あみものだもの

編み物歴?年。独学で続けています。

編み物ブーム/小人と巨人の編み物

2025年01月18日 | 日記
こんばんは。
いま若い子たちの間で、編み物が流行ってるんだそうです。フジテレビのYoutubeチャンネルでも特集されていたぐらいなので、どうやら本当みたい。どちらかというとかぎ針編みメインで小物を編むみたいですね。やっぱり一本針でとっつきやすい印象があるからでしょうか。編み物をギフトに選ぶ感覚も私たち世代とは全然違うんですね。私たちの時代、編み物のプレゼントといえば「ダサい・重い」の代名詞だったのに。一時期コロナ禍で見直されているとは聞きましたけど、そのコロナ禍も終わり、編み物というカルチャーも「もはやこれまで」といった感があったので再び見直されていると聞いて嬉しいです。たとえこれが一過性のブームに終わったとしても、技術というのは一生ものですから、人生のふとした瞬間に思い出してまたやることもあるかと思います。これからはじめた人も楽しく続けて欲しいですね。

年始に買ったHiyaHiyaの輪針セット、それからケーブル同士を接続するためのコネクタが今日届きました。


US9-15号の方のセットです。針長は4インチ、針先はシャープタイプ。ケースはアソートで選ぶことができないのですが、今回は孔雀の模様でした。密かにこれがいいなあ…と思っていたので大当たりで嬉しいです。








これはメーカーさんのご厚意でついてくることがある(つまり必ずついてくるわけではありません)おまけのニードルゲージ。可愛いなあ。


8年前購入したUS2-8号のセットと一緒にパチリ。これでもう、思い通りのゲージが出ないけどその号数の針は持ってない!とか慌てなくて済みます。小人の靴下から巨人のショールまでどんなものでも編めるようになりました。
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今後の編み物計画/いっぱい買っちゃった

2025年01月10日 | 日記
こんばんは。すごい寒波が来てますね。近年はずっと暖冬で編み物を趣味にしている人間としては少し寂しかったのですが、今年の冬は本当に寒い!

年が明け、私の編み物シーズンも後半戦に突入しました。怒涛の追い上げにより昨年中にキツネのバッグを完成させた私。次なるプロジェクトは…


キツネのバッグです。え?
実はですね、年末年始に帰省してきた妹に完成したバッグを見せたら、「私もこれ欲しい!」と言われまして。どこにも売っていないバッグですからね。それじゃあもう一つ頑張って編むしかないでしょう。

同じ作品を二度編む、というのは色んな作品がある中、なかなかないことだと思います。でも初めて編んだキツネのバッグにはここもう少し上手に作りたかったなあという点があるのです。ひとつは渡り糸に余裕を持たせられず、編み地がつれてしまった部分があるところ、もうひとつは編み方の問題ではないのですが、内袋の縫い付け方がちょっと雑になってしまったところです。ふたつめのバッグはこの点に注意して、誰にプレゼントしても喜ばれるような仕上がりにしたいと思っています。

本当は残りのシーズン、編もうとしていた作品があるんですけどね。年が明けてネットの初売りはどんな感じかな、福袋とかめぼしいのはないかな、と探していた時にこの糸を見つけて。



リッチモアのカプリシャスです。可愛い糸なんですけど、廃盤になるみたい。10玉で定価の半値くらいでした。これでガーター編みの三角ショールを編もう、と思ってました。


そこのお店は一定の金額分購入すると、ランダムで手芸本をプレゼントしてくれるサービスがあるんです。太っ腹!今回はこちらの「ソノモノで編む棒針ウェアとこもの」でした。

それと、来シーズン編むものももう決めてしまってます。Ravelryから、Noriko Ichikawaさんのパターン cocoon chokkiです。指定糸のLa Rinconada /wooldreamersで編みます。


小規模のメーカーの手染め糸を手にいれるのは初めてです。どんな仕上がりになるか楽しみ!

あとはついで買いで…



カナダ生まれのデリケート衣料用洗剤「ユーカラン」です。すすぎがほとんどいらないのが特徴。すすぎがほとんどいらないということは、節水もできるし、何より楽。編み物作品の仕上げ洗いに最適です。



あとは小さなハサミ。画像では分かりませんが、持ち手に可愛らしい模様が彫られています。こういうオシャレ系手芸道具ってだいたい高価なんですけど、これはプチプラなんですよ。嬉しいですね。

これに、この前記事にした玉巻器とかせくり器でしょ…あ!US9号以上の輪針持ってない、買わなきゃ!

そんなこんなで、


いっぱい買っちゃった!編み物関連で一度にこんなにお金使ってしまったのは初めて。しばらく塩を舐めて暮らそうと思います。
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謹賀新年/ありがとうランキング

2025年01月05日 | 日記
あけましておめでとうございます。
私のお正月休みも残りあと1日となりました。
今年はわけあって家族全員が揃うことはなかったのですが、顔が合わせられた者同士で鍋をつついたりゲームの対戦で燃えたり、ショッピングモールの初売りに出かけたり、それなりにお正月らしく過ごせて楽しかったです。皆さんはどうでしたか?
本年もどうぞよろしくお願いします。

ショッピングモールの初売りで実は何も買ってないんですが、年越しから年明けにかけてネットで毛糸や道具を少し買っています。

その中で大きいものは、新しいかせくり・玉巻器です。実はどちらもすでに所有しているのですが、それはこんなものです。



わーお、昭和レトロ!10年くらい前かな?どうしても必要になったんですが新品は高くて買えなかったので、ネットオークションで手に入れた中古品です。たぶん持ち主より長くこの世で生きてます。




かせくり器でこのタイプは珍しいんじゃないでしょうか。机の天板に万力で固定するのではなくスタンド式です。コンパクトでよかったのですが組み立てにちょっと時間がかかる、机に置くだけだと玉巻器を高速で回転させた時にどうしてもズレてしまう、などの問題があり、買い換えることにしました。



玉巻器はクロバーのもの。かせくりは横田(ダルマ)製です。玉巻器のほうは初売りに先駆けて大晦日にひっそりと値引きされていました。ダルマもかせくりと色を合わせた玉巻器を販売しているんですけど、クロバーのほうがちょっと高いんですよね。同じメーカーで揃えるのもいいと思ったけどこの差はなんなんだろう、と気になっていたのと道具としてデザインが気に入ったのでこちらにしてみました。


くすみブルーのセミマットの表面仕上げとか、尖った角のないところとか美しいですよね。モダンです。並太糸で130g程度の、従来品より大きな毛糸玉が巻けるのが特徴です(この点はダルマの玉巻器type-2も同じ)。



ダルマのかせくり器。組み立ての必要がなくワンタッチで傘のように開くので扱いやすいです。レビューには少し安っぽいとか壊れやすいという意見もあったんですが、質について私はあんまり気になりませんでした。壊れやすいというのは、そもそもこのタイプのかせくりの開閉の仕組みって複雑だし、それなりの扱いをしないとどうしても不具合は出るだろうと思います。

休み明けにカセの糸が届くので、早く実際に使ってみたいですね。気づいた点があればまた記事に書きます。ダルマの玉巻器type-2の使用感も気になるので持っている方は教えてください。

さてこの「あみものだもの」、いつも読んでくれている読者様のおかげでランキング好成績をおさめています。






1900近くある中(編み物個人のカテゴリで)でどれだけのブログがコンスタントに更新を続けているのかはちょっと分かりませんが、それでも十分に嬉しい成績です。編み物を続ける大きな原動力になっていますし、皆さんには感謝してもしきれません。本当にありがとうございます。シーズン限定ですが、これからも頑張って更新するので今後ともよろしくお願いします。



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降って湧いた9連休/2024年の快挙

2024年12月31日 | 日記
年越しムードの高まる中、ああ私は今日もお仕事…と思っていたんですが、朝食をとっている時に電話が鳴って、上司からだったんですけどなんと「今日からお休みしてください。新年の出勤は6日からです」とのことでした。世間並みに9連休じゃないですか、ばんざーい!

そうと来たらもちろんバッグの製作を頑張らなくては。今日は編み上がった持ち手に伸び止めテープを縫い付けるところからです。


部屋の片隅で埃をかぶっていた(もちろんカバーをかけていましたが)ミシン。最後に使ったのは2年くらい前だと思います。久々のお仕事です。

でも、手編みの編み地をミシンで縫うのって初めてなんですよね。厚みもあるし、果たしてこの2万くらいのミシンでちゃんと縫えるんでしょうか?


結論から言うと、ちゃんと縫えました。最初、押さえと台の間に入らない、こりゃダメだ…と思ったのですが、ミシンの押さえってレバーを上げたところからさらにグッと押し上げると厚地も入るようになってるんですね。知らなかった。ただパワーが足りないのか、スムーズな布送りができたかというとちょっと厳しかったですね。なので持ち手の縫い付けはあまり綺麗にはできませんでした。幸い編み地がネップ入りのグレーの糸で編まれているので、綺麗に縫えたかどうか表から見ればあんまり分かりません。

(ここから作業に熱が入っていくのでほとんど写真が撮れていません。ご了承ください)
この伸び止めを縫い付けた持ち手に反対側の持ち手を合わせ、長辺をかがったら持ち手の完成です。いよいよ内袋の作成に入っていきます。

型紙を作るほどのものではないので、生地に線を描きます。今回は水で消えるインクのチャコペンを使いました。洗えるバッグではないのでチャコペンシルを使うと線が残ったままになってしまうので。ただ、こういうインクタイプのチャコペンって、本当に普通の綿ブロードにしか使えないんですよね。色も薄いし、柄でもあったらもう分からない。ましてやウール地だとインクが全然つかない!便利かと思って何本か持っていますが正直、持ってて良かったと思ったためしがない…。

本にはそのように書いていないのですが、内袋にはポケットをつけることにしました。財布とスマホぐらいサッと取り出せないと、普段使いできるバッグとしてはちょっと頼りないと思ったので。ポケットをどう縫うか、でかなり頭を悩ませました。厚みのあるウール地なので端を三つ折りとかにするとそこが分厚くなるんですよね。結局、ジグザグミシンで端処理をして、シンプルなパッチポケットにすることで落ち着きました。

ポケットがついたところで、内布を中表にして、両脇を縫います。縫い代を割ったら、今度は入れ口を外側に折ってアイロンで押さえます。ウールなのにアイロンしていいのかなあと思ったけど、あんまり目立つところでなければ仮にテカリが出てしまっても大した問題ではないでしょう。

こうしてできた内袋を…最後の工程です。待ち針で止めてしつけ縫いした後、入れ口をぐるっと縫います。最初は大して難しいことではないと思ったのですが…

編み地、持ち手、内布が重なるところは1cm近い厚みになるんですよ。さすがに布送りが上手く動作せず、1回目は縫ったけど持ち手がズレてうまく挟めていませんでした。

朝から作業していたので、ここまでにかなり体力気力を消耗していて。縫い目が細かいので解くのも一苦労。嫌な汗が出てきました。縫い糸を切るつもりが毛糸を切ってしまい、苦労して編んだ編み地に穴が開きかけた時は半泣きでした。2回目はもう待ち針も最低限しか打たず、しつけ縫いもせず、手でズレないように押さえて縫いました。結果、その方がやりやすかったです。あんなに準備したのに。

長くなりましたが、こうしてキツネのバッグが完成しました。



ポケットはこんな感じです。裏地も表の雰囲気にバッチリ合っています。ただウール地なので少し重ためのバッグになりましたね。でもすごく暖かそう。この一週間、よく頑張って取り組みました。2024年最後の快挙です。

さて、年内の更新はこれが最後となります。今年も、というか毎年秋冬の間だけの更新ですがいつも読んでくださっている皆さん、本当にありがとうございます。良いお年をお過ごしください!
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キツネの美容整形

2024年12月29日 | 日記
ちょっと納得いかなかったので申し訳ないけど、キツネくんには美容整形してもらいました。


ビフォー


アフター

アフターはひょうきん者の雰囲気がありますね。二枚目俳優からコメディアンに転身。どちらがいいかは好みの分かれるところでしょう。これでもまだ完全に納得したわけじゃないんですけど、お手本とアイホールの位置、形が全然違ってしまったのでそれにしては善処したほうだと思います。

今日は4本の持ち手全てを編み上げました。


糸をギリギリの量しか買っていなかったので、途中でもしかしたら足りないかも?となって焦りました。もし足りないとき、これから取り寄せても届くのは年明け10日ぐらいだろうし、お正月休みの間に完成させる計画はポシャってしまいます。持ち手を編み終えて、残ったグレーの糸は8gでした。

なんとかお正月の間に完成させられる目処が立ってホッとしています。ここまできたらさすがに油断して放置ということはないと思うので。やればできる子なんですよ。
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