SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

週末は世界の戦いを楽しむ

2019年06月03日 | 複数競技 

様々な競技で、
今や世界の舞台で戦う日本のアスリートを見るのは、
全く珍しくなくなりました。

しかも今まで「日本人では無理」といわれていた競技での、
日本人の活躍は嬉しいものです。

土曜日に録画で楽しんだのはインディ500.
佐藤琢磨選手の『まくり』でグイグイと上位に迫っていく走りには、
興奮を抑えきれませんでした。


日本ではなぜかF-1に比べてイマイチ人気のでないインディ500ですが、
どこかの記事にもあったのですが本当にアメリカではメジャーな競技。
佐藤琢磨選手、本当にすごいことをしたと思います。
悲願の初優勝もすごかったですが、
この3位というのは、もっともっと讃えられていいはずです。

そして先週来ウォッチしているのは、
全仏オープンテニス。

もちろん錦織選手と大坂選手の動向ですね。
今大会、大坂選手は残念ながら敗れてしまいましたが、
錦織選手は粘りが戻ってきています。
3回戦でフルセットの大逆転、
今朝も日没サスペンテッドになったとはいえ、
2-1とセットをリードして終わりました。

ここを勝つと、
ついにナダルとの対戦となります。
そこまで何とか。。。。。頑張ってほしいです。

その全仏オープンと並んで注目を浴びたのが、
全米女子オープンゴルフ。

比嘉真美子が頑張って初日、2日目とトップで上がってきてくれたので、
3日目、そして今朝と、
注目しながら眺めていました。

優勝はどうやら難しそうですが、
よく頑張っていると思いますね。
勢関もドキドキしながらテレビの画面を見ているんではないでしょうかね。

女子のLPGAツアーの試合、
久しぶりに見ましたが、
やっぱりプロは技術が高いですねえ。
感心してしまいます。


そして最後は驚きのシーンを目にしました。

それはWBA、IBF&WBO世界ヘビー級タイトルマッチ 12回戦です。

ヘビー級戦線を統一する勢いの3団体統一チャンピオン・ジョシュアは、
もう一つの団体であるWBCチャンピオン・ワイルダーとの『ヘビー級全団体タイトル統一戦』というビッグマッチを目指して、
その前哨戦としてこの日のタイトルマッチを戦いました。

相手は本来の挑戦者の代役であるメキシコ人(? 国籍はアメリカでしたが)のルイス。
このルイス、身長は低いがかなり体重はある、
言ったら悪いけどよくハイスクールもののアメリカ映画に出てくる、
いじめ役みたいな感じの選手。

一方のジョシュアは、
長身でいかにもボクサー然として、
体全体からオーラを放っているようなタイプ。

試合前のリング上の二人を見て、
ワタシは「早期KO決着」の予感が頭の中を埋めました。
もちろんジョシュアの圧勝と。。。。。。。

かけ率も1-10だかでジョシュアの「圧勝」予想。

しかしボクシングは、
やってみなきゃわかりませんね。

このルイスのパンチ、
ハンパじゃなかった。
そして、
その回転力も解説の山中さんが褒めていたように、
本当に早かった。

いい意味で、
完全に予想は裏切られて、
3回にダウンの応酬があった後、
7回にTKO決着で最後はルイスに凱歌が上がりました。

ルイスは世界中に、
強烈な印象を残しましたね。
一夜にして「世界が変わった」というところでしょうか。

ジョシュア、そしてDAZN関係ではしきりにリマッチがあおられていましたが、
リマッチでジョシュアがアウトボクシングに徹してポイントアウトして勝っても(その可能性が高いと思われますが)、
ジョシュアの評価は全く上がることはないでしょうね。
かと言ってまともに打ち合えば、
今回と同じことが繰り返されるはず。

それよりもルイスがワイルダーと「統一マッチ」をやる方が、
盛り上がるのではないかと思います。

いやあ。。。。

それにしても、
いったいどこにいい選手が潜んでいるか、
わからないものです。

日本で言っても村田戦しかり、先日の伊藤戦しかり、
かけ率で大幅にリードしていても、
そんなことは実際の勝負には関係ありませんね。
最近の試合を見ていると、
身に沁みます。

そういえば村田が昨年、
2度にわたって戦ったアッサン・エンダムもこの日同じMSGのリングに登場。

しかし1階級上に上げたため、
その体はことのほか小さく見えて、
試合内容もほぼ一方的にパワーの違いを見せつけられて3RでのKO負けでした。

村田との試合の際、
エンダムの「いいところ」ばかり見せられたあおりのVTRが頭に残っているからなのか、
この試合の「まったく勝負にもならない」エンダムを見せつけられると、
「やっぱり世界は広い」
と思わざるを得ません。

村田の復活ロードも、
本当に厳しいものになっていきそうだという事とともに、
村田出現までは『世界には無限の強いボクサーがいるのだから、日本人が挑んでも・・・・・・』
といわれていたことを思い出しました。

日本のテレビ局やらマスコミが「創作する」ボクシングの世界勢力図に惑わされることなく、
しっかりと自分で日本人ボクサーの立ち位置やら、
その難しさなどを把握することが大切だと、
つくづく感じさせられました。

そういう点でも、
井上尚弥のすごさは突出していますね。

PFP現在4位、
そして1位に上がるポテンシャルを持つなんていうのは、
軽く語ることができないほどものすごいことなんですね。

一方どっかの記事で、
記者がわけのわからない記事「どんなに勝っても、イマイチ地味で人気のでない井上尚弥・・・・・・・みたいな記事」が出て、
井上尚弥、拓真などが「むかつく」と反応していたりしましたが、
それをワタシも読んで本当に大きなため息をつきました。
これ書いたの、芸能記者だろうね。

あまりにも井上の強さという本質から外れていて、
「コメントも地味なら名前すら地味」なんていう記事の内容を読むにつけ、
ワタシは「もう井上は、日本のマーケットなんか、相手にしなければいいんでは・・・・・・」
という思いが強くなります。

世界のボクシングファンが「井上尚弥」という名前に特別感を抱き、
「一度は見てみたい・・・・・」と思っている現状を踏まえるなら、
日本の記者がどうのこうの・・・・・なんて全く気にする必要もない気がしますね。

世界のファンを熱狂させる、
『あの強さ』を見せ続ければ、
おのずと彼の立ち位置は決まってこようと思います。

ワタシも「井上の試合を生で見られなくなるのは残念だ」と思いながらも、
もっともっと大きな舞台で、
世界のファンをうならせる試合を・・・・・期待しちゃいます。

ということで、
週末のコーフンは、
主に世界の舞台で戦う人たちの話でした。

おっと、一つ忘れていた。

ヤクルトスワローズ、連敗脱出おめでとう!!

まだまだ諦めるような位置じゃないから、
ここから去年と同じように交流戦でブイブイ言わせて、
上位をうかがって行ってください。

本音を言うと、
ちょっとだけ「日本新記録」を見たかった気もあったりするんだけど。。。。。。。

まあ、
本当によかった。


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