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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

100回目を迎える高校サッカー選手権大会。組み合わせ決定

2021年11月16日 | サッカー

第100回全国高校サッカー選手権大会の組み合わせ抽選会が、
昨日行われました。

今年の大会は、
8大会ぶりに国立競技場で開幕戦、準決勝、決勝の3日間開催されることになり、
ワタシのようなオールドファンには、
とてもうれしい大会となりました。

やっぱり「高校サッカーといえば国立」
何だか刷り込まれてしまっています。

さて、今年の組み合わせです。

【高校サッカー】組み合わせ一覧 前回優勝の山梨学院は佐賀東と初戦 - サッカーライブ速報写真ニュース : 日刊スポーツ (nikkansports.com)


もちろん大本命は青森山田。

最近の高校サッカーは、
青森山田の力が抜き出ていて、
まさに黄金時代の真っただ中にいる感じです。

今年度のチームも、
夏のインターハイで優勝し、
プレミアリーグイーストでも並みいるJユースを軽く押しのけ独走の首位。
12試合で35得点、6失点とまさに無双状態を続けています。

エース松木を中心に、
どこからどう切っても凄さしか出てこないこの青森山田、
多分青森山田史上でも最も強いチームなのではないでしょうかね。

この青森山田が負ける可能性があるとしたら、
本当にこのトーナメント戦である高校選手権ぐらいのものでしょう。

それは何も、
強豪がそろう大会だからというわけではなく、
「トーナメントならではの戦いの妙」
が出てくる大会だという事にほかなりません。

昨年は山梨学院に、一昨年は静岡学園に、
ともに決勝で敗れた青森山田。
『あの強い青森山田が、なぜ?』
とさんざん言われたものですが、
それもこれも、トーナメントならでは。

順当に行けばまず負けることはないと見ていますが、
さてどうなることやら。

ということで、
各ブロックを見ていくと。。。。。。


まずAブロックは、
昨年優勝の山梨学院に、
プレミアで活躍する大津、東福岡が同じ山に入るという激戦となりました。
反対の山には西武台、群馬代表、茨城代表という3つの北関東のチームが入り、
こちらも大激戦となりそうな気配です。

大津は今季プレミアウェストで現在3位につける大躍進を見せています。
しかも広島、名古屋の強豪ユースを破るなどしてのこの順位。
消化試合数も少ないため、
ひょっとするとウェストでの優勝も望める位置につけています。
もしかしたら、
今年のプレミアの決勝は、青森山田と大津の対戦になるかもわかりません。(消化状況がどうなるのかは定かではありませんが。。。)

同じく高校チームとしてプレミアウェストに所属する東福岡は、
ここまでは苦しい試合が続いているものの、
選手権の実績では大津をはるかに上回るだけに、
本番での戦いがどうなるかは予想がつきません。

ちなみに12月5日、
プレミアウェストでこの両チーム、
対戦が組まれています。
果たして選手権の「前哨戦」としてどんな戦いを見せるのでしょうか。

この両チームの対戦で勝利したほうが4強まで勝ち進む可能性が大ですが、
山梨学院がどう立ちはだかれるかも見ものです。
反対の山からはどこが出てくるのか予想がつきません。
まだ群馬と茨城では、代表も決まっていませんし。
もし前橋育英が順当に選手権の切符をつかんだら、
最有力候補に躍り出るとは思いますが。


次にBブロックです。
こちらも激戦になりそうです。

インターハイ準Vの米子北が、
選手権連続4強入りの矢板中央と初戦で激突します。

米子北はプリンス中国でも無敗でトップを快走。
一方の矢板中央は、
今季はプリンス関東でも守備が崩壊して苦しい戦いを余儀なくされています。
しかし選手権での強さは折り紙付きなだけに、
激しいバトルが繰り広げられそうです。

このブロックでは、
評判の高い尚志も名前を連ねており、
予断を許しません。

逆山では流経大柏、静岡学園の両強豪が2回戦で激突する組み合わせ。
流経大柏は今年も県決勝でライバルの市立船橋を下してきており、
プレミアイーストとでも堅調に戦ってきていて、
潜在能力は非常に高いチームであることをうかがわせます。

静岡学園は一昨年の優勝チーム。
冴える個人技で今年もインターハイで4強。
プリンス東海でもがっちり首位をキープしています。

流経大柏vs静岡学園となったら、
両チームともにパス主体のしっかりした技術での応酬となりそうで、
見ている側としてはとても楽しめそうですね。


Cブロックも激戦が予想されます。

特に帝京長岡と神村学園の初戦激突は面白そうですね。
帝京長岡のサッカーには、
このところうならされっぱなしなので、
今年はどんなチームなんだろうと期待が先に来てしまいます。

一方の神村学園は、
名門の力をいつも見せてくれますし、
何しろ鹿児島県代表ですから、
強くて当たり前のチーム。

帝京長岡はプリンス北信越でトップ、
神村学園もプリンス九州で僅差の2位と、
しっかりと今季も実績を残しての対戦となります。

このブロックにも、
星稜、高川学園、仙台育英、滝川二、桐光学園など、
過去選手権で実績を残したチームが大挙して入っており、
どこが「選手権の風」をつかみ、乗っていけるのか?に注目が集まります。


Dブロックには青森山田が入りました。

ここはまず無風で青森山田の勝ち抜けが濃厚ですが、
チャンスをうかがうとすればどこか。
東山、阪南大高、長崎総科大付あたりでしょうか。

しかしほかのブロックに比べて強豪がちりばめられている感はないので、
あるいは意外なチームの勝ち上がりもあるかもしれません。
いずれにしても、青森山田にドーンとぶつかって行けるところはどこか、
そのあたりに注目していきたいですね。


あまり高校サッカーを見る機会というのも限られますので、
県大会の決勝ぐらいしか見ていませんが、
やはり青森山田が抜けている感じでしょうね。


国立での準決勝は、

大津 vs 流経大柏
帝京長岡 vs 青森山田

と読んでいますが、
果たしてどうなるでしょうか。

熱き戦い、
期待しています。


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