<あなたへの手紙…!>

加齢と比例し記憶は薄れ身体能力は欠ける日々
模索しながら、頑張って登る八十路坂その生活を備忘録を
ここに綴ります!

自分史・・・!⑥“合コン”のはしり

2008年01月31日 | 短歌
           
                    宝川温泉郷

       【深々と赦されがたく積もる雪秘めごと捨てむ奥利根の冬】 

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⑥  “合コン”のはしり

そして瞬く間に 一年が経った・・・
 
私はここでで、一度も「おばさん」とか「ばーあさん」とか呼ばれた記憶がない。
何時も 「○○さん」時折「○○子さん」と呼ばれていて・・・

先日、バスの女の運転手さんが 仲間、上司にセクハラ行為を受けたと
涙ながらに語っていた姿を・・・テレビのワイドニュースで報じていた。

私は、男性の職場の中で、そのような事は微塵もなく、多分、社風がそうであったのだろう・・・! 
とっても紳士であった。今、思えばその点、感謝のみである ・・・ m(_ _)m アリガトォ~

 
 B 君は 相変わらず、休憩時間 そして、お昼休みに  仲間と顔を出す。
    そして、最終の話題は「彼女が欲しい」 で締めくくる。
     確かに現状では、女の友達すら作るのに難しいだろう・・・・
         独身者が多いのもよく解る・・・

「若い独身女性をここの事務に採用すれば、ひとりはチャンスがあったかもね」と、
言うと、「あぁ駄目 でしょう? 続かないし かと言って若いお母さんは休みが多い、
まして不倫の汚名を残し、相手の男性は決まって左遷ですよ」・・・

 あぁ  “納得” 私が何故採用だったのか?その理由が今、解ったのである。
 うぅーん!喜ぶべきか?悲しむべきか?「まいったなぁ」 複雑・・・

私は 友人と、「読書会」を作っている。同じ本を読み その感想を話し合う!
そして、それがフィクッションであれば当地へ出かけてみる。
そんな会にも当初は20名近くいた会員も、発足30年過ぎると心通い合う
7名に減り現在も続いている。
 “読書会”として発足したが今では“旅行会” に化してしまった・・・
   その茶話会で、私は“出会いの少ない彼等”の事を話題にした。

すると、 お菓子の先生をしている、メンバーが、私の夜間のお教室には
若い娘さん  ばかりだ、いつも 「先生誰か好い人いない」と話してくる。・・・
  それでは、 みんなを団体紹介といこうか・・・?

      今で言う “合コン”のはしりである。

彼女が「お雛様の時にケーキを教材として作り、その男性達をお教室へ茶話会として
 招待する」のは、どうと言う。 ここは 乗った、乗った すぐさま まわりの
  独身男性を  纏めたが・・・

公民館主催のお菓子教室・場所提供の公民館が 夜間の男性進入を許可しない!

  この話はここでお流れ・・・・がっかり

その後、喫茶店で男性2名 × 女性2名を紹介し・・・・・
「話し合って計画を決めなさい」とした。その後 ピックニック、卓球、ボーリング 
 と会を重ね、それぞれカップルも生まれたらしい。

B 君が、忘年会の日「逢って欲しい人がいる」 という 
早めに忘年会を切り上げ 待ち合わせの喫茶店へ行った。可愛い娘さんが待っていた。
あの合コンの流れで知り合ったと言う。
そして数年後 B 君 彼女と結婚 ・・・新居にもお邪魔した・・・一児の父となり
宮参りには、立ち寄ってくれた・・・ 

  【ふるさとの母の夢みしあの幼企業戦士の2児の父なり】 
今ではもう2児の父となり
        現在は大阪工場にいる。年賀状が毎年届く・・・!


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自分史・・・!⑤目を見張る・生産ライン

2008年01月28日 | 短歌
         
                    万両                                                                             
     【愛しみて雪帽子かぶる万両の一むら燃えて冬のときめき】


⑤目を見張る・生産ライン

ある時、昼の休憩時間が終わっても、B君18歳  ぐっすり寝込んでいる 
「B君みんな下に降りたよ・・・」と声をかけた。
 B君は 寝ぼけ顔で「故郷の夢を見ていて、あぁ!お母さんかと思った!」と
          にっこり笑った。
      これが B 君 と始めて交わした言葉である。 

 彼・B君は地方の高校卒業と同時にここへ配属 会社の独身寮に入寮し
 社会人一年生である。  あれ以来・・・  
 「昨日のサッカーの試合い、一回戦で負けちゃった・・・」とか
 「始めての給料から 田舎へ ¥3000-送金したら、
  お母さん 神棚に備え、泣いたんだって サ」とか・・・

  休憩時間に 事務所をのぞいては、話掛けていく。
 そんな人が、ひとり又ひとりと増え、寂しさから開放された。

             

塗料・樹脂・粘接着剤・高機能性素材といった、高分子事業と顔料・
 着色剤・電子メディア材料などの色材事業を基幹事業としている。
  ここは、印刷インキ国内トップの化学メーカーである。

私の所属しているこの建物2棟・・・・・
プラ用着色剤の生産 缶用着色剤の生産をおこなっている。

私も慣れてくると、折々書類の不備を聞きに1・2階の現場を尋ねる日もある。
機械の合間 合間で 機械油にまみれ、みんな一生懸命働いている。

  【勤<いそ>しみて魂しいさえも汗まみれそんな気がする誇れる仲間】
男性の仕事ってこんなに大変なものかと 改めて頭がさがる・・・・・・
私は、つくづく従業員のご家族に帰宅時には「お疲れ様」と 主をあたたかく
迎えて欲しいなぁ  と切に願った。

中2階から 材料を仕込むと・・・最終ラインの一階出口では、製品となり
もう袋に詰められ。トラックの上・・・ε=ε=ε=ε=┏(; ̄▽ ̄)┛

驚き!日本の“自動精密機械”の発達の素晴らしいさに感服させられた。
こんな工程の世界があるのだ・・・おぉー 日本の精密機械の躍進には
本当に目を見張るものを感じた・・・

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