オルセー美術館展
蔓草を思わせる優雅な曲線模様を特色とする
“アール・ヌ-ヴォー”は19世紀末から20世紀
初頭にかけてヨーロッパを席捲した装飾芸術です。
オルセー美術館は、アール・ヌーヴォーが最高
潮に達した1900年パリ万博に際して建設された
オルセー駅を改築したもので、19世紀美術の殿
堂として知られています。
本展は、オルセー美術館が誇るアール・ヌーヴォ
-・コレクションから選りすぐられた代表的名品95
件147点が一堂に会する国内初の展覧会です。
当時の豪華な住空間を髣髴させる
アール・ヌーヴォー様式の家具、工芸、装飾品など
展示するとともに、この時代を象徴する人物である
建築家ェクトル・ギマールと女優サラ・ベルナール、
そして、アール・ヌーヴォーを支えた工芸達の磨き
ぬかれた技と美意識にスポットを当てます。
また、この機会にウッドワン美術館が所蔵する
ガレやドームのガラス作品16点を特別展示し、国
内に所蔵される絵画・版画作品25点とあわせて、
アール・ヌーヴォーのきらめきを堪能していただきま
す。
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