夏休みに入ってすぐ、バレエの発表会がありました。
バレエ教室を変えてから始めての発表会。期待と不安が入り混じる感じでしたが娘はとても生き生きと踊っていて、ひとまず今の所はここに変えて良かったかな、と安心しました。
もともと通っていたお教室はとても厳しくて、当時の娘のような幼稚園児にも甘くなかったです。
先生がお手本を見せてくれることはなく、口で説明した動きをさせられ、うまくできないと「レベルを落として簡単な動きに変えます」と、どんどん美しいバレエの形から遠ざかっていってしまう…(幼稚園児相手に割いている時間はないとばかりに)
という、なんだかな…な部分がかなりありました。
先生方がバレエを強く愛するがゆえだとは思いますが、一年間の練習の成果を発表する場ではなく、一年に一度の渾身の作品作り、という感覚で、多分先生方は本心ではへたっぴな幼児クラスの子達を出したくないんじゃないかな。と思うくらいでした。
その情熱?のようなものについていくのが難しく、また春から上がる小学校は土曜日もあるため練習もはままならないかなーと思い、別のお教室に移動したのです。
が。
次のお教室が、これがまた、前のところとは対照的な、ゆるーくてあまーくて、優しいの。
前のところは一年に一度だけハーゲンダッツを姉妹で分けて食べるとか言っている子もいたくらいなのに、今のところは毎回レッスンの後はお菓子交換大会(笑
でも親子共々居心地いいです笑笑
本人が上手くなりたい気持ちや向上心、本当に美しく技術の高い先輩たちの元で学べる環境、周りとの切磋琢磨していく刺激的な場から私のほぼ独断で遠ざけてしまったことに対しては申し訳無い気持ちや残念な思いから葛藤もとてもありました。
舞台の上の、精一杯の力で活き活きと楽しそうに踊る娘を見て、これがベストだったのか、何が正しいのかなと泣けてもきました。
でも、ここだって厳しさがないわけではないし、周りの子だって娘よりよっぽど上手な子が多いし、みんなと踊った曲を大切に思ったり、発表会で踊った曲をいつか懐かしいなーと思ったり、先生やバレエが好きだなーと思ったりすることは、まず楽しくなくてはと思うので、私もくよくよしないで今後もこのこのお教室で楽しく、でもしっかり学ばせたいと思います。
発表会には、主人のご両親と実家の母が来てくれました。
以前のお教室の発表会よりも開始時間が早く、場所も良いので、来てくれやすい環境になったかな。
お友達も数人来てくれて、発表会の醍醐味も感じ嬉しい1日でした。