アンナdiary~Part2

日々のこと。拓哉のこと。

「女王の教室」 エピソード2~悪魔君臨

2006年03月20日 18時54分37秒 | 過去ログ~2011年2月まで

この物語は
愛と理想にあふれた一人の女教師が
悪魔のような鬼教師に生まれ変わるまでの
数年間の記録

遅ればせながら本日エピソード2を見ました。

私は本編を見ていません。
エピソード1を見た時はあまり感じませんでしたが
エピソード2を見て、是非本編をレンタルでもいいから
見たいなって思いました。

みんなから是非見て!と言われた「女王の教室」

良かった~~~感動しました
泣きました。

番組が終わる寸前まで、あまりにもすごい描写なので
言葉を失いかけていましたが、最後に宮内君が学校を去ろうとした時に
真矢が言った言葉に涙が出ちゃいました。

宮内君のイジメは、きっと彼からのSOSだったんでしょうね。
真矢先生は体罰を与えるだけじゃなく、最後まで責任を持って
彼を正しい道に導きましたよね。
そして「なぜ人を殺してはいけないか」
真矢の心の叫びを感じました。

イジメのシーンにしても、体罰のシーンにしても
そこまでテレビで放送するのか?と思う人も中にはいるかもしれないけど
そのシーンがあったからこそ、最後のシーンで涙が出たんだと思う。

自分は子を持つ親ではないので、親の気持ちが良くわからないけど
子供のことをわかったつもりでいる親が多いんだろうな~
宮内君の母親は、兄が亡くなったから兄の分も愛して愛して
愛しぬく、それが自分の生きがいだと言ってましたね。

宮内君はお兄さんの代わりじゃない。
そして母親の満足のための人形でもない。
母親からのいっぱいの愛情が苦しかったんだろう。
父親も、1年病気で学校を留年した息子が
自分にとっての汚点だと思ってしまったんじゃないのかな?
だからつい、息子にお前はダメだというようなことを言ってしまった
んだと思う。
どちらにしても、宮内君の両親は自分のことしか考えていない。
家庭で両親のプレッシャーに押しつぶされそうになった
宮内君は、学校でそのストレスを発散=イジメをしてたんでしょうね。

宮内君にさんざんイジメられていた里中君が
宮内君が学校を辞めることを心配していましたね。
里中君の変わりように、泣けました。
真矢がいなかったら、今の里中君も宮内君もなかったでしょう。

真矢先生が言った言葉で、好きだった言葉

 「二つの選択肢があって、
 そのどちらも選びたくない時は、第三の道を探せということです。
 口で言うのは簡単だけど、そんなものはなかなか見つからないかも
 しれない。見つけたとしても、辛くて苦しい未来が待っているかもしれない。
 でも自分が正しいと思った道を行けば、
 あの時ああすれば良かったなどと後悔はしません。
 いずれ回りの人もわかってくれます。
 いえ、わかってくれなくてもいいという覚悟が出来ます。
 そうやって人間は強くなるのです。
 そういう第三の道を探すために、人間の頭脳はあるのです。
 自分に嘘をついて、何もしないのなら、
 人間である必要なんかありません」

自分に言い聞かせます(笑)

今時、こんな先生いるのでしょうか?
きっといて欲しいと思うから、みんなが共感して見るんでしょうね
このドラマ。。。
放送コードギリギリの描写ですが、私はこれはアリだなって思った。
先生と子供達の魂の叫びが聞こえましたよ。
感動しました。
天海祐希さん、あっぱれ!

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