アメコミとラーメン

何故か「家族」がテーマの DEADPOOL 2



最初の作品から2年振りの公開となった映画DEADPOOL 2を観たので早速レビュー。

まずは、粗筋から。 Russellなるミュータントが殺人の味をしめ、殺し屋になることを防ぐために未来からCABLEが来た。一方、CABLEと手を組み、Russellが殺人を防ぐために全力を尽くすDEADPOOL。

好きな場面、台詞を順不同で紹介する。全体的に、話の進め方がよく出来ている。過去に時計の針を戻して、回想する手法はよく使われるが、その上、それが最後のオチに繋がる伏線なのは唸らせる。

WOLVERINEの最後の映画で、彼が死んだシーンを模したオルゴールはナイス。

Domino役の人が、アメリカで色々言われたらしいけど、完全にこの映画にフィットしていた。かつX-MENの基本理念の差別や偏見に対する抗議のメッセージに調和している。

COLOSSUSは最後まで道化。前回同様。今回はお金使っているので彼の肌の質感が改善されたのが良かった。前作は酷かったからな。

Juggernautが強すぎ。COLOSSUSを彼がロシア人だから”commie”(共産主義者)って罵っていたけど、時代錯誤。今時こんな言葉使うかね。

X-MENとその姉妹誌でのJuggernautの登場回数をDEADPOOLが喋るシーン。主役のReynoldsは本当にこの悪キャラを好きなんだなって感じた。

忽那汐里は可愛かったが、脚本が彼女の良さを引き出せてなかった。彼女は演技も達者だし、勿体ない。この映画のYukioは別に誰でも良い役。

そのパートナー役Negasonic Teenage Warheadの女優さんが前作から大人へと成長し綺麗になった。

DC映画をからかっている台詞があったり、Reynoldsが演じたGreen Lanternを皮肉ったり楽しい。

DEADPOOL が盛んにカナダをバカにするんだけど、何故だろう。Reynoldsはカナダ人なのに。

CABLE役の人はCABLEっぽくて良いな。彼の娘の名前がHopeってのは、アメコミファン向けのサービス。

DVD買って色々復習したい。読み逃したり、聞き逃したりした細かいネタ多すぎ。

Ending credit途中の、CABLEのタイムマシーンを修理するシーンや、それを使って過去をやり直しシーンは全般的に良し。

出だしにこの映画のテーマは何故だか「家族」って宣言するんだけど、それが最後の方で効いてくる。因みに前作のテーマは「愛」

Vannessa約のMorena Baccarinは、テレビシリーズGothamのLeslie役だね。綺麗。(前回も書いた。)

映画で使われていた音楽は1980年代のものが中心で懐かしかったな。ま、オイラの好みはAC/ DCのThunderstruckだけどね。X-FORCEの出撃シーンとしては最高。その後のドタバタはずっこけだけどね。

しかし、無意味に残虐シーンの連続だったな。ま、そういう映画だからね。

勝手評価B+。
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