アメコミとラーメン

Black Cat登場で上々の出だし、Amazing SPIDER-MAN 921(27)



今月もAmazing SPIDER-MAN (ASM) は2冊到着。ASM 921(27)号を読み終えたので早速レビュー。筋書をZeb Wells 、画をEd McGuinness、インクをMarcio Menyzがそれぞれ担当。

添付画像はDisney 100周年イベントのvariant。Claudio Sciarroneの作品。中身はSPIDER-MANなのにな表紙。絶対騙されて買うやついる。邦訳されたIRON MAN Extremis(Adi Granovが描いた)表紙へのHomageなのだが、実は元ネタはIRON MAN 421号の表紙だ。

次に粗筋をサラッと紹介。MS. MARVELの死を今だ乗り越えられないPeter Parker。Queen Goblinを殺してしまったことをNorman Osbornも乗り越えてはいなかった。一方、自分の意に反しSPIDER-MANを救ったロボット触手をDr. Octopus (“Doc Ock”)は許せない。

今回も気に入った台詞やシーンを紹介。Black Catが良い味出している。まずは、Shockerとの対決。そもそもこの小悪党はCatの偽情報に踊らされ罠にハマってしまっている。

SPIDER-MANの台詞とその後のShockerの応え。”I’m not playing around.” “(中略)。Gauntlets set to serious.” と言った後に彼の衝撃波でSPIDER-MANはタジタジ。見かねたCatがShockerの籠手に仕掛けを加え役に立たなくしてしまうシーンも良し。Shockerの台詞とCatの感想も好き。”And now I have to kill you.” “I don’t think he meant it.” 完全にShockerをなめているねCatは。

Peterのベッドの上にCatのマスクが落ちているコマも良い。二人の間でその後何があったかを物語っている。

相変わらずのJ Jonah Jameson節。新聞の一面でDoc Ockの触手を付け不本意ながら街に現れた彼のスクープ写真に対し、その新聞社にクレームを付けているシーン。”Your paper is a Trumped-up tabloid butt-rag.” トランプ元大統領の名前を使ってでっちあげるという動詞にしてしまうセンスが好き。

そんなJJJの前にDoc Ockに破壊された彼の触手が現れてASM 921号は終わる。一方Queen Goblinも火葬されたはずなのに、ピンピンしていてちょっと今後の話を見逃せない感あり。物語の出だしとしては上々。楽しい。

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