X-MEN二誌のクロスーバーが終わった後のX -MEN Gold (“XG”) 16号~18号をレビュー。
筋書をMarc Guggenheim 、16号の画をLan Medina、17号、18号の画をKen Lashleyが担当。添付画像はXG 18号の表紙。Lashleyの画はクロースアップの方が良い感じなのでNIGHT CRWLER (“NC”) のそれを採用。中身の画の方がより感じられるのだが、インクも自分でやっていてJack Kirbyっぽい影の付け方が印象的。
最近のMarvelらしく話がゆっくり進んでいるので3号ぐらいで一つレビューしても良いな。あと、宇宙ものはあまり好きじゃないので、乗れないってのもあるか。
まずは粗筋から。Negative Zoneの惑星から放逐されたCreepy New Guy (CNG ちゃんとした名前はあるけど、こっちの方が好き。)を取り戻そうと、地球に到着した異星人の軍団は、CNGを救い出すが、ついでにKittyとNCが攫われてしまった。WOLVERINEを始めとするX-MENはNegative Zoneへと救出に向かった。
気に入ったシーン、台詞をいつものように紹介。Peterと男女の関係になったKitty。Rachael Summersがそれを知った後のKittyの台詞。”As a team leader, I’m ordering you, not to enjoy this.”リーダーであることを利用した言葉。可愛いね。
また、XGで気付いたのは、STORMのコスチュームが1970年代のものに戻っている点。これが一番好き。
コスチュームと言えばXG 17号で新コスチュームを着たWOLVERINEの台詞。”Told myself never wear another costume.” “Costume.”と二度繰り返すところが味噌。本当に嫌だという気持ちが伝わってくる。
NCは到着地点がはっきりわかっていないとテレメ[トできない。無謀なテレメ[トしたら、巨像の中にテレメ[トしてしまうシーンが印象的。ページ数稼ぎっちゃそうなんだけど。
その巨像。XG 18号の最後に動き出したのは面白かった。
日本人のヒーローが少ない中、ヒサコことARMORの登場は嬉しい。一方INKはよくわからないな。ま、登場人物の新陳代謝はマンネリを防ぐには必要な要素ではある。
怪我をして意識が戻らないRachael。ミュータントハウンド時代の入れ墨?が顔に再度現れたのは昔からのファンへのサービスで好きだな。
そのRachaelを始め1988年に結成されたEXCALIBURが再結集するらしい。X-MEN GoldのAnnualでね。いまから楽しみ。(事前に注文しておいて良かった。)
オマケ。苗字を間違われっぱなしのMAGMAが相手の名前をわざと間違えるシーンは結構好き。
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