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伊藤深水

2011年08月12日 06時27分24秒 | パソコン

                             伊藤深水

(1898-1972)

日本画家、版画家。東京、深川の商家に生まれ、本名は一(はじめ)。1911年(明治44)鏑木清方(かぶらこきょかた)に入門、翌年から巽画会(たつみがかい)、日本画美術院展に出品、入選する。16年(大正5)版元渡辺庄三郎の主唱する画家・彫師(ほりし)・摺師(すりし)三者分業の「新版画」運動に参加、当時流行の創作版画運動とは別に、浮世絵以来の木版画の伝統を創造的に継承してみせた。『対鏡』(1916)、『新美人十二姿の内』(1922~23)などの美人版画画のほか、風景版画にも『近江(おうみ)八景』(1917)のような傑作を生んでいる。また、日本画においては、好子夫人をモデルに描いた『指』(1922)、『湯気』(1924)により美人画家としての声価を定着、昭和期に入って、帝展、日展の中心画家として活躍した。第11回帝展(1930)出品の『浄晨(じょうしん)』(目黒雅叙園蔵)、第6回日展(1950)出品の『聞香(もんこう)』(東京国立近代美術館)など、つねに時代の推移を反映した現代風俗の美人画を追求、58年(昭和33)日本芸術院会員となる。


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