≪第4回WBC1次ラウンド≫ ~東京ドーム~
【B組】
日本 ○ 11-6 ● キューバ
(1勝) (1敗)
サムライジャパン圧勝 松田3ラン 筒香も1号
さあ、WBC開幕しました。
応援モード全開で行きましょう。
第1戦はあのキューバ戦。
近頃めっきりその力を落としたとはいえ、
ワタシなんぞは80年代、90年代のあの強かったキューバの印象が強いので、
侮るなんてとんでもない・・・・・なんて言うココロモチにさせてくれる相手です。
日本の第1戦を任されたのはロッテの石川。
安定感を買われての”開幕投手”だけに、
しっかりとゲームを作ってくれることが期待されました。
しかし初回。
さっそくピンチが訪れましたね。
俊足の1番にボテボテのヒットで出塁を許すと、
2番の何でもないサード頃を松田がエラー。
無死1・2塁となって、
なんとなく嫌な立ち上がりとなりました。
しかしここでチームを救ったのが、
守備のスペシャリスト、菊池でした。
元巨人のセペダの強烈な2塁横のゴロを膝をつきながら好捕すると、
まさに目にもとまらぬ早業でショートに転送。
4-6-3のゲッツーに切って取り、
日本に流れを引き込んでくれました。
本当に『ゲームを救った』ビッグプレーでした。
そしてそんなプレーを”こともなげに”やってくれるこの仕事師は、
やっぱり世界に発信する【ジャパンクオリティー】の代表格。
この日のプレーだけでMLBのスカウトなどは、
『大谷もいいけど、菊池っていうのもいいなあ』
なんて思ったんじゃないでしょうかね。
そしてすぐさまその裏、
メジャーリーガーとしての誇りを強く感じる青木の2塁打から始まり、
主砲・筒香がきっちりとタイムリー。
あっという間に先制して、
強化試合での『ふん詰まり』状態を見事に解消してくれました。
その後追いつかれるものの、
4回に山田の『ホームランのような』2塁打で勝ち越しに成功。
そして5回、松田の3ランなど5点をあげるビッグイニングを作って、
勝負を決めました。
7回には主砲・筒香にも一発が飛び出て、
終わってみれば14安打11点。
見事な初戦快勝となりました。
昨日はキューバのピッチャーの質が高くなかったというのは確かにありましたが、
それを割り引いても、どの選手も気持ちよくバットが振り切れていて、
状態が上がってきているなあという印象を持ちました。
試合としては、
菊池の初回の好プレーと、
青木の初回の2死からの2塁打がポイントになった気がします。
『よっしゃ行ける!』
という気持ちにベンチ全体がなったこの両プレー、
日本の緊張感を解き、
気合いと勇気をもたらしましたね。
さあ、初戦は快勝しました。
しかし勝負はここから。
今日のオーストラリア戦で『日本はレベルが違う』というのを見せつけて、
2次ラウンドへの進出を決めてほしいところです。
どうやらA組は、
アジアのいつものメンバーである韓国、台湾は敗れ去り、
ほぼアメリカでプレーするメンバーで固めたオランダとイスラエルになりそうな気配です。
そうなるとさらに、
守備を含めたプレーの精度が要求される戦いになってきます。
勢いはそのままに、
反省し修正するところはして、
この東京での1次、2次ラウンドを勝ち抜きましょう!!!
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