SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

全滅?

2009年03月26日 | 高校野球

WBCナインの凱旋帰国。
晴れがましいものでした。
すばらしい選手・スタッフに、
もう一度拍手を送ります。


さて、
同時並行で行われている
【春の選抜高校野球】
結果だけは見ていましたが、
ココロは全部WBCに持っていたのであまり気にしていませんでしたが・・・・・。

はたと気づくと、
大変なことになっています。

なにが大変かって?

1回戦で関東勢全滅の危機到来!!!!
ってことです。

戦前から、
今年の関東勢に力がないのはわかっていました。

なぜか強豪がコロコロ敗れた秋の県大会からはじまり、
関東大会でも大型チーム・春化けしそうなチームは敗れ続け、
「いわゆる秋に仕上がりの良さで先行した小粒なチーム」
ばかりが残った感じでした。

明治神宮大会で優勝を飾った慶応にしても、
とても去年のチームをしのぐとは思われなかったというのが、
正直な感想です。

それでも
『一冬越せば』
去年の聖望学園千葉経大付みたいに力を伸ばすチームが見られるか、
と期待していたのですが・・・・。
秋でピークアウトしてしまったチームばかりが選抜出場したようです。

接戦にはなっているが、
『勝てる要素がほとんどない』
接戦ばかり。

内容では完敗、
のケースが多かったと思います。

しかも気質として、
先行されたり競ったゲームにはからっきし弱いのが
【関東気質】
そんな展開ばかりですね。

慶応も、
いかに初戦で緊張感が取れなかったとはいえ、
やはりチーム力自体が【優勝候補】のものでは無かったですね。

戦った開星とは、
10回やっても五分五分ぐらいの勝敗になるぐらい、
力が接近していました。

残りは今日の早稲田実習志野

早稲田実には期待していますが、
今年ピークのチームではない(来年がたぶんチーム力ピーク)ところが気がかり。
強豪天理の容赦ない攻撃を撥ね退けることが出来るのでしょうか。

習志野は、
対戦相手には最も恵まれ、
ベスト8も視野に入っていると思われますが、
接戦で勝ちをつかんでいくチーム。
裏を返せば、
力で突き放すことは出来ないチームです。
相手の力がそんなにないチームでも、
「あわや」
のシーンがあることが予想されます。


万が一両チームが共に敗れた場合、
40年近く高校野球を観戦してきて初めての、

関東勢 全チームが初戦で消える

ということが起こるかもしれません。


まあ、
ある程度は予想されたことでもあります。

実は、
私がかかわっている少年野球の世界では、
全国の大会に行くと、
関東勢は非常に弱い。

他の地域とは比べものになりません。

その相対的な劣勢状況が、
高校レベルでも維持されてしまっているのでは・・・・・
と思われます。

今後もその傾向は続くと思われます。

だからといって、
せっかくこれだけ子供の数がいる関東地域で、
好き好んで他地域から【野球留学】させるのもなあ。

野球にしても、
サッカーにしても、
地域の格差はほとんどなくなったということですよ。

数が多いからって、
優位を保てるわけではないということ。
これだけは言えますね。

 


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