門司港レトロ大正浪漫100年祭の開催について
明治22年開港した門司港は、国の特別輸出港に指定されると目覚しい発展を遂げ、大正時代に入り花形の欧州(ヨーロッパ)航路なども次々開設されると、大正5年には出入港船舶数で横浜、神戸を抜き日本一となります。
街には商社、海運会社、金融機関、新聞社などの進出が相次ぎ、銀行が立ち並ぶ大通りは『一丁ロンドン」と呼ばれるほどでした。
街中では、料亭や花街などの日本独特の華やかさも増す一方、西洋文化をいち早く取り入れたハイカラなミルクホールや洋食店などが次々とでき、カフェやジャズなどの文化も生まれます。街頭ではバナナの叩き売りや猿回しが行なわれ、西洋風の着こなしのモボ・モカも街を間歩したようです。
日本の伝統的な文化と西洋からの新しい文化が融合市、人々が希望に満ち一番華やいだ「大正時代」
門司港レトロは大正元年から100年を迎える2011年を大正浪漫100年の記念の年と位置づけ、大正の歴史や文化などを懐古する様々なイベントを行い、大正浪漫を感じていただきたいと考えています。
九州新幹線が全線開通し、全国から益々身近になる門司港レトロへぜひお越しください。