アメコミとラーメン

Marvel Zombies Variant、X-MEN 10号、11号



コロナのお陰で一気に出版速度が落ちているX-MENとその姉妹誌。今月はMarvelのお祭りEmpyreとのTie-in(他の作品と話が同時進行している話)。何かEmpyreは宇宙スケールの話のようなので、宇宙スケールなキャラVulcanが10号の中心となっている。

筋書をJonathan Hickman、画をLeinil Francis Yuがそれぞれ担当。彩色をSunny Ghoって人が担当している。月の上のCYCLOPS一家が住む家の周りの景色が1970年代のレコードジャケットの画みたいな色使いで非常に良いな。

添付画像は10号のもの。Ryan Brownって人のMarvel Zombies Variant。Marvel各誌のVariant Coverでゾンビ化されたヒーローが登場するのだが、X-MEN誌のVariantは平均くらいのでき。CAPTAIN AMERICAの表紙がえらくカッチョ良い。

まずは粗筋から。恐らく今の設定になる前のVulcanが宇宙の生命体の手でその力を封じ込められていた。そして現在の彼が月を歩いていると、悪意をもつ植物宇宙人に遭遇する。そして彼の閉じ込められた力が目覚めた。11号では宇宙人の標的はX-MENの住むKrakoa島。

CYCLOPS一家の住む家Summer House。夏の避暑用の家とCYCLOPSの苗字Summersを鰍ッた名前が面白い。

何だか知らない二人のミュータントがVulcanの様子を見に行くかを話している時の台詞。”My head says yes, but this drink says no.” 恐らく未成年の彼女達がマルガリータを
飲みながらだからこその台詞。酒が入ったらやる気がなくなるよね。わかる。

11号での台詞。テレパス3姉妹CuckoosのMindeeに話しかけたつもりのMagneto。私はSophieと返されたのは笑える。しかも最後にSirとつける辺り、抜かりない。

挑発してくる敵の台詞とその後のMagnetoの台詞が良いな。”So if it’s a fight you’re looking for, fight me.” “I already have. And I’ve already won.”このページのコマ割りと画はYuが描いた中でも傑作中の傑作だと思う。しぶとい敵将と一枚上手なMagnetoが印象的。

ヒーローは誰なのかと子供たちに聞いてMagnetoと答えさせるExodus。気持ち悪い。この設定では再びMagnetoの信者になっているのか。気持ち悪いのはSummonerもかな。前シリーズでこの伏線未解決だったからな。
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