バンコクでロングステイ始めました!

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スクールバス

2024-03-11 08:00:00 | ロングステイ

チュラロンコーン大学は1917年に創立され、今年で107年目を迎えます。当初は4学部でのスタートでしたが、今では19学部(Faculty)へと発展し、学生総数は3万7千人に達しています(2018年度のデータ)。そのキャンパスは、バンコク都内の一等地にあって、パヤータイ通りという大通りの両側に展開しています。敷地面積は184万平方メートルもあり、東京ドームに換算すると、ざっくり40個分!

このようにとても広いので、徒歩による最寄り駅からの通学や構内移動には限界があります。日本では歩きが苦にならない私ですが、歩いてもいいと思うのは、冷房の効いたショッピングモールを通るMRT(地下鉄)のサムヤン駅までだけで、BTS(高架鉄道)サイアム駅への1km余りの道のりは、暑さを思うと歩く気が失せるし、文学部から中央図書館への800mもできることなら遠慮したい。いわんや歩くのがキライなタイ人をや、である。そこで大活躍しているのが、チュラ大のスクールカラーであるピンク色に塗装されたスクールバス。学生でなくても誰でも無料で利用できて、しかも環境に優しい電動バスなのが嬉しい。行き先やルートによって5つの循環路線があり、サイアム駅に行くには1番か4番、中央図書館へは2番か5番が便利など、このスクールバスを使いこなせるようになったら一人前のチュラ大生と言えましょう。

私も1日3回はスクールバスに乗車しますが、思いもしない事態に遭遇することが多々あり、未だに慣れません。それは学生達が席を譲ってくれること。私より40歳以上も若い女子学生がニコッと微笑んで座席から立つ姿は、本当に自然で嫌味がありません。ありがたいなあと思いますが、そこまで年寄りに見えるのかと、引導を渡されたようでショックでもあります。「マイペンライ」と意地を張って辞退していますが、心の中では「ありがとう」と手を合わせていますからね。

 



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