Amazing SPIDER-MAN (“ASM”) 8号、1.3号も同時に来ているので、それを読んでからでも良かったけど、ャbドキャストSPIDER-MAN Crawlspaceを聴くため、ASM 6、7号をまずはレビュー。非常に中途半端。
筋書きDan Slott、画をMatteo Buffagniが担当。添付表紙の画はAlex Rossによる6号の表紙を採用。
粗筋から。Peter Parkerは上海にいる。脱獄したMr. Negativeは上海で麻薬を広めている。そして、慈善家のQuinghaoの命を狙っている。一方、Parker Industry (“PI”)社上海オフィスでは、小さな綻びが広がろうとした。それを防ごうとするSPIDER-MAN。
いつものように、気に入ったシーン、台詞を紹介。まずは、Buffagniの画が良いな。新しいSPIDER-MANの再出発に相応しい新しい血に感謝。PeterがPeterっぽくないのだが、それはそれで今は許す。Mike Deodardo Jr.の画にちょっと似ているかな。(Depdatoと言えば、IRON MANの画を今月到着した話から担当するようだ。大歓迎。)
添付したRossの表紙は久し振りに良いな。上海のビルディングの窓ガラスに映ったMr. NegativeとSPIDER-MANが綺麗だ。
CLOAK & DAGGERの登場だ。それもMr. Negativeの悪の影響を受け、悪者になっている。だから、コスチュームの色が白黒反転していて、DAGGERのそれは黒、CLOAKのそれは白になっている。この発想は面白い。ちなみにASM 7号の表紙はそのDAGGERとSPIDER-MANの図。それも素晴らしい。
ASM 6号の最後にMr. Negativeの手がPeterに触れたことで、Peterも悪に陥るのかと思いきや、あら不思議。過去のミニシリーズでPeterはこの悪の一触を克服したことから、免疫ができるらしい。初耳。この設定も面白い。
いつものSPIDER-MANの相手をからかうような冗談”wise-crack”(ASM 7号では”banter”って単語を使っている)に対するCLOAKの言葉が辛辣。”We never found any of it (=banter) funny. Honestly none of it.”(悪に染まる前から、あんたの冗談の一つでも面白いって思ったことないよ。)DAGGERの黒いナイフより痛い一撃だね。
上海ばかりか、PI社では世界中のあちこちで、綻びが出来て、Peterの能力では収拾不可能だ。これは悪くない。そもそも、PeterはCEOタイプの人間じゃないし。Peterバブルが崩壊し、一旦全てがなくなり、早く元の彼に戻って欲しい。そうしたら、Mary Janeが戻ってくるだろうか。(もう完全においらの妄想の世界に入っているな。)
さて、一通り良いなと思ったことを紹介したので、気に喰わないところ。全体的にこれら2号で成し遂げたのはなんなんだろう。伏線の山また山だ。一つ一つの伏線は悪くない出来だと思う。だけど、引っ張り過ぎだよ。SPIDER-MANは何一つ解決してないじゃん。(再出発してから考えても何一つ解決できてない。もう7号だよ。)
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