まさかこんな日が、
来るとは思いませんでした。
テニスの全米オープン準決勝。
我が日本のエース・錦織圭が、
第1シードのジョコビッチを堂々と振り切り、
見事に決勝に進出。
日本のテニス関係者のだれもが夢想だにしなかった、
『日本人選手のグランドスラム大会制覇』
がまさに今、
手に届くところまでやってまいりました。
錦織のプレーは、
この日もまさに”超絶”。
堂々とした、
力には力で勝負しての、
見事なものでした。
彼はこの大会で、
計り知れない自信を得たようで、
プレーぶりに全くの”ブレ”がありません。
『勝つべくして勝った』
そんな感じの粘りと安定感と爆発力と。
見事としか言いようのない戦いぶりでした。
長くテニスを見続けてきて、
まさかこんな日本人プレーヤーが出現するとは。。。。。。
感慨無量とはまさにこのことですね。
我々がテニスを見始めてたころ、
世界のトップはローズウォールから、コナーズ・ボルグ・マッケンローの時代へと移ってきたところでした。
華麗にして苛烈なる世界トップのプレーヤーたちを見た後、
失礼ながら日本のトップの坂井、神和住、福井選手らのプレーを見ると、
『同じ競技というよりも、似て非なるもの』
のような感覚を受けていました。
テニス少年の誰もが、
日本人選手のグランドスラム大会での活躍など思ってもいない、
そんな時代でした。
たまに世界のトップが日本の大会に出てくると、
日本のトッププロたちは、
さして本気とも思えない彼らに、
6-0か6-1ぐらいで、
軽く圧倒されていました。
その試合を見ている観客たちは、
世界のトップのプレーヤーのプレーに対して、
『ほ~』とか『すげ~』とか、
感嘆の声こそ挙げていましたが、
日本の選手が対等にやれているなんて思ってもいませんでしたね。
その会場の空気感が、
すでに『公式試合』の雰囲気ではありませんでした。
そんなことを思うと、
錦織選手のプレーは、
隔世の感があるというよりも、
ただただ『日本にもこんなプレーヤーが現れた!!』という、
驚きと嬉しさしかありません。
決勝も、
錦織らしいキレキレのプレーで、
いっちょ世界の頂点、
極めちゃってください!!
明日の決勝。
朝6時からだそうですが、
先のサッカーW杯よりも、
国民的行事にしてほしいなあ・・・・・・
なんて思います。
頑張れ!!錦織!!
頂点はすぐそこだ!!!!!
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