プロ野球はオールスターも終わり、
いよいよ後半戦に突入です。
後半戦といっても、
残りは50試合そこそこ。
最初からムチを入れていかない限り、
上位進出はおぼつきません。
今年のプロ野球は、
7月に入ってから風雲急を告げてきた感じがあります。
巨人、西武の首位チームの失速と共に、
阪神、ソフトバンクの2位チームが鋭く追い上げ、
両リーグ共に0.5ゲーム差と並びかけてきました。
3位の中日、ロッテも好調で、
全く先が読めない後半戦となりそうな気配です。
両リーグの展望を少し。
【セ・リーグ】
巨人が追い詰められたところでオールスターブレイクが入りました。
この休みで、
巨人は息を吹き返すのではないかと踏んでいます。
7月にはいって、
巨人は先発投手陣が壊滅的な状態に陥りました。
しかし後半戦は、
グライシンガーの復帰なども予定され、
何とか持ち直してくることでしょう。
今年のチーム構成としては、
強力な打撃陣で投手陣の穴を補うというものですから、
夏場も同じように打ちまくることが出来れば、
そうは大きく落ち込むこともないでしょう。
やや疲れの見える坂本が出塁率を落としているものの、
復帰してきた松本がそれを補うと見ています。
クリーンアップの小笠原・ラミレス・阿部は全く心配なし。
怖いのはケガだけです。
3人で120発、350打点なんていう、
ものすごい成績になる可能性も。
1985年のあの伝説の阪神クリーンアップにも匹敵する、
ものすごい中軸ですね。
それから期待できるのは、
高橋ではないでしょうか。
いずれにしても、
チーム全体のバイオリズムは8月に上昇していくことが予想されます。
余裕を持って戦っていくことが出来るでしょう。
追っていく阪神は、
投打のバランスがよくなってきましたね。
カギを握るのは、
なんと言っても金本の復活でしょう。
金本が復活すれば、
好調の鳥谷・平野からマートン・新井・ブラゼル・城島に金本が加わることとなり、
超強力な巨人打線にも十分対抗できる布陣となります。
先発陣がやや手薄ですが、
終盤に勝ちを確実に拾っていける救援陣の活躍がそれを補えるため、
見通しが立てやすい戦いとなるでしょう。
いずれにしても、
やはりペナントは1位で通過しないとCSで勝ち抜くのが至難のわざとなってきます。
反対に、
1位で行くことさえできれば、
甲子園で優勝を逃すということはまず考えにくいため、
日本シリーズ出場へ大きく展望が開けていくことでしょう。
久々の日本一を視界に捉え始めたと思います。
3位の中日も、
オールスター前に投手陣がまさに絶好調。
連勝で後半戦に突入できます。
貯金はわずか7ですが、
首位ともわずか3ゲーム差。
先発・救援共に豊富な陣容を誇る投手陣を前面に押し出しての戦いになるでしょう。
いつも不敵な笑いと共に
『まあ見ていてくれ、最後に勝つのは俺達』
という落合監督。
ここ2年は、
結局最後に突き放される展開が続いていますが、
果たして今年はどうでしょうか。
下位3球団は、
来年を見据えた戦いとなりますが、
上位3球団のペナントを左右する試合での必死な戦いが見たいところですね。
上位いじめが出来るでしょうか。
【パ・リーグ】
西武が首位を走りますが、
ケガ人だらけの上に大久保コーチの不祥事などあり、
チーム状態は全くの不透明。
後半開始早々に首位逆転を許すと、
ズルズルと下がっていってしまいそうな気配が濃厚です。
果たして前半の貯金で食いつないでいくことが出来るのか。
大胆に予想するなら『出来ない』です。
首位を走り続ける条件としては、
岸・石井一の8月上旬でのローテーション復帰と後半戦最低5勝ずつ。
この条件がなければ、
Bクラスも十分にありえます。
最も優勝に近いと思われるのが、
ソフトバンク。
戦力的にはさほど充実しているという感じはありませんが、
戦い方を知っているという強みを持ったチーム。
川崎・本多が機能し続け、
クリーンアップの小久保、多村(ついでに松中)にケガや故障がなければ、
十分に優勝できると思います。
前半の最後にやや失速気味になったロッテも、
後半に正念場を迎えます。
打線の威力がシーズン当初よりやや落ちてきてはいますが、
投手がへばってくる夏場には、
また威力を発揮するかもしれません。
若手を中心とした投手陣がどう粘って試合を作っていけるかも、
この位置で踏ん張れるかの大きなカギです。
ものすごい追い上げから一転、
やや失速した日本ハムですが、
潜在能力はNO1でしょう。
まだ5割という成績ですが、
ペナントレース自体がハードルの低い混戦になっていることが幸いして、
まだ優勝を狙える位置につけます。
もう一度爆発力を出せば、
まだまだ優勝の望みは十分。
キーポイントは、
ダルビッシュの出来。
彼が残り試合全勝するぐらいの意気込みで臨めれば、
大きな光が差し込んできます。
5位のオリックスも首位から6.5ゲーム差。
まだまだの位置につけました。
投手陣が揃ってきたため、
看板の打線で勝ちを拾っていける展開が出てきています。
そして、
待望久しい和製大砲・T-岡田がどれだけホームランを伸ばせるかにも、
注目が集まっています。
楽天はひとチームだけ遅れをとっている印象ですが、
田中マー君の復帰がなれば、
一気に期待も高まろうというもの。
そして、
上位チームにとっては対戦相手として嫌なチームでしょう。
混戦のパ・リーグは、
最後まで目の離せない展開となりそうです。
夏休みに入って、
子供たちがたくさん球場に足を運んでくる季節です。
プロ野球選手の皆さんは、
意気に感じて好ゲーム・好プレーを連発してください。
いよいよ後半戦に突入です。
後半戦といっても、
残りは50試合そこそこ。
最初からムチを入れていかない限り、
上位進出はおぼつきません。
今年のプロ野球は、
7月に入ってから風雲急を告げてきた感じがあります。
巨人、西武の首位チームの失速と共に、
阪神、ソフトバンクの2位チームが鋭く追い上げ、
両リーグ共に0.5ゲーム差と並びかけてきました。
3位の中日、ロッテも好調で、
全く先が読めない後半戦となりそうな気配です。
両リーグの展望を少し。
【セ・リーグ】
巨人が追い詰められたところでオールスターブレイクが入りました。
この休みで、
巨人は息を吹き返すのではないかと踏んでいます。
7月にはいって、
巨人は先発投手陣が壊滅的な状態に陥りました。
しかし後半戦は、
グライシンガーの復帰なども予定され、
何とか持ち直してくることでしょう。
今年のチーム構成としては、
強力な打撃陣で投手陣の穴を補うというものですから、
夏場も同じように打ちまくることが出来れば、
そうは大きく落ち込むこともないでしょう。
やや疲れの見える坂本が出塁率を落としているものの、
復帰してきた松本がそれを補うと見ています。
クリーンアップの小笠原・ラミレス・阿部は全く心配なし。
怖いのはケガだけです。
3人で120発、350打点なんていう、
ものすごい成績になる可能性も。
1985年のあの伝説の阪神クリーンアップにも匹敵する、
ものすごい中軸ですね。
それから期待できるのは、
高橋ではないでしょうか。
いずれにしても、
チーム全体のバイオリズムは8月に上昇していくことが予想されます。
余裕を持って戦っていくことが出来るでしょう。
追っていく阪神は、
投打のバランスがよくなってきましたね。
カギを握るのは、
なんと言っても金本の復活でしょう。
金本が復活すれば、
好調の鳥谷・平野からマートン・新井・ブラゼル・城島に金本が加わることとなり、
超強力な巨人打線にも十分対抗できる布陣となります。
先発陣がやや手薄ですが、
終盤に勝ちを確実に拾っていける救援陣の活躍がそれを補えるため、
見通しが立てやすい戦いとなるでしょう。
いずれにしても、
やはりペナントは1位で通過しないとCSで勝ち抜くのが至難のわざとなってきます。
反対に、
1位で行くことさえできれば、
甲子園で優勝を逃すということはまず考えにくいため、
日本シリーズ出場へ大きく展望が開けていくことでしょう。
久々の日本一を視界に捉え始めたと思います。
3位の中日も、
オールスター前に投手陣がまさに絶好調。
連勝で後半戦に突入できます。
貯金はわずか7ですが、
首位ともわずか3ゲーム差。
先発・救援共に豊富な陣容を誇る投手陣を前面に押し出しての戦いになるでしょう。
いつも不敵な笑いと共に
『まあ見ていてくれ、最後に勝つのは俺達』
という落合監督。
ここ2年は、
結局最後に突き放される展開が続いていますが、
果たして今年はどうでしょうか。
下位3球団は、
来年を見据えた戦いとなりますが、
上位3球団のペナントを左右する試合での必死な戦いが見たいところですね。
上位いじめが出来るでしょうか。
【パ・リーグ】
西武が首位を走りますが、
ケガ人だらけの上に大久保コーチの不祥事などあり、
チーム状態は全くの不透明。
後半開始早々に首位逆転を許すと、
ズルズルと下がっていってしまいそうな気配が濃厚です。
果たして前半の貯金で食いつないでいくことが出来るのか。
大胆に予想するなら『出来ない』です。
首位を走り続ける条件としては、
岸・石井一の8月上旬でのローテーション復帰と後半戦最低5勝ずつ。
この条件がなければ、
Bクラスも十分にありえます。
最も優勝に近いと思われるのが、
ソフトバンク。
戦力的にはさほど充実しているという感じはありませんが、
戦い方を知っているという強みを持ったチーム。
川崎・本多が機能し続け、
クリーンアップの小久保、多村(ついでに松中)にケガや故障がなければ、
十分に優勝できると思います。
前半の最後にやや失速気味になったロッテも、
後半に正念場を迎えます。
打線の威力がシーズン当初よりやや落ちてきてはいますが、
投手がへばってくる夏場には、
また威力を発揮するかもしれません。
若手を中心とした投手陣がどう粘って試合を作っていけるかも、
この位置で踏ん張れるかの大きなカギです。
ものすごい追い上げから一転、
やや失速した日本ハムですが、
潜在能力はNO1でしょう。
まだ5割という成績ですが、
ペナントレース自体がハードルの低い混戦になっていることが幸いして、
まだ優勝を狙える位置につけます。
もう一度爆発力を出せば、
まだまだ優勝の望みは十分。
キーポイントは、
ダルビッシュの出来。
彼が残り試合全勝するぐらいの意気込みで臨めれば、
大きな光が差し込んできます。
5位のオリックスも首位から6.5ゲーム差。
まだまだの位置につけました。
投手陣が揃ってきたため、
看板の打線で勝ちを拾っていける展開が出てきています。
そして、
待望久しい和製大砲・T-岡田がどれだけホームランを伸ばせるかにも、
注目が集まっています。
楽天はひとチームだけ遅れをとっている印象ですが、
田中マー君の復帰がなれば、
一気に期待も高まろうというもの。
そして、
上位チームにとっては対戦相手として嫌なチームでしょう。
混戦のパ・リーグは、
最後まで目の離せない展開となりそうです。
夏休みに入って、
子供たちがたくさん球場に足を運んでくる季節です。
プロ野球選手の皆さんは、
意気に感じて好ゲーム・好プレーを連発してください。