機材変更のため、30日のJAL便の出発が5時間45分遅れたが、驚異的な頑張りで4時間58分まで遅れを詰め、自宅にたどり着いたのは21時半。そして翌7月1日からチュラ大文学部のインテンシブタイコースレベル2が始まった。いよいよタイ文字の登場である。
担当する4人の先生のうち、シャンペーン先生を除く3人は初めてであり、初日はダナイ先生。パッと見、フォークシンガーのなぎら健壱に似ているので、私の中では「なぎら先生」と呼ぶことにした。この先生はCTFL(Center for Thai as a Foreign Language)でCo-coordinatorを勤めており、他の先生よりもポジションが上なのだが、熱心さとパッションは他の先生以上のものがあり、思わず引き込まれた3時間だった。この日は休憩を1回しかもらえなかったので、日本の大学と同じ90分授業となり、終わった後にどっと疲れが来た。
クラスメイトは、英、仏、瑞、印、加、台、韓、香港育ちのタイ人が1名、そして日本が3名の計11名。男女比は私を含めると5:7、勿論私がダントツの最年長である。特筆すべきは、クラスの雰囲気の明るさとタイ語レベルの高さ。8人が5月のレベル1から一緒に進級してきて気心が知れている上に、日本3人と台湾の女性がムードメーカーになっていて、華があるというか、とにかく賑やか。男どもは肩なしである。また、クラス内の会話は2/3がタイ語で、発音も綺麗。レベル1を終えたばかりとはとても思えず、皆かなりの実戦を積んでいるようだ。
このような雰囲気は嫌いではないし、優秀な先生の下、高いレベルで競い合えるのは、願ってもないこと。ひと月半後の自分がどうなっているのか、とても楽しみである。
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