タイ語の勉強がひと段落し、今週からゴルフ友達2組がやって来る。「朋有り、遠方より来たる、亦楽しからずや」である。これまで授業を優先して我慢していたゴルフを、3週間で6コース、10ラウンドプレーする計画だ。とても楽しみだが、朝から晩まで付き合うことになる。
そこで、束の間の休息を求めてプロームポンへ繰り出した。久々の繁華街である。BTS(高架鉄道)スクムウィット線のアソーク、プロームポン、トンローは、山手線で例えれば、東京、有楽町、新橋辺りであり、ショッピングやエンターテイメント、食事やお酒には事欠かない。また、日本人が多く住むエリアでもある。
しばし動き回ると小腹が空いた。エムクォーティエのフードコートや人気のエムスフィアもいいが、プロームポンに来たからには、この店を避けて通る訳にはいかない。どの観光ガイドブックも必ず取り上げているクウェイティアオの名店、スクムウィットソイ26にある「ルンルアン」だ。この店は、6年連続ミシュランビブグルマンの名声に奢ることなく、高水準の味を維持し続けているところが素晴らしい。
麺が小盛のSが60バーツ、普通が70バーツと少々お高くなってしまったが、豚肉、豚モツ、ルークチン(蒲鉾)等の具がたっぷり乗っているのが嬉しい。また、豚肉のダシが効いたスープが独特で、他の店にはないコクと旨みがある。バーンチャークのテンタイチャイフアットを混じり気のないクリアスープの頂点とするなら、ルンルアンはコクのあるスープで、同じ高みにあると思う。
ルンルアンはいつも混んでいて、座れるかどうかわからないことが唯一の難点であったが、それも解決されたようだ。ソイ26を挟んだ反対側に赤い看板の真新しい店舗がオープンしていたのである。
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