忙しく過酷な年末年始が終わりを迎え、ようやく私も初詣に行くことが出来ました。ホテルの調理場に勤務しているので本当にテンテコマイでした。
しかし、ここでの勤務も残すところあと数ヶ月。私はここで何を学び、何を習得することができるのか、それを思うと貴重な数ヶ月になりそうです。
常に海が見える現在の滞在先、伊豆半島。やはり新年のご挨拶はまず海の神様にしておくことにしました。
こちらは静岡県沼津市にある大瀬神社。
私の滞在する場所とは反対側の伊豆半島の最西端にあります。海の神様を祀っており、駿河湾の漁師たちの信仰の象徴とも言われている神社です。
伊東市内でお昼を済ませてから出発したので、こちらに到着する頃には午後3時を少し回っていました。冬の午後3時過ぎといえば、辺りはすでに夕方の気配です。
鳥居の手前では、海から出たダイバー達が片付けをしていました。その向こうには美しく雪化粧を施した見事な富士山の姿。
冬色の海と空。
相模湾とは少し違う眺めです。
海風が強く吹くなか、鳥居をくぐると神聖な雰囲気が漂ってきました。新年8日の午後3時過ぎ。参拝者もまばらにしかいませんでした。
こちらが本殿に続く階段です。
なかなか急勾配な階段です。強い海風に負けないように手すりに掴まりながら登りました。残念ながら本殿の扉は閉じられていましたが、これが今年の初詣となりました。本殿に向かって左側は静かな海水浴場、右側は荒々しい駿河湾の海です。
激しい波の音が聞こえる方へ降りてみると、
何やら昭和の2時間ドラマのラストに出てきそうな雰囲気。複雑な事情を持つ犯人がトレンチコートを着た刑事に説得されている場面が思い浮かびます。
それにしても風が強いので、再び社務所のある方へ戻り、『伊豆七不思議』の一つと言われている「神池」へ行ってみました。
今までの海風や波の激しさはどこへやら。
静寂。神域という言葉がよく合います。
周りを海に囲まれているなかで、この池は淡水を保ち、淡水魚が多く生息しているそうです。覗いてみると鯉が口をパクパクさせていました。周りの海水面の上下に合わせて池の水面も上下するそうですが、なぜ淡水を保っているのかは未だに謎だとか。
本殿で手を合わせてお参りしたときよりも、私は神聖な気持ちになり、今後のこと、これから始まる今年一年のことを考えました。
『自分に言い訳をせず、自分の可能性を自分の力で探していく』
これが、この神秘、幽玄な池を見て誓った今年の私の目標です。
ところで、この池はイタズラをするとバチが当たるそうです。さすがにイタズラをする気にはなりませんでしたが、この池での誓いを忘れるとバチが当たるかもしれません。まだまだ生き方の見つからない50代の私。きっとこの先もずっと模索し続けていくのでしょう。
堅実で楽しい一年になりますように。
柄みたいな風景だあ~
良いですね
ステキな初詣
海の神様は荒々しいですが、静な時を
神様と一緒にallyさんが過ごしている空気が
こちらにも伝わってきました
そうか、春ごろ?には彼の所に行くのでしたっけ??
初詣は沼津でしたか!!
富士山がこんなに大きく見えて、しかも海と空の青との
コントラストが美しいですね!!
(銭湯の浴場の壁画みたい)
伊豆七不思議も神池も初耳で、とても興味深いお話を
聞かせてもらえて嬉しいです。
自分の可能性を自分の力で探していく
大事なことですね!周囲が何と言おうと最終的には自分自身が
決めて、自分自身の力で進んでいく。
まだ若い!(還暦過ぎのわたしから見れば)50代のallyさんは、
可能性がたくさんあります!
素晴らしい力を発揮できるはず。応援してま~す。
おはようございます。
神様と一緒にいる雰囲気が伝わりましたか? シャインさんがそう仰るのならきっと神様が私たちを見守ってくれていたのですね。
アメリカには5月末に戻ります。今回は2ヶ月ほどの予定。今からとても楽しみなんですが、その前の数ヶ月の間に学んでおきたいこともいっぱいです。
おはようございます。
銭湯の壁画のような、まさに「日本」といった風景でした。海と松、そして富士山。やはり富士山を見るとテンションが上がってしまいます。
どう生きていけばいいのか、ふとわからなくなるときがあります。いつもは我が道を進むのみ!と脇目も振らずに猛進しているのですが、たまに立ち止まってキョロキョロしてしまう、そんな感じです。
応援ありがとうございます^ ^
こんなに海に面した神社は行ったことがないな〜、と
記事を読みながら思いました。
一年の始まりに、指針を決めるのは良いですね。
allyさんの学びの姿勢や行動力がとても眩しいです。
良い年にするため、私も頑張らねば! ٩( 'ω' )و