手元に到着しているX-MEN 19号を読む前にその前日譚となるCAPTAIN MARVEL を急遽まとめて購入。（本当はこういうAを理解するにはその前のBを読まなければいけないという如何にもアメコミオタクっぽい買い方は好きじゃないので、避けてきた。一方、定期購入コミックブックの数を絞っている関係から読む冊数が激減中。金銭的にも、時間的にも余裕があるので良いか。）
筋書をKelly Thompson、画をSergio Davila、インクをSean Parsonsがそれぞれ担当。添付画像は45号のClassic Homage Variant。1977年発行のCarolがCaptainと名乗る前のMS. MARVEL 1号の表紙へのHomage。Carmen Carneroによる作品。元ネタはJohn Romita Sr.による作品。倉庫に邦訳版が保管してあるのだがちょっと読み直したくなった。
まずは粗筋、宇宙からROGUEからのSOSを受け取ったCAPTAIN MARVEL (Carol Danvers)。X-MENの元にROGUEの行方を聞きにいく彼女。そしてX-MEN選抜メンバーと共に外宇宙へと旅立つ。
いつものように、気に入ったシーンや台詞を書いていく。43号。SPIDER-WOMANとHAZMATとの会話。”I was born cool, kid.” “Yeah, that was so long ago. You’ve lost it all by now.” 年上女性と年下の少女とのやり取りはオモロイ。
久し振りにX-MENやSPIDER-MAN以外の雑誌を買ったが、知らないことが沢山出てきた。前述のSPIDER-WOMANが出ていることにもビックリだったが、Carolの別人格BINARYが独立した人間というかエネルギー体として登場したのに面食らった。WAR MACHINEことRhodeyがCarolと付き合っているのにも唐突感。違うコミック・ブックもたまには読んでみるもんだ。もう一つあった。今のPSYLOCKEはBetsyじゃない。だけどテレパスなんだ。
Broodに乗っ取られたROGUE。こうやって助けを読んで餌をどんどん呼び込んでくる話はどこかで読んだことがあるのだが、なんだっけALIENS??
44号のCarolの台詞。”There was a time when I would have delighted in blowing apart two greatest enemies, the Brood and ROGUE. 中略 Growth sucks.” Carolの嘆きは笑える。それとそうだった。Greatest enemyとまで言うほど、Carolは元々ROGUEのこと大嫌いだったな。ROGUEはCarolの力はおろか記憶までも奪っちゃったんだよね。懐かしい。
44号でページをめくると戦闘シーンからパーティーシーンに変わっていて面食らったが、途中から全員が洗脳されたんだな。この面食らい感楽しい。さて、どのコマから洗脳されたんだ？
45号は反撃篇。何か違和感を感じている中、GAMBITが夢の中でROGUEがおかしいことに気付く。夫婦の繋がりを感じる。PSYLOCKEが夢の中のGAMBITを刺すことで、夢から目覚めさすところも良し。自分の肉体を傷つけて縛めを解くシーンはちょっとわからないな。
