Amazing SPIDER-MAN (“ASM”) 902(8)号を読み終えたので、レビュー。Amazing Fantasy 1000号はぶ厚すぎて1日で読み終える自信がないので1冊のみを紹介。
そして今回は、variant coverを添付。Iban Coelloの作品。前回のASM901号で添付いたJRJRの作品があまりに良いので、ちょっと見劣りがするのだが、これはこれでなかなか良いかな。
前号に引き続き、筋書をZeb Wells 、画をJohn Romita Jr. (“JRJR”)とScott Hannaが担当。彩色はMarcio Menyz。
まずは粗筋。相当イカレタVultureに襲われ、Web-Shooterも破壊されSPIDER-MAN は絶体絶命のピンチ。開発中のコスチュームをNormanに持ってきてもらうよう依頼するが断られる。どうするPeter。
好きなシーンや台詞等を紹介。空から落とされるは、壁に衝突させられるはでボコボコにされ一方で、殺人犯であることを孫に知られたことを詰るVultureに対するSPIDER-MANの台詞。”Aren’t you currently trying to murder me?”そんな状態であるにも関わず、SPIDER-MANのWise-crackingは止まらない。
空高くから地面へと落とされたSPIDER-MANがクモ糸の予備カートリッジに入った液体と木の枝と葉を使って、落下の衝撃を吸収させるシーンは結構良いな。枝と葉に当たる音が沢山出ている表現も好き。
罪を消された後でさえ、元の自分に戻ること恐れるNormanの言い分から、彼を信じてしまうPeter。これはやはり将来裏切られる伏線なのか。
ここから、気に入らないころ。その後の通行人の注意喚起とSPIEDER-MANの応え。”Yo Spidey, look out.” “Huh?” いやいや、言われるまでもなく、SPIDER-Senseが働くはずじゃない。
またもやSPIDER-MANの新コスチュームの登場。これはもはやSPIDER-MANじゃなくてIRON MANじゃない。そしてGoblinのようにグライダー飛ぶ段にいたっては許されん。お約束違反。かつNick Spencer時代に1回試してみてダメだったやつじゃない。全然反省してない。玩具会社とのタイアップなのか。