あみの3ブログ

266杯目 ラーメン真太@南砺市福の塩に冷やし登場!!

富山県南砺市(旧福野町)
JR福野駅前に位置する人気店 らーめん真太(しんた)
店長さんが替わったみたいで髭のたくやくんが頑張っていました。(他にも髭いたw)
前の店長が先日貪瞋痴に来てそんなこと呟いていたそうです。

3年前は柑橘系の爽やかな酸味が効いた冷やしラーメンがありました。
一昨年のトマトの冷製2アイテムはとても斬新なメニューでした。
しかし昨年は汁物の提供は見送られ、
ざるラーメン的なカエシが効いたつけ汁のアイテムのみでした。
つけ汁なら日持ちして冷蔵庫のスペースも少なくて済む。
昨年も感想を書いたけれど、
富山県では販売数量とロスの問題で季節モノを見送るお店が多い。
コスト意識が強くてお客を飽きさせないという意識が足りないのは
業界のけん引役的お店が無いことによって、
競争力が働いていないのではないだろうか。

今回は待ち焦がれた夏のメニュー
冷製汁物がついに出たとの情報で、さっそく訪ねてみました。

夏季限定 冷やし塩そば 890円と少々高め。


福のしおそばを冷製にしたイメージの
甘酸っぱくない出汁の効いたスープに冷水で〆たコシのある麺の冷やしラーメン。

透き通ったスープは淡麗コク旨系で、あっさりの中にも旨みが凝縮しクリアーでスッキリした飲み口。
氷で冷やしていないのでスープが薄まることはありません。
福の塩でお馴染みの角のとがったガツンとした塩味が
夏の汗をかいた身体に心地よく吸収されていく感じです。

麺は自家製の中細縮れ麺。
冷水で〆られコリッとした食感で、喉越し抜群。
縮れがたっぷりスープを持ち上げます。

梅肉は塩分濃度の調整や酸味による清涼感
さらに梅に含まれるクエン酸が夏の疲れを回復させてくれます。

おもしろいのは茄子の煮もの
醤油と甘い(甘く感じる)味付けが
塩味のスープと同調していないのだが
夏野菜とおふくろの味的なやさしい味付けに
精神的に癒される(笑)

もう一つのおもしろい具材
豚の肩ロースコンフィ
(肉を油で低温加熱しそのまま冷えて凝固した油脂で保存したもの)
初めての食材ですが

第1印象としては、コンビーフみたいな味と香り。
見た目は赤身の低温加熱チャーシューのようですが
しっとりと柔らかく、脂身を削ぎ落しているらしく
油脂による口当たりのベタつきは感じませんでした。
味は薄っすら塩気とハーブの香りがします。

これだけの具材によってお値段が決まっているようなんですが
スープと麺だけでも十分に美味しく食える冷製ラーメンだったと思います。

期間終了までにはもう一度頂きたいと思います。
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