アメコミとラーメン

DAREDEVILその5


間を置かずにまたまたDAREDEVIL(“DD”)。どちらかというとマイナーなヒーローで、普段は買わないのだが、何の気まぐれか、ミニシリーズを買ってしまった。タイトルは、DD Reborn。粗筋をAndy Diggle、画をDavide Gianfeliceがそれぞれ担当。彼らがこれまでどのような作品を担当してきたかわからないけど、結構良いぞ。2号まで読んだところなので、最後まで予断は許さないけどね。

Davideの画は前回紹介したDD Born Againの画を担当していたDavid Mazzucchelliの若いころの画に似ている。(前回のDDに関する記事は下記のリンクを。)
http://green.ap.teacup.com/amecomitoramen/610.html
もうちょっと写実的かな。アクション・シーンは得意みたいで結構いける。もう少し、人物の表情が上手くなれば、将来良い画家になる。2号の表紙も良いのだが、単純なデザインなので、よりすばらしい1号の表紙を添付することにした。DDの武器(Billy Clubと言う、ヌンチャクみたいな道具)を使って殺人現場の死体の位置を表す線が描かれている。これで、DDは死んでいる(息をしていないということでなく、彼のDDとしてのキャリアがね。)ことが暗示されている。

粗筋はと言うと、DDとして活躍することをやめ、自分自身からも逃避しているMatt Murdock。ならず者達に乗っ取られた小さな町に、彼は流れ着く。見て見ぬふりをしようとしているのに、ならず者達に正体が知られ、彼らの計画に巻き込まれてしまうもの。完璧に1960年代70年代の西部劇の展開だね。もしくは、昔のテレビシリーズ、「逃亡者」とか「Incredible HULK」かな。テレビのHULKは逃亡者のぱくりだからね。

これまでの話を読んでいないので、どういった経緯でDDが逃避行を続けているのかは謎。

好きなシーンは、DDが事故で視力を失った少年にコインをトスするコツを教えるシーン。DDも視力を失っているので、少年の気持ちは痛いほどわかる。だから彼にしかできない教え方で、コイントスを教えるのだ。
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