出のある街で、鎌倉と同様に、「ここがおばあちゃんの家。まだ残ってたんだなぁ」とか、「ここの公園で盆踊りがあったんだよ」などと教えてくれました。
帰り道では家々の向こうにひろがる紺碧の海。
駅の近くに建つ東海館はもともとは商業宿でしたが、今は日帰り入浴と館内見学が出来るようになっています。
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東海館の目の前にあったマンホール。
花火大会の絵が描いてありました。「子供の頃、この花火大会を見にばあちゃんのとこに泊まりにきたんだよ」と、BFはしばらくこちらのマンホールを眺めていました。
そんなBFの姿を見て、このマンホールを再び見直したら、私も両親や姉のお墓参りに行こうという気持ちになりました。
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駅前のお蕎麦屋で昼食を済ませて、熱海から新幹線で横浜へ移動。もの凄い弾丸ツアーですが、3泊5日では仕方ありません…。
こちらはお蕎麦屋の店先にいた七福神。
ニット帽姿が可愛らしいです。 つづく
3日目は伊東市でお墓参りだったのですね。
海外で暮らしていると、帰国してお墓参りするのも大変。
心の中で手を合わせるだけでも、気持ちが伝わると思います。
思い出深い一日だったようですが、わたしの頭の中では、
伊東に行くなら
ハトヤ、電話はよいふろ、のCMが。笑。
すみません、つまらないこと書いて。
東海館、立派な建物ですね!
おはようございます。
大丈夫です。
私の頭の中はつねに、♪〜いとうへいくならハトヤ〜♪と流れています。ふと思いましたが、どのくらいの世代までこの歌を知ってるのでしょうね。40代はきっとまだ伝わりますよね。でも30代になるともう知らないのかなぁ…
お墓参り、自分のところのも行ってきました。そのことについても書きたいのですが、なかなか「Welcome to Japan」シリーズが終わりません。ちょっと自分でも飽きてきました。(笑)
良いですね。熱海とは全く雰囲気が違う
東海館ってなんか、道後温泉みたい!
この時代の流行りの建物だったのかなあ…
風情ありますね~
おはようございます。
同じ温泉街でも熱海とは少し違いますよね。
伊東は熱海ほど賑やかではありませんし、昔は賑やかだったのかなと思わせる商店街も今ではシャッター街になっていますが、それでも風情のある素敵な街ですよ。(^.^)
ぜひ空海君を連れて、シャチョーさんと散策してみてくださいませ♪
道後温泉!確かに似たような建物ですね!
そういえば、東海館のお風呂は、阿部寛さん主演の映画『テルマエロマエ』のロケ地らしいです。