<あなたへの手紙…!>

加齢と比例し記憶は薄れ身体能力は欠ける日々
模索しながら、頑張って登る八十路坂その生活を備忘録を
ここに綴ります!

曼殊沙華咲く

2017年09月16日 | 短歌

 今朝の散歩で写す

   台風18号が東シナ海を北東に移動中の影響で私の街も
今朝の天気は棚曇り
 
そんな中、今朝<5時45分>いつもと違うコースをウォーキングした
一番に目についたのが、稲がほとんど刈られていて
あぜ道のあちこちに彼岸花が、咲いていた事
  季節の変わり目を犇々と感じた瞬間だった。

【稲刈られ風の向こうに曼殊沙華秋をふかめて赤々と咲く】
     
【台風の余波に押されてとの曇る 道のべ明る彼岸花咲く】
    
【墓に咲く芯まで赤き死人花九月の死者がみたまを飾る】
  
 
彼岸花には色々な名前が付いていて曼殊沙華 死人花 
地獄花 幽霊花 毒花 痺れ花 剃刀花 狐の松明 天蓋花
などと怖い呼び名もついている。
これは、アルカロイドという毒があるため、呼ばれているのでしょう
 
今年は天皇両殿下が日高の森の彼岸花をご覧になるとか。。。
 近くに住む者として嬉しい限りです。
 
旅から帰り10日間経った。夫は
今朝、ミニトマトの棚の後片付けをしてくれた。
体調はいまいちらしいが、意欲が前向きだ。
     嬉しい限りである

 

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老夫婦の思い出作り!⑵

2017年09月09日 | 短歌

 地球岬

昭和新山 


 旅二日目・・・ホテルを10時出発 今日も僅かの移動

地球岬 昭和新山 熊牧場 有珠山 
オプションとなっていて自由行動

青い麦畑から地震と爆発音とともにふくれ上がり爆発・・・
その間刻々と隆起しながら、地球のエネルギーは地を402m押し上げた。
その昭和新山を始めてみた時は、その力に驚き感動もしたが・・・!
2度目となると感動より、アジア系の団体旅行者の多さに驚いていた。
何処へ行っても中国語、韓国語 ここは日本かしら?と時折勘違い。

いずれも2度目なので「みなくてもいいって感じ」だが
時間があまるので、昭和新山の麓から隣の有珠山山頂を
繋いでいるロープウェイで GO.

それから「頂戴 頂戴」するでっかい熊をみて、
宿泊地のザ・ウインザーホテルへ3時到着

山々と湖がおりなす景観美
とにかく一歩入ったら心を奪われた。
すぐにウエルカムドリンクが振舞われ
全面ガラスから洞爺湖が見渡せる素晴らしい景色
思わず   ~ オービューティフル~
部屋からもお風呂からも、湖が見渡せて、とても気持ちいい
窓からの景色は絵画のようだ。
 
 【山の上洞爺湖の水面静かなり夜更けても尚ひとり見ており】

夕食は事前にに頼んでいた日本料理

【海鮮に顔見合わせて美味しいね 頬を染めつつ大吟醸に酔ふ】

【旅の宿 君の寝顔を照らす月 百まで生きよと吾は寿ぐ】
 
 
  
ホテルの下調べ通りアメニティはブルガリが。。。
ボトルもオシャレだし、作りもしっかりしていて香りも最高
ああテンションあがる
アメニティー一式を頂いてしまいました
~旅の二日目を終わる~

 

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祝!・・・日本W杯出場

2017年09月01日 | 短歌
my応援ユニフォーム
 
【埼スタに弾け跳び行くサッカーの勝利の歓喜さめやらぬ宵】

強豪の豪州に2-0で勝利
見事W杯出場 おめでとうございます!
先発メンバーも途中交代のタイミングも
監督の采配はすべて良かった。
バンザイです。

サッカーの【さ】も解らなかった私が
サッカー狂になったのは
2002年「日韓同時開催」の時からである。

息子が夜遅く,
わざわざ
サッカーの雑誌2冊もちかえり、私にサッカーの面白さを説くのである

ルールは勿論の事、オフサイトとは?プレスとは?プレッシングとは?
 
サッカーの図を描き人形仕立てのマッチ棒を動かして説くのである。
 
よりサッカー観戦を楽しむことができるようにばっちり
母の私に話すのである。「○○子さんここまでは、ルール解った」
私の事をいつも名前で「○○子さん」と呼ぶ。
 
彼のはなしには、人を飽きさせない独特のものがあり
何時も彼の話に私は、のめり込んでいく。
深夜3時まで続いた。。。
 
サッカーの開幕が近づくと、カメルーン代表の合宿地である中津江村が、
カメルーン代表の本大会前の来日遅刻騒動によって
全国から意外な注目を集めるなどの珍事も起きた。

なおベッカムがセットしていたソフトモヒカンの髪型を真似た
「ベッカムヘアー」が流行った。
これ等が昨日の事のように懐かしく思われる
 
それからわたしのサッカーのファンは熱を帯び
 赤いユニフオームを、 FW 永井 雄一郎 背番号No9を着て
6万人収容の埼玉スタジアムへ 私も赤い軍団の一人となり
違和感などなく溶け込んでしまっている
息子のお蔭でW杯サッカーが楽しめる。
 
 

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オシャレな銀杏並木!

2009年11月24日 | 短歌
     (外苑銀杏並木)
     

【繚乱の黄葉のほてりを感じつつイチョウ並木をゆうるり歩く】

     

【黄金のトンネル抜ければ空青し神宮球場の声援聞こゆ】


     

    秋真只中紅葉前線は通り過ぎ様としている。
いつもテレビで拝見している「外苑銀杏並木」を歩きたくて
私は上京中の姉と「外苑いちょう並木噴水池」で待ち合わせた。

東京メトロ<青山一丁目駅>で下車 場所がらとってもオシャレな
お店が続く・・・銀杏並木まで5分、並木は146本、9m間隔で植えられ
黄金色のトンネルとなり美しい 銀杏並木は日本に数あるが
ここは、間に間に並ぶ 総ガラス張りの 外苑パーラー、カフェレストラン、
ガーデンカフェ が いかにも都会的で彩りを添え
その眺めはシャレている。一見の価値有りである。


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服喪中です・・・!

2009年11月13日 | 短歌
         
          (庭の山茶花)11/13日 撮影  

     【夜半の雨止みて今朝は鮮やかに木々の間に間に山茶花の赤】
 

        

          (庭の山茶花)11/13日 撮影

   【カレンダーは立冬とありぬ母思いつ喪中のはがき丁寧に刷る】

   【わかりいし事とて母はすでに亡き足もとによる野良の黒猫】

   【気にかかる喪中のはがき投函し心すこやかに終い湯に浸る】

      私が案じなくてはいけないのに・・・
      母と夫を亡くした姉から・・・
「久しく連絡がないけど元気なの?何しているの?」と電話があった。

    「今日喪中の葉書を書き終えたの」
     「凄い自分で・・・!」
    「レイアウトはもちろん 文面も印刷も私作品よ・・・!」
  「ひとりひとりに、心に残る喪中はがきを思考しながら・・・!」
  「私にも送って」「えぇ、だっておネェちゃんは喪主でしょう!」
    でも 欲しいという。姉の心に残る喪中葉書を再思考中。。。?

  喪中とは
   「喪中」の「喪」とは、本来は近親者の逝去に伴い
    一定期間喪服を着用して故人の冥福を祈って
    慎ましく生活を送ることを服喪期間と言うらしい。

   古くは「養老令」という法令もあったらしいが、度々改正され、
   明治時代の初期に「服忌令」に定めた「服喪期間」・・・
    父母の13ヶ月(向う一ヶ年)が起源になっており、
     現在では一周忌(死去一年後)までの一年間を
      喪中とするのが一般的だそうです。

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秋晴れに誘われて・・・!

2009年11月09日 | 短歌
          
               (川越水上公園)


        
              (創作エイサー太鼓)

           11月8日日曜日 秋晴れなり
       この晴天に誘われ、川越水上公園へ行った

  【幼子はヨチヨチ歩き公園の秋の光りを転がして来る】

 【晴れあがり銀杏並木は輝やきぬ落ち葉を拾う子等の昂り】

 【公園のエコフェスティバルエコ作戦出来る事はとただただ覗く】

     ここは 夏季プール <<冬期>マス釣り場>
  テニスコート フットサルコート 等 人工池には白鳥のボートが
   数隻浮かび水面を賑している。

    丁度「さいたまエコフェスティバル」開催中・・・
    「私たちの出来ることから始めよう」 をテーマに
    エコ作戦が開催されていた。
    天然ガスを利用した車の展示廃油の石鹸つくり等
    フリーマケット それにステージ パフォーマンス
    創作エイサーの太鼓踊り極真空手が彩りを添えていた。

            
     (エコフェスティバル)         (フリーマケット)

  私は一通り覗いて銀杏並木を通り公園内の、
     ウォーキング&ランニングエリアへGo
     ここはコースのあちらこちらに距離数がプリントして
     あるので自分が歩いた距離を知ることができ大人気である。
       公園は大勢の家族友人等で賑っていた。
            いい休日だった。

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頬突き<ほうずき>を撮る!

2009年10月27日 | 短歌
    
   マクロで発光禁止で光りを斜上から当て撮ったホウズキ

 
【さゆらぐは畑に朽ちたる網ホウズキ何をなせとぞ吾に伝ふる】

【人の世に残したき言あるような季節はずれのホウズキの赤】


二日間の雨が嘘のように晴れ、今日は晴天となり
家事を片付け気分転換に散歩へ出た。
  ゆっくり歩いていると道際の畑に朽ちてしまったホウズキ
        アレェ 一個網目の中に赤いホウズキが見える。
おぅ・・・ いい写実体だぁ キャノンカメラG10の 出番 だ
陰影をつけると、上級の写真になるかも。。。
マクロにして発光禁止にしてぇ・・・と。
     アッハハ巧くいかない


           
     ホウズキに哀愁を感じ店頭で見つけ
          つい買ってしまったホウズキ<2009.8月>

   ほうずきはお盆のお飾りだけではなく、良く遊びました。
      “ぼんさん、ぼんさん 飯食うか くうくう”
   変てこな歌をうたいながら、膝にあててグルグルと
   赤い実をゆっくりゆっくり揉み解し、種と肉を
   出してからっぽにし、口に含んでビュッ、ビュッっと
   鳴らしたものです。
   夜鳴らすとヘビが寄ってくると言われ小さく鳴らしました

   一説に、果実を鳴らして遊ぶ子どもたちの
     頬の様子から「頬突き」と呼ばれるようになったらしいのです。

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“今日は母の日”

2009年05月10日 | 短歌
“今日は母の日”
『ピンポーン ( ^-^)σ[]』♪・・・
 2009年5月10日    今年も玄関のチャイムがなり
       母の日のプレゼントが届いた。

(長女よりカーネーション& 京の和菓子)

   【十分に幸せなりと感じをりかたわらに置く赤いカーネション】

   【母の日のカーネション萌え明々と幸せ確か心休日】        


   【風流なお菓子一つを手に取れば熱く動きぬ京への視線】

「毎年毎年 贈らなくっていいよ」 と断るのである。が「ハイハイ」と
   返事しながら、贈ってくれる。

(長男よりマンゴーゼリー& 携帯音楽プレーヤー)

           


マンゴーの熨斗に私の名前「がんばれ○○子」と
メッセージに「いつまでも若く居よ」と書いている。相変わらずとぼけた子
だが、ありがたく嬉しさでいっぱいである。
何もお返しは出来ないが、健康でいることが何よりものお返しだと思い、
健康維持に努めなければと改めて思う。


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木犀の香に率られ巡礼へ・・・!

2008年10月12日 | 短歌
          
                  (庭の金木犀が満開です)

       【初秋の風の夕べに一魂<ひとくれ>の木犀の花遠く香を惹く】

       【フロントの窓に張り付く金木犀涼やかと思いはらわずにゆく】

      【木犀の花は甘美な香を曳きてふぶき止まずも渦巻きながら】

貴女は「難病です」と告げられて、10年経とうとしている!
今まで どうか 健康を・・・お与え下さい。と 神様に仏様に恵比寿様にあらゆる神々へ
お願いして来た。気長に気長に・・・養生!少しずつ、元気になり5メートルも歩けなかった私も、
今では5000歩以上をも、有に歩けるようになった。

 そのお礼を兼ね、また大学受験に頑張っている長孫の受験祈願も兼ねて
      秩父観音霊場34ヵ所お遍路をこの秋に始めようと、
        7.8月に計画をたて、秋の気配と同時に開始した。
 

         
         
                 (当選チケット)


9月購読新聞店の地域ニュースに・・・
 購読者へ抽選にて・チケットのプレゼントと・・・・えぇ!温泉?巡礼の途で
 重宝かも、 PCでも応募が可能なので、送ってみた。

第3希望まで受け付けるとの事
 チケット第一希望  クレパレスおがの入浴招待券(秩父)
 チケット第二希望  大月みやこコンサート入場招待券 
 チケット第三希望  無し     と書いて
  
一筆啓上の蘭へ・・・ 
 『初秋の風を受けて“秩父三十四観音霊場巡礼” へ出る予定です。
    帰途“クレパレスおがの”にて入浴、疲れを癒したいと思います。』
     と啓上メールした。

 後日送られてきたチケットの間に
  『巡礼のご無事を祈ります』と走り書きが添えてあった。
        第一希望と第二希望どちらも当選である。



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電車・バスで深大寺へ

2008年06月06日 | 短歌
          
         (武蔵野の面影神代植物園)

  いつもの絵画仲間と 6/5 日 神代植物園と深大寺 へいった。
  天気予報は 午後雨量 70%と報じている
  中止の連絡網が入るかな?と待ったがこない。集合時間が迫り出かけた。
  いつも車利用の私は、今回 電車バス利用なのでそれも楽しみ・・・
   本川越~東村山 ~ 国分寺~三鷹と電車を乗り継いで 
   三鷹から深大寺行きのバス利用~  

 所要時間 55分(乗車48分、ほか7分)距離:36.6km
 運賃:電車片道520円 バス片道 210円 で 神代植物園へ 10時着
 付いた途端 雨が止んでいて 傘をしまう。good  good


  【愛しこみ終わらむとする薔薇園の赤の情熱白の哀しみ】


        

熱帯植物園の前へ12時半集合  それまで 自由スケッチだが
 始めから今日はこの天候 描く気はなく 遊び半分。
  簡単に残花の薔薇に 池の睡蓮を描き 早々に 熱帯植物園へ・・・go
建物の中の睡蓮が盛りで彩とりどり ! 小休止して深大寺へ 移動・・・

深大寺には古木が多く、深大寺の山門と同じく過去の火災の難を免れたと
推定されています。武蔵野の雑木林は人々が親しんだところです・・・・・
国木田独歩や徳富蘆花ら明治以来の文人、俳人がこよなく愛したであろう!
あまり人のいない、緑滴る中をわたしは、今回散策しました。


   【深大寺明るみくればさわさわと風がするりと木の葉を揺らす】


       
           (延命観音)
     深大寺に延命観音があるのをご存知でしょうか?

秋田県象潟港工事の際、海底の大石を引上げたところ、慈覚大師自刻の延命観音が
刻まれてあり、縁あって深大寺に奉安されたとか!
石垣に覆われた中にその三十三観音の一。 はっきりとお顔がわかりました。
呪詛・毒薬の害を除き寿命を延ばすという観音様はこの中におわします。

      

もちろん大師堂の横の、びんずる尊者像も痛いところをこすると
直るといわれているのであちこち撫ぜ撫ぜ。
そして楽しみの一つ深大寺蕎麦もつるつる美味しく戴ました。


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 “立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花”

2008年05月24日 | 短歌
         
               (花園芍薬園)

       【一面に立ちたる茎に咲き誇る今生を照らす芍薬の花】


  古来より美しさの象徴として多くの人々に愛され、親しまれている芍薬。    
  今が見頃と聞いて,昨日5/23深谷市「花園芍薬園」へいきました。
       <関越花園インターより 3分> 
    役5万本の芍薬が鮮やかに咲き誇り迎えてくれました。
     が、もう盛りを少々過ぎていました。
 それでもこんな大きい規模の芍薬園は、始めてで驚きました。


          


   【眼先の花に例えん美人像 シャクヤクの花無疑に美し】  

 “立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花”と・・・・・

 女性の美しさを、例えるこれは 7.7.7.5 調で“都都逸”です。他にも

 “丸い玉子も切りよで四角 ものも言いようで角がたつ”

 “恋に焦がれて鳴く蝉よりも 鳴かぬ蛍が身を焦がす”

“ぬしと私は玉子の仲よ わたしゃ白身で きみを抱く”

   な~んて 私の好きな都都逸ですが、 これに勝手にメロディーをつけ
   口三味線をお囃子に・・・・すると 結構面白いです。
   「土佐の~高知の~はりまや橋で~♪♪♪」 の節回しがgoodです。

  
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菜の花 堤・・・!

2008年04月15日 | 短歌

               (九十川堤 菜の花 4月14日撮影)

   【菜の花の光りの渦に戸惑いぬ卯月したたる様な午後の日】

      【菜の花の中にそっと隠れゆく心なごみぬ白猫の目よ】

昨日からの雨が午前中で上がり、午後は 小春日和になった。早速 ウオーキング!
自宅から10分歩くと近くの九十川の土手に出る。何時ものウオーキングコースである。 
今は一面 菜の花・・・ 菜の花の道を歩くのも風情があり、こちらも春爛漫である。
ほんとうに日本には 四季があっていいなぁとつくづく感じる。

  
  ブログ更新の予定はなかったのですが、 4/13日の雨続きから一転
   素晴らしい午後の陽気に浮かれ、一面に広がる菜の花に心打たれ
   写真を貼りたくて更新しています。写真には撮れていませんが
   廻りには蝶々がいっぱい跳んでいるのです。

      庭の“おかめ桜”の細い枝に2羽の鳥が来ています。
    すりガラスにその影が・・・!跳び移る枝が鳥の重さに しなります。 

   
       【花蘂を順についばむツガイ鳥枝は下がり来春天の影】


    自宅に帰り改めて狭庭を見ると、庭には下にUPの花が咲いています。
4月14日撮影    
   
        (芝桜)            (菫)             (石楠花)

              
     (おかめ桜)           (チュ-リップ)         (水仙)
 

狭庭が一度に明るくなり、 これから咲く 鉄線花 すずらん えびね
    つつじ 牡丹 さつき も 今蕾がいっぱいです。


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枝垂桜・・・!

2008年04月01日 | 短歌
         
             (川越市 中院 枝垂れ桜)

      【風流に枝垂れ桜はそよそよと吹くかぜ纏い哀愁を曳く】

  3年前我家の“かいずか息吹”7本を伐採した。電話で交渉するが値段がまちまち
    とにかく高い、今度はネット検索・・・
    「実物を見ない」と 見に来てくれた そして快く御代も安く
       引き受けてくれたのは・・・A造園さん
  A造園さんは 中院のおかかえの庭師で何時も四季折々に皆さんが喜んで
     庭を観賞して頂けるように一生懸命手入れをしている。
        僕の丹精込めた枝垂桜を一度見て下さい・・・!

毎年桜の季節になると、約束の枝垂れ桜を見に行かなくては・・・!と
 忘れてはいないのに、ついつい3年見逃してしまった。
     川越市 中院の庭にある枝垂桜・・・! 
  今年満開の中院の  枝垂れ桜を3月29日見に行った。
 美しい立派である。A造園さんに、拍手である。早速 カメラに収め 後はスケッチ 
  3年目にして約束を果たした。

美しい桜も、その自分の置かれた環境で 感じ方も違ってくる。

   

 難病の告知を受けた頃の手帳には・・・下記のように桜を詠んでいる。

    【桜咲き願いし命ひたすらに来季も見たし風の花びら】

    【人ごみの宴の中を嫌い来て丸ごと遠く桜見てをり】

人の心は精神と肉体によって、変化する・・・!少し元気になって・・・!
 
    【満開の桜の下に安らぎぬ病わすれし風花の中】

   【山桜はらはらと散るかぎろいの桜の春の秩父路を行く】

今年から 相聞歌でも・・・?

    【風流に枝垂れ桜はそよそよと吹くかぜ纏い哀愁を曳く】

    【枝垂れ咲くさくらさくら桜花恋歌ひとつ詠みたきものを】


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自分史・・・!⑨盲人の彼女と

2008年02月09日 | 短歌
        
                   紅椿
      【足止めの人無き堂の紅椿吾をいざなふ二十の春へ】

*************************************************************


    こうしてKっちゃんの 視覚障害者奥さん(I子さん)と 
    盲導犬(リリー)と 不思議な友情が深まっていく・・・

I子さんは、私と同じ歳・・・タイプライターを打ってよく手紙をくれた。
その返信に私は電話  を使った。Yッちゃんは、同室だと 今日の土曜日は
出勤だと分かる。そんな日は彼女の家を訪問した。
マンションのYッちゃんの駐車場が  空いているからだ・・・
彼女はコーヒーを入れる時、手洗いバッチリヨ  ・・・と言うと
コーヒーカップに人差し指を少し曲げて入れる・・・指先の熱湯の感じかたで、
カップのコーヒー  が適量となる所で注ぐのを止める。
   そのような調子にして上手に家事も出来る。   


 【コーナーで“goサイン”出し女<ヒト>進むハーネスつなぐ信頼確か】


彼女はイヤリングが  好きで二人で買い物したり、
似合う口紅  を選んだり・・・ 喫茶店でお茶をしたり・・・・・ 

私の片方の二の腕を彼女は持ち、止まる時は私の腕を後ろへ引き、進む時は
前へ持っていく、段差には私の腕を上げ下げ、左右の引きぐあいで曲がる角度を
知らせる・・・そんな決まりがあり、手を携えて、歩くのである。


  【梅の香は盲たる君を包み居り春の兆しに添える手温<ぬく>し】 


例の事務所の二人と、Kちゃん夫妻に私 4人でを那須へ一泊の旅に
出た、 オルゴール館で時を過ごしたり、御洒落なレストハウスで食事をしたり
テニスをしたり・・・
もちろんリリーも一緒、思いっきり那須の高原を走り回る利口なリリー・・・!
私も愛犬を飼いたい・・・!飼おうとこの時 決心し、ポメラニアンを飼ったのである。

******************** **********


ある日、例の  読書会(旅行会)に小学校の先生がいる。
小学3年生の担任で、盲導犬が教科書に出てくる。貴方の友人に盲導犬を
見せて頂けないかしら・・・?
という電話 が来た。I子さんへ話すと
   その趣旨が今ひとつ解らない・・・?
     私は直接先生と彼女を引き合わせた。
すると、盲導犬協会の許可も出たので,小学校で  講演することになった。
当日午後私は会社を、早退してI 子さんの家に・・・
リリーは  バーバリのチェックの服に身を包み私の迎えを待っていた。

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自分史・・・!⑧盲導犬

2008年02月05日 | 短歌
         
                    蝋梅 

     【冬山の裾野に開く蝋梅は朝の陽に透け臈たけて見ゆ】

*************************************************************

    
自分史・・・!⑧盲導犬

 ある日、上司のKっちゃんと事務所でふたりになった・・・
      「ねぇ!ねぇ!ね、オレのカミさん
         目が見えないんだぁ~」「知ってたぁ」と事も無げに言う。

薄々聞いてはいたが・・・!
    咄嗟のことで私は返答に困った・・・!
   「・・・・・」「ウン 少し・・・」

  「君のことを話すと、私も会いたいって言うんだ・・・!」
  「いつか遊びにこない・・・」
  「・・・・・」何って返事していいか解らない・・・!

視覚障害者について・・・知識がない 多分、お会いしても、うわべだけの
 慰めしか言えなくて 彼女を傷つけてしまいそうで・・・怖い!
  それを話すと、次の日、2本のビデオテープ渡された。
   それには、彼女の失明していく 過程 そして 白杖に挑戦し上手くいかず
    悲嘆にくれる彼女   気を取り直し、今度は
 盲導犬に挑戦する盲導犬学校での訓練の日々等が映っていた・・・! 

    『目の不自由な人は盲導犬と歩く為の共同訓練を泊り込みで犬の
     世話をしながら盲導犬と安全に歩く指導をうけ卒業試験があります』

   【悲しみを乗り越え生きる盲目の女の姿手を添えがたし】

ピザパーティーを しようということで、私は若い同室のふたりと共に、
揃って出かけた。レンガ創りの一階にKっちゃんの マンションはあった。
    迎えてくれたのは、盲導犬に奥様・・・
     開眼なので、視覚障害者とは感じない。。。。
     薄紫に前髪を染めニットのスーツの似合うとってもステキな方・・・
     ピザが配達され届くと、男性三人でテーブルセッチング・・・

               
わたしと奥様は 別な部屋で談笑・・・
 挨拶のあと、私の顔、身体に触れさせて・・・と彼女は言った。  
  あら!髪はセミロングなのね?ねぇ顔は 面長? 中肉中背 でしょ    う・・・!
   と、わたしの身体にタッチしながら、私のイメージを彼女はインプットしていく・・・
    私は庭に咲いていた、水仙の花を切ってもっていった 
  っても喜んで,手伝おうとする私に、大丈夫と慣れた手つきで花瓶に挿した!

その間 盲導犬のリリーは 決まった敷物のペースから一歩も動かない。
傍で美味しそうなピザの匂いにも 盲導犬<ラブラドルレトリバー>は
平然としている・・・!
               

利口だ凄い いっぺんにリリーのファンになった。
   盲導犬は ハーネスをつけると仕事と理解するので、
    その時は一切声をかけたり触らないで下さいね・・・
     私の命令に戸惑うから・・・。と教えられた。

 こうしてKっちゃんの 視覚障害者の奥様(I子さん)と 盲導犬(リリー)と
 不思議な友情が深まっていく・・・! 


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