今日は朝のヨガクラスが終わり、12時頃に自宅に戻った。
そこには、夏休み期間を利用し実家に帰ってきている息子がいて、
なんと、キッチンの前に立ちお昼ご飯にローストビーフサンドを作ってくれていた。
今まで、母親の私にご飯を作ってもらうのが当たり前だった息子。
一人っ子だったため、なんでも彼のリクエストに応えて、へたくそなりに料理をこしらえていた私。
それが、仕事から帰ってくる私のために食事を用意しくれたことがすごく嬉しかった!!
4月から一人暮らしをしている息子は、
自分で肉じゃがやカレーを作ったりお弁当を用意したり、自炊をしているとは聞いていた。
けれど、実家に帰ってきたころは、私にご飯を作ってもらってばかりだった。
ハッと気が付いた!!
もしかしたら、
「おかあさん卒業式」
これが、もしかしたら母親の私の意識だけでなく
息子の意識も変化変容させたのかもしれない。
一人の大人同士、互いに助け合う関係性に移行したかのようだ。
あのセレモニーは私自身の心を切り替え、癒し、次のステップに向かうためであったが、
溢れるエネルギーが息子の内側にも流れこみ、何かしら心へ浸透していったんだと思う。
この何でもないお昼ごはんエピソードは、
それを物語っていると確信した。
もう、充分すぎるぐらい精神的にも大人になった愛する我が息子。
私も、遅ればせながらではあるけれど、息子を信じてその存在を独立した人間として認め、
その一人の存在として自由に生きてもらうことを心から願いたい。
そして、私も安心して
自分の人生に戻って、自分で自分を愛して、自由を楽しみつつ心を癒していきたい。
「愛別離苦」
誰の人生にも起こりうる人生のテーマの一つ。
仏教の哲学に興味があり、数年まえから仏陀の教えを学んでいる。
だが、教本で読んだ知識はどこか薄っぺらい、
実体験こそが真の人生の学びになるんだとしみじみ思ったのだ。
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