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写真は、1988年創刊、X-MENの姉妹誌(最近はSpin-offって言葉が良く使われる。)WOLVERINE 8号(写真①)、9号(写真②)の表紙と8号の裏表紙(写真③)。
WOLVERINEは1988年の前にもミニ・シリーズが4話完結で出ている。また、2003年からは装いも新たに1号から出版されている。これはよくMarvelでもDCでもやる狡い(こすい)手。コレクターだったら必ず1号が欲しくなるっていう心情を利用して売上を伸ばそうって戦法だ。おいらもまんまとひっかかった。
話を戻して1988年のWOLVERINE。8号の画はJohn Bucema、9号の画はGene Colan。共にMarvelの1960年代、70年代黄金時代に多くの作品を残した功労者だ。光文社から出版された日本語版のFANTASTIC FOURやCAPTAIN AMERICAにも彼らの作品が載っている。
さらに裏表紙。裏表紙ってのが珍しい。普通ここはいろいろなスャ塔Tーの宣伝が載っている場所。広告収入の場を割くなんて商売熱心なMarvelにしては太っ腹だな。画はLob Liefield。もうこの頃はX-MENの姉妹誌NEW MUTANTSを描き始めたぐらいかな。まだ画は粗いな。
最後に、この記事を書き始めたときに聴いていたのは、Eric ClaptonのJourney Man。買った当時はそう良いって感じなかったけど、後から聴いてみると結構良いね。Bad LoveなんてECとForeignerのMick Jonesとのコラボだ。偶然だけどリリースは1989年WOLVERINEの8号が出た年だ。